平日午後5時…それは、アリアナがミスター・パーフェクトの異名をもつ弁護士グラントとふたりきりになる時間――。アリアナは双子を妊娠中に婚約者に逃げられてしまい、勤め先の顧問弁護士であるグラントに相談した。身重の自分を気遣って送り迎えまでしてくれる彼に好意を抱くものの、それ以上の想いは許されるはずもない。一方でグラントはアリアナの弁護を完璧にこなすつもりが、彼女の優しさにいつしか心惹かれはじめて…。結ばれがたいふたりの恋の行方は――!?
「僕たちは家族になるんだ」親を亡くしひとりぼっちのキャスリンに14歳年上のブレイクはやさしく告げた。あれから10年…義兄ブレイクの過保護さにキャスリンはうんざりしていた。好きな服を着ればセクシーすぎると咎められ、男女交際なんてもってのほか。私はもう20歳、子供じゃないのよ! 反発したキャスリンはブレイクを見返そうとパーティーの日、美しく変身してみせた。ところがブレイクは「僕が手を出さないと思っているのか?」と唇を奪ってきて…!?
毎月厳選したタイトルをまとめてお得にお楽しみいただけるハーレクインコミックスのセットです。「エスメラルダの初恋」「借りもののハート」の2話をまとめて収録。
ヒロインがデザイナーの作品をまとめたハーレクインコミックスのセットです。いきいきと自分らしく働くヒロインの前に現れたのはとってもセクシーな男性で…!? 「偽りの仮面」「雪原のウエディングドレス」「指輪が語る真実」の3巻をまとめて収録。
経営するホテルを不当に買収されようとしている父を助けるために、ロンドンへ 向かうナタリー。豪華なオフィスでナタリー親子を出迎えた買収相手の冷酷な大富豪を見たとたん、ナタリーは呆然とした。ルドが、なぜここにいるの? 彼は昨日、列車内で切符をなくして困っているナタリーを助けてくれた相手だったのだ。あの優しさは私をだますための罠だったの? しかも彼は驚くべき取引条件を持ちだした。2週間婚約者のふりをすれば、買収金額を増額すると言いだし…。
バージニアは親に先立たれ、妹ふたりを育てながら調理師学校に通う苦学生。財布を拾った彼女が持ち主に連絡すると、お礼がしたいとの申し出があった。それは500ドルか魔法のランプだという。魔法のランプなんて夢のような贈り物、だけど、そんなのお伽噺だわ。財布の持ち主の息子と待ち合わせした彼女は、現れたハンサムなワイルダーに目を奪われた。コンピューター会社の若き社長だという彼はあまりに素敵で…。ランプを選んだらもう1度、彼に会わせてくれますか?
シャンテイン国のティナ王女は、訪米中に仮面舞踏会で、運命の男性とめぐり遭う。彼は、男性に言いよられ困っていたところを助けてくれたのだ。「次は僕と踊る約束だろう?」セクシーな声の持ち主の彼の名はザック。その夜、仮面をはずした彼は蜜のように甘く彼女を誘惑し、ティナは彼の腕のなかでつかの間の恋心を叶えた。生きる世界の違う、この先2度と会うこともない彼と一瞬の恋。けれど2か月後、ティナは予想外の事態に直面する。まさか妊娠するなんて…。
イタリア旅行中にソニアは運命的な出会いを果たし、知りあったばかりの美しい青年フランチェスコと2日後には結婚を決めていた。胸躍る街、水の都ベネチアで魔法のような恋に落ち、ふたりは幸せに暮らすはずだった。けれど、彼女はすぐに故郷へ逃げ帰ってしまう。言葉や習慣の違いもあったが、天涯孤独だったソニアは、温かな夫の一族の気遣いによって逆に孤独へと追いつめられたのだ。迎えに来た夫も拒絶し、とうとうふたりの結論は別れしかないと思われたが…?
若き大富豪ウィンの家政婦に雇われたカーリーン。彼は、面接では妻の座を狙うなと言ったくせに、すぐに熱っぽく誘いをかけてきた。将来は約束しないと言いながら、ベッドは共有しようとするセクシーな彼。戸惑いながらも、カーリーンは強烈に惹きつけられていく。ある夜、ふたりは一線を超えそうになるが、直前で彼女はストップをかけてしまった。もったいぶっているのかと問う彼に、カーリーンは震えながら告げた。「信じられないかもしれないけど、ヴァージンなの」
インテリア・デザイナーのケイトは、仕事先の邸宅である男性と出会った。シチリア名家の御曹司、ジョヴァンニ・カルヴェッリだ。傲慢で冷たい雰囲気を漂わせた彼に反発を覚えたのに、なぜか彼の放つ強烈な男らしさに目が釘付けになり、ケイトはうろたえてしまった。でも、億万長者の彼と会うことは2度とないと思ったのに、数時間後、忘れ物を届けに彼が自宅へ来てくれて、言い放った。「僕に興味があるんだろう?隠さなくてもいい。僕もなんだ…」と。
付き添い看護婦として大富豪の主人の最期を看取ったエマに、驚愕の知らせがもたらされた。故人の不動産の半分と莫大な年金がエマに遺贈されるという。ただし、故人と疎遠だった息子のラファエロと結婚して、1年以上継続することが条件だった…。「父のベッドに忍びこんで、ひと儲け企んだわけか」とラファエロはエマを罵倒し軽蔑したが、なぜか遺書どおりに結婚することを強要した。イタリア、コモ湖畔の美しい邸宅を舞台に、偽りの結婚生活が始まろうとしていた!
看護師ナタリーは、倒れた父親の代わりにパーマー製薬会社を経営せざるをえなくなった。彼女とともに国際支援組織で働いていた医師のラファティは、彼女が金もうけに走ったと誤解し、会社に押しかけ彼女を責めたて、組織に戻るよう説得した。彼は私を有能な看護師としてしか必要としていない。私はひとりの女としてラファティに求められたいのに!ナタリーは自分の思いを伝えるために、ある重要な提案をした。「1か月間、そばにいて私の仕事を見ていて!」