遥かなるマナーバトル

読まないのはマナー違反です

遥かなるマナーバトル
野愛
野愛
1年以上前

ほんの小さなマナー違反によって命を落とした父の仇をとるべく、この社会のマナーごと変えてやる!! ヤクザの叔父のもとでマナーを学び、世界最強のマナー講師を決めるマナーバトルで優勝するため、笹木真那は立ち上がる!! もうこの設定だけで大勝利。 めちゃくちゃ馬鹿馬鹿しいことをやってるのに、ちゃんと手に汗握る熱いバトルに仕上がってるのが最高です。ちゃんと命懸けなのが面白いです。 まじでマナー講師集めて競技化してほしいですね、ブレイキングダウンみたいな感じで。 途中で読むのをやめたらマナー違反だと思うので今後も読み続けたいと思います。 もし打ち切りになったらマナー違反だと思うので編集部に抗議したいと思います。

人間不信の冒険者たちが世界を救うようです

正直ラノベ版の方が好きだが

人間不信の冒険者たちが世界を救うようです
ピサ朗
ピサ朗
1年以上前

美麗な絵が付くとやはり読みやすいし、短くされているとはいえ冒険者たちのダメダメな表情が実に愛おしい。 ストーリーを言うと中堅どころの冒険者PTに所属していたニックだが、細々とした裏方仕事をウザがられて追放されて…といういわゆるなろうの「追放物」のテンプレっぽく、実際なろう版も存在するのだが この作品の実に面白い所は、そうして身を堕としたダメ人間描写が一々説得力と生命力にあふれまくっている所。 メンバーが落ち込んだ時に出会ってしまった趣味がアイドルオタク、キャバクラ好き、賭博好き、食い歩きなのだが、小説版ではここがまあ実に生き生きとしたダメな趣味に出会ったダメ人間を軽妙な筆致で描いていて、感心した物。 漫画版ではこの部分が、主人公ニックのアイドルオタクになる部分しか描かれていないが、実に残念。 とはいえ人間不信なりに仲間との絆を作っていく姿、その為のルール作りなどは所謂ぼっちの人には中々共感できそうな部分も有り、何だかんだ仕事と生活が充実して、現実から逃げるようにハマったダメな趣味が、健やかに自分の生きがいとなる健全な趣味になっていく様なども中々読ませてくれる。 戦闘部分は小説版ではそれ程しっかり読んでいなかったのだが、作画担当の絵が上手いのでここも楽しめる物になっていて、コレは漫画版ならではの利点と言える。 タイトルからするとこの後は大きなヤマにぶち当たるのだろうが、なろう版を読んでも世界を救うのはだいぶ先になりそうである。

へんだな恋かな

あまりにも良すぎる空気感…! #読切応援

へんだな恋かな
たか
たか
1年以上前

一体なんだこれは…!?才能の塊か…!?「沙村広明特別賞」も納得の読切でした。 読切でありながら短編集形式というか、読切が5つのお話で構成されていたのがすごかった。もうそこからしてすごい。 1本目のお話は読者にとっては『へんだな恋かな』というタイトルだけが手がかりで、状況を探り探り読んでいってだんだん状況が掴めてくる……という、言葉による説明でない映像的な見せ方がされていてお洒落だなと思いました。 10代の感情の動きに焦点を当てながらクスッと笑えるユーモアもあり、それらが線の細いタッチで柔らかく描かれている。 なんというか往年の名作少女マンガの風格を感じました。 これが四季賞(しんじんしょう)応募作品とか信じられない。 保川ガチ勢・折金が「2組の三好」の唇を奪いにいったところが最高でした。恋に一途なクレイジーサイコは可愛い。報われてくれ…! 超大型新人・はちヨシミ先生のますますのご活躍を楽しみにしています!!講談社は早くこれを短編集などに収録して出版してください。お願いします…!

