いつくしみの視野 全盲ママの愛と感動の育児記録
先天性の緑内障で完全失明した由布子は、視覚障害を持つ夫・良平と共に幸せに暮らしていた。ある日、妊娠が発覚し心から喜ぶ由布子だったが、目が見えない自分にとっての“これからの未来”を考え不安に襲われる――…。妊娠、出産、そして真っ暗闇の中での育児…。何もかもが手探りの中、懸命にがんばる由布子だったが、成長し動き回る我が子を不注意から危険にさらしてしまい、自分を責める。しかし、息子への深い愛情を糧に、目が見えなくとも視覚以外を駆使し乗り切ろうと頑張る由布子は、少しずつ育児と向き合っていく――…。
漫画 もう「いい人」になるのはやめなさい!
たった一度きりの人生――他人を気にして生きるか? 自分の人生を全うするか? 「普通のいい人」をやめるだけで、人生が劇的に変わる。世間に広まっているルールや常識に縛られるな! 自分の人生を取り戻せ!
さよならバイバイ、大好きだったよ。
瞬く間に駆け抜けた、一度きりの季節。先生に想い焦がれる葉子、その葉子に片想いするマッシュ、少年少女たちの切ない気持ちが交錯する恋愛物語。衝撃作『殺さない彼と死なない彼女』でデビューした世紀末の第2弾。「今何考えてる?」「両思いだね!」「会いたい」「言えない……」「バカ!」「先生、ありがとう」初めての恋、無数の言葉、一度きりの日々。少年少女は恋と友情に迷い、傷つきながらも駆け抜けてゆく。衝撃のデビュー作『殺さない彼と死なない彼女』で話題を呼んだWebマンガ界の新星・世紀末の第2弾となる青春群像劇。Twitterで発表した数々の作品に新規エピソードを加えて再構成、全ページを描き下ろした作品です。ファンの声に応えて、待望の書籍化!
告白はエンドロールの後に
両親の顔を知らずに独りで生きてきたシエナ。ある日、彼女の前に映画配給会社のCEO・グリフィスが現れ、有名映画監督の娘であることと、遺言書により映画の相続権利があることを告げられる。突然のことに反発するシエナだったが、優しい瞳で応えかける彼に、徐々に惹かれ始めていき―――
[東日本大震災ドキュメンタリー]ありがとう。
震災直後に100名を超える被災者を受け入れた町。その現場で生まれた、心を震わす人々の“優しさ”とは…!? 福島県飯坂町。古くから温泉街として知られるこの町の高校が、震災直後、被災者を受け入れることになった。町内会の副会長・紺野勤は、県立高校の校長・教頭と連携を取って受け入れの準備を進めることになるが…。南相馬市、浪江町、双葉町他、から100名を超える被災者が続々と集まる緊急事態に、現場は逼迫した状態が続く。そんな中、徐々に人々の中に秩序が生まれ始め…!?
[東日本大震災ドキュメンタリー]この町で生きていく
震災直後の被災地で奮闘した人々を、くりた陸が現場で取材してありのままを描いた感動の実話2編。「思い出写真」宮城県石巻市。震災の津波で流された写真の数、80万枚。どんなに大変でも、写真を持ち主に返したいと立ち上がった人々の姿を、くりた陸が現地取材した長編ノンフィクション。 「この町で生きていく」福島県南相馬市。震災で甚大な被害を受けた町の人口流出が止まらない。そんな中で心療内科クリニックを営む夫婦が下した決断とは…!?
ネコと颯太と朝ごはん
今日も寝坊の颯太、朝から怒っている母ちゃん、マイペースな父ちゃん、そしてちょっと天然な妹。いつもの騒がしい朝ごはんの時間。家族で営む小さなコンビニの前、段ボール箱に群がるカラスの群れが……。そこで襲われていたのは一匹の捨て猫だった――。
こちら、あたためますか?
見知らぬ二人が出会い、心が触れ合った瞬間を、それぞれの立場から描く新感覚ショートストーリー。舞台は郊外にあるコンビニ(ローソン)。さまざまな人たちが行き交うこの店で、毎回一人にスポットライトを当て、日常の中で「小さく気持ちが動く」瞬間を切り取っていくハートフル・オムニバスコミック。登場人物は、同じローソンに立ち寄る客や、この店の店員。店で起きたちょっとした出来事を、それぞれの立場から心情を描いていく。ほんの些細な出来事、ほんの少しの会話、ほんの一瞬の心の交流…が、それぞれの心に灯をともす。各話の中で、ちょこっと見切れていた人物が、次の回では主人公として登場したり、他の回で主人公だった人物が、さりげなく他の回の背景に出ていたり…と、様々な工夫がされた構成も魅力の一つ。主人公となるのは、ローソン店員、彼氏に振られた会社員女性、目標を見失いつつあるフリーター、部活を頑張る女子高生、赤ちゃんを抱えた新米ママ、奥さんを亡くした老人…など様々。最終話では、第1話と第2話で主人公として登場した男女が再登場。