美しく奔放な姉の身代わりとして、カッシアはギリシアの海運王ダーメンに嫁ぐはめに。家族にすら地味で変わり者と疎まれるカッシアが、魅力的な彼に受け入れられるはずもない。でも、拒絶されたら一族の経営する海運会社が立ち行かなくなる。必死でダーメンを誘惑しようと、付け焼き刃の誘惑のテクニックを駆使するものの、彼の心に響いていないのは明らかだ。とまどうカッシア。その動きを、突然ダーメンが力ずくで封じる。次の瞬間、彼は思いがけない行動に出た!
ある大富豪の看護の仕事をしているボニー。彼から、かつてひどい仕打ちをして捨てた息子ディミトリとの仲をとりもってほしいと頼まれる。息子は今ではギリシア有数の実業家となって父親の会社を買収し、窮地に陥らせているらしい。実の父親に復讐なんて間違っているわ! 同情した彼女は地中海の島に赴く。そこで出会った美しい男性と情熱的な恋に落ちるが、彼の正体こそ探しているディミトリで、ボニーのことを父親の愛人だと誤解していることなど知る由もなく…!?
秘書アリスのボスは、完璧な大富豪ガブリエル。典型的な仕事人間だけど、セクシーな容姿はプレイボーイの名にふさわしい。地味なアリスなど眼中になさそうだから、むしろ安心だ。アリスには家庭の事情があり、恋などする暇はない。一方、仕事熱心なのに週末は休日出勤に応じないアリスに、ガブリエルは興味をそそられた。恋人でもいるのだろうか。お互いに関心を抱きながら水と油のままのふたりがパリへ出張することに。そして思いがけない状況から急接近して…?
「さあ、凛。調教をはじめよう」私、木崎凛はきょう、超ドS婚約者の奴隷になりました――。実家の窮地を救うため宗形蒼馬と婚約し奴隷契約をした凛。今すぐこの男から逃げだしたいのに毎晩、彼の大きな手で淫らになっていく…。まるで魔力をもつような蒼馬さんの視線やじらすような蕩ける愛撫で、からだも意志も彼に支配されてしまい…!?はじめての快感を与えられるたび絶頂が止まらない…―ッ。
シチリア島の大富豪の別荘で家政婦として働くエマのもとに、ある夜、雇い主のラレンツォが予告もなくやってきた。げっそりとやつれ、深く心を悩ませている彼を慰めたい一心で、エマは情熱のままにラレンツォと一夜をともにする。ところが翌朝、警官たちに突然踏み込まれ、彼女は凍りついた。連行された彼は、やがて重い判決を受ける――。その時、すでにエマのおなかには彼の子どもが宿っていた。この子が父親と会うことは叶わない。そう思っていたのに……!?
“30歳の誕生日までに勤勉な労働者の男性と結婚しなければ、遺産はすべて慈善団体に寄付することとする”――資産家の家に生まれたコートニーは、父のこの無謀な遺言に悩まされていた。誕生日まであと1か月…追い詰められた彼女は、ゲストハウスの改修に来ていたたくましい男性ジョンに声をかける。「結婚してくれたら、20万ドルあげるわ」――ジョンはお金で人を買うような彼女に屈辱を覚えたが、娘の手術費のために承諾し、ふたりは偽りの結婚生活を始め…!?
ハンナの住む小さな町のホテルに、見知らぬ男性客が訪れた。田舎町によそ者は珍しい。威圧的な雰囲気の客マシュー・グレインジャーは、到着早々ホテルの部屋にクレームをつけてきた。なんて横柄な人なの。それに、なんのためにこの町にやって来たのかしら。不審を抱きながらも、黒髪の精悍な容貌と強い輝きを放つ瞳が忘れられない。ハンナはこれまで1度も男性に惹かれたことはなかった。なのに初めて興味をもった相手が、正体不明のあんなに感じが悪い人だなんて!
カミはイベントコーディネーターに抜擢され有頂天だったが、初仕事には失敗も重なった。そんな彼女をさりげなくフォローしてくれたのが、今回の仕事のパートナーで男らしくハンサムなデューク。寡黙でそっけないのに、必要なときには必ず支えてくれる頼りがいのある彼に、カミは惹かれていく。ところがデュークはかたくなに心を閉ざしたままだった。その秘密に触れ、孤独に切り刻まれた彼の絶望の深さを知ったとき、カミは誓った――私が彼を幸せにしてあげるのよ!
リディアは秘書募集の面接を受けた。社長のウルフは息をのむほどハンサムだが、とんでもない暴君だった。こんな人の下では私はとても働けない。ところが提示されたサラリーを見て、何がなんでもこの仕事を手に入れたいと思った。お金が必要なのだ。かわいい娘ハナのために! ウルフが求めるのは、機械のように仕事をこなし、彼に恋心を絶対に抱かない秘書。ミセスである私ならその条件にすべてあてはまる。たったひとつ、大きな嘘をつかなければならないけれど…。
ギリシア大富豪のひとり娘アルテアは、その美貌でタブロイド紙をにぎわしている。しかし、心の奥底に誰にも伝えられない秘密をもっていた。そんなある日、パーティーで力強い自信にあふれた男性ディモスと知りあう。彼もどうせ私の表面しか見ずに去っていくのよ。そう思っていた彼女にディモスは強引に近づき、彼女の父親と結託して契約結婚を迫ってくる。愛のない結婚なんて好都合だと思っていたが、彼にふれられると肌が熱く燃え、心がむきだしにされるようで…!?