夜を超える

やまじえびね先生の初期作品

夜を超える
かしこ
かしこ
1年以上前

やまじえびね先生の初期作品が多く収録されてました。ちなみにデビューはLaLaだったそうですが、その後フィールヤングでも描かれるようになったとのこと。絵の拙さはあるけどテーマのようなものは当時から今も変わってないように感じました。お互いに近親相姦の経験がある男女が恋人になろうとする「いちご」という話が一番好きでした。

ふたりぼっちのオタサーの姫

部員が二人しかいないオタサーで姫になれるのか!?

ふたりぼっちのオタサーの姫
名無し
1年以上前

オタサーの姫になってちやほやされたい!という欲求が激しいのに姫になりきれなくて、絶妙に控えめなところがなんともいえなく健気な、新しいヒロインですね。 結局、唯一の部員に「オタサーはオタサーですぞ」と言われる何のオタサーかわからないオタサーに入ってしまったけど、いつかは念願の姫になれるのか。最後まで見守りたい。

ギャルとぼっち

林原さんのニコニコに元気もらえるのでは。

ギャルとぼっち
Pom
Pom
1年以上前

毎度青春漫画を読むと思うことですが思い返すとあの頃の出来事は人生のほんの一部なんだなぁと思うけど、その時は一生懸命楽しんで沢山悩んで生きていた気がする。 とっても懐かしい気持ちになりました。 そして、漫画からですがギャル林原さんのかなりのエネルギッシュさに元気をもらえる。 前向きに捉える心、見習いたいものです。

ご指名No.1が俺を抱きたいにも程がある!

おじいさん未来の私か??

ご指名No.1が俺を抱きたいにも程がある!
Nano
Nano
1年以上前

女性向け風俗のNo.1とNo.2の恵と怜。 彼ら二人を指名したのは男!? 高額な報酬に釣られホテルに向かうと、なんと指名してきたのはおじいさんで、てっきり3Pかと思いきや恵と怜の二人でしてほしいと言われ!? 店の信頼にも関わるし男同士でなんて…それもライバルの恵と…そう考えた怜は「先にイかせた方が報酬全額」と言い出し、恵を抱こうとする。 しかし恵の手つきがいやらしく、どんどん彼のペースにのまれてしまい…。 めちゃくちゃえっちなんだけどそれよりも先に「おじいさんすげえ」が出てきた。一流ホテルのスイート取って風俗キャストのイケメン二人にヤってもらって、欲を満たす…腐女子が絶対に1度は考えたことあるやつやん…!!年取って金と時間に余裕出来たらやりてえやつじゃん…!!と夢溢れる(?)話です。 恵に押され気味の怜が可愛い!!二人ともめちゃくちゃえっちで可愛いです。絵も好きなので他作品も気になるところ。見かけたら買いですね。

ドープマン

俺が俺を撃つんだよ!バチボコにお洒落でドープな麻薬バトル・アクション!

ドープマン
名無し
1年以上前

メチャクチャ絵がスタイリッシュで綺麗!あと見せ場の構図がいちいちかっこいい。 「ドープマン」という麻薬によって超能力を得た犯罪者を狩る、ドープマンによって構成された麻薬取締部のバディたちの物語。 https://kuragebunch.com/episode/3269754496828853428 ……この設定だけ見るとアノ作品が頭に浮かんで来ますが、超画力とか癖の強いセリフとか格好良い構図とか個性がばっちりあるので類似性が引っかかったりはしなかったです。 まあ無料で読める2話までしか読んでないんですけど。 良い新刊を見つけて嬉しい〜。

三年坂

三年以内に死ぬ?青春!ときめき!ガールミーツガール!

三年坂
吉川きっちょむ(芸人)
吉川きっちょむ(芸人)
1年以上前

すっっっごくよかったです!! 田舎の小学校と敷地も同じ中学校の入学式の帰り道。 場所もメンツも何も変わり映えなんかしないと思っていた千亜樹(ちあき)だが、東京からの転入生・渡会百花(わたらいももか)との出会いで彼女の世界は一変する。 三年坂で転ぶと三年以内に死んでしまう、そういった迷信を馬鹿にした百花に腹が立った同級生の女の子たちは、三年坂で突き飛ばしてしまう。 それを目撃した千亜樹は自ら転び、日常に大変化をもたらした百花と仲良くなることに! そして百花にも思うところがあり…。 https://comic-walker.com/contents/detail/KDCW_CB01203254010000_68/ 「中学生」という子どもから大人への変化が大きい年代に出会った二人がとってもいいです…! ともに三年坂で転び、三年以内に死ぬ運命を共にする二人となる連帯もたまりませんし、伝わる想い、それぞれに思い描く未来。 迷信を「信じない」から、「いっそ信じたい」に転換する気持ちを考えると胸が締め付けられます。

週刊少年マガジン

『少年マガジン』の50年を辿る書籍が発売

週刊少年マガジン
名無し
1年以上前

『週刊少年マガジン』の50年を辿る書籍『「週刊少年マガジン」はどのようにマンガの歴史を築き上げてきたのか? 1959-2009』が、7月21日(木)に星海社より刊行される。 『週刊少年サンデー』との創刊レース、その後業界に参戦した『週刊少年ジャンプ』との熾烈な争いなどを、当事者たちへのインタビューで紐解く。 「週刊少年マガジン」はどのようにマンガの歴史を築き上げてきたのか? 1959-2009 (星海社 e-SHINSHO) https://kai-you.net/article/84033 https://www.amazon.co.jp/dp/B0B5TRDQPG

スーパーの裏でヤニ吸うふたり

こういう関係もいいね#1巻応援

スーパーの裏でヤニ吸うふたり
六文銭
六文銭
11ヶ月前

主人公はブラック企業の社畜中年・佐々木。 日々の癒やしは仕事帰りに立ち寄るスーパーの女性店員山田さん。 ある日、いつもの通りスーパーにいくも山田さんはおらず意気消沈。 タバコを吸おうにも喫煙所がない。 そんな中、「ここなら吸える」と従業員専用の喫煙所を案内する、少しイカツイ謎の女性・田山。 そんな感じで、佐々木と田山のタバコを吸いながらの交流がはじまるという展開。 察しの良い人はわかると思うが、佐々木の癒やしである山田さんとこの田山は同一人物。 ただ、佐々木だけはそれに気づいていない。 まぁ、ツッコミどころはさておき、この二人の関係がなんかいいなぁと思いました。 喫煙所というゆるい関係のゆるいやり取りもさることながら、正体は佐々木の想い人という仕掛けが良い感じでストーリーにメリハリをつくって、普通の日常系にはない面白さがありました。 いつもニコニコの山田さんの本性が、ちょっとヤンキー入っている田山なのもいいです。 こういうタバコミュニケーションが、減ってきましたよね。 喫煙所も、どんどんなくっていくし。 時代と逆行しているかもですが、こういう関係も改めていいなと思いました。

タヌキツネのゴン

これは泣いちゃうやつだ

タヌキツネのゴン
野愛
野愛
1年以上前

なんだこれ泣いちゃうやつだ…!!もっとドタバタギャグ的なものを想像して読んだら、あまりにもあったかいホームドラマがそこにありました。 タヌキのパパとキツネのママの間に生まれたタヌキツネのゴン。 覚えたてのへんげのじゅつをパパに披露したり、お姉ちゃんが作ったクッキーを食べたり、何気ない日常の中に優しさと寂しさと愛情がたっぷり詰まっています。 ゴンは優しくていい子ですね!センねえちゃんとキコネエも素敵な子ですね!と今すぐママに伝えたいです。 これからゴンが学校に行くようになったら、悩んだり傷ついたりしてしまうんだろうか…と今から心配です。 どうかこのまま幸せでいてね優しいままでいてね!と願いながら、ゴンの成長を見守りたいと思います。

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