リーヴァはインテリアデザイナーとして初の大仕事に興奮していた。しかも依頼人は直接彼女を指名してきたという。しかし、打ち合わせに現れたのは悪魔的な魅力のダミアーノ。彼はかつて彼女が初めて愛した億万長者だった。純潔を捧げた夜、彼は冷徹に「君たち親子は財産目当ての嘘つきだ」と言い放った。愛の言葉はすべて偽りで、彼の叔父と恋に落ちたリーヴァの母親を怪しみ、素姓を調べるため近づいてきたのだ。彼に陥れられなければ母は死ぬことなかったのに。
毎月厳選したタイトルをまとめてお得にお楽しみいただけるハーレクインコミックスのセットです。「雪解けのキス」「ミスター・トラブル」の2話をまとめて収録。
「これ以上のこともしてほしいのか?」彼の舌がからみつき、甘いなにかがあたしのからだをしびれさせ、とかしていく……。幼いころ彼とした約束を果たすため、キスをするようになった。彼がキスをしてくるたびにからだがほてるけれど、それ以上彼はあたしをほしがらない。友だちには「はっきりいってセフレ以下ね」なんていわれちゃうし…ただ彼の視線だけでひきよせられ、なにかがざわめくのは私だけなの…?――表題作の他『オレ様幼なじみの強引な愛撫』『お譲様はえっちがしたい! 私だけを感じて…』『官能小説家は過激に甘く責める』を収録しています。重複購入にご注意ください。
毎月厳選したタイトルをまとめてお得にお楽しみいただけるハーレクインコミックスのセットです。「ナニーの恋人宣言」「背徳のささやき」「天使の裏切り」「魔法じかけの永遠」「エンジェル・キス」「レディは泣かない(お試し版)」の6話をまとめて収録。
「本のとおりにしてほしいんだろ?」大好きな彼から、からだがとろとろに溶けるような愛撫をされて――。イトコの廉は官能小説家。彼に女として見てほしいのに、素直に口に出せないまま、差し入れを持っていったり家政婦みたいな立ち位置でいる。そんな自分の立ち位置に不安を抱え、廉の新作を読みながらひとりえっちをしていたら、彼に見られちゃって……!?
「教えてさしあげましょうか? あなたがどれだけ子どもかということを」私のお目付け役・黒瀬。彼は昨日、助手席の私を力強く抱き、強引にキスをした。そして今日も、車は人気のない場所に停められ、胸をはだけられ乳首を吸われる…「こんなに濡らして……はしたない」そのまま彼は私のあそこに指を2本つきたて、ぐちゅぐちゅとなかをかき回して――?
ベランダでビキニを着たままカレに犯される私…「他の男に見られたいんだろ」って誤解されちゃった!? 奥手なカレをその気にさせようと、水着を必死に選んでたんだけど、カレはキョーミないみたい。冗談でキワどいマイクロビキニを選んだら、カレに買われちゃった!! 家で着てみたけど、裸よりHだよ、これ…そのビキニ姿を見たカレが急に!?
「気づかれたくなかったら、声を殺して」あたし、竜野結はヤクザ組長の孫娘。ボディガードの、八坂伊織は恋人なの。ふたりで料理をしていたと思ったら、調理台に押し倒された! 下着の上からなでられただけで、私はとろとろ。たくさんの蜜がしたたって、伊織の手を濡らしてる……私が濡らした彼の指が、私のナカに挿入ってきて……? 今にも誰か入ってくるかもしれないのに、こんなところでイカされちゃう――!
【この作品は同タイトルの合冊版です】「気づかれたくなかったら、声を殺して」あたし、竜野結はヤクザ組長の孫娘。ボディガードの、八坂伊織は恋人なの。ふたりで料理をしていたと思ったら、調理台に押し倒された! 下着の上からなでられただけで、私はとろとろ。たくさんの蜜がしたたって、伊織の手を濡らしてる……私が濡らした彼の指が、私のナカに挿入ってきて……? 今にも誰か入ってくるかもしれないのに、こんなところでイカされちゃう――!
あのころと同じキレイな瞳で見つめられ、あたしを濡らすためだけにからだ中を這う彼の指は、あつくてやさしくて――。幼なじみの海都はいわゆる「オレ様」。いつも女の子をつれているくらいよくモテる。ちょっとしたいい合いから、彼とお試しでデートしてみることにしたんだけど、食事はラーメン屋で、見る映画はじゃんけんで決めて…これ、全然つき合ってる感じじゃないよね!?
「これ以上のこともしてほしいのか?」彼の舌がからみつき、甘いなにかがあたしのからだをしびれさせ、とかしていく……。幼いころ彼とした約束を果たすため、キスをするようになった。彼がキスをしてくるたびにからだがほてるけれど、それ以上彼はあたしをほしがらない。友だちには「はっきりいってセフレ以下ね」なんていわれちゃうし…ただ彼の視線だけでひきよせられ、なにかがざわめくのは私だけなの…?
「したいんやろ……? あのとき見たようなこと」「やらしい子やなあ…」子供のころに出会った、銀の髪の美しい男性。成長した今でも、思い出すと未だにドキドキする。彼に出会った洋館の前を再び通りかかったとき、そこには十年前と変わらない若いままの彼の姿が!? 自らを吸血鬼と名乗る彼に、服をはぎとられて、口を吸われる。ついに下着もとられて……彼にふれられたところから、熱くて、あふれて、おかしくなる――!?