東京ふたり暮らし

上京したてのカップルの日常は驚きと楽しさに満ちている #1巻応援

東京ふたり暮らし
sogor25
sogor25
1年以上前

この作品は、徳島から東京に一緒に引っ越してきた、ユウとサチというカップルの上京生活を描く作品です。 ずっと徳島で暮らしていた2人は初めての東京に戸惑いも見せるのですが、その戸惑いすらも面白がりながら、少しずつ東京での生活に馴染んでいきます。 基本的には仲良しだけど考え方はちょっと違うところも見える、でもそれも全部ひっくるめて楽しんでいる、そんな2人の日常はとにかく心地良くて、この2人の生活をずっと眺めていたくなる、そんな作品です! 1巻まで読了

メイド拾った

貧乏高校生と謎のヒゲ面メイドから物語はおかしな方向へ… #1巻応援

メイド拾った
sogor25
sogor25
1年以上前

両親を早くに亡くし、薫と舞子という双子の弟妹の面倒を見ながら、父親が作った借金をバイト代で返すという生活を送る高校生の藤本凛太郎。 彼はある日、家の前のゴミ捨て場にメイド服姿の男が倒れているのを見かけます。 その男・百合川誠のことを不審者だと思い避けようとした凛太郎でしたが、何故か誠に気に入られてしまい、双子の弟妹も誠に懐いてしまったために、凛太郎は誠をメイドとして家に住まわせることになってしまいます。 そんな彼らが繰り広げるドタバタコメディが展開されるのかと思いきや、物語が進むにつれて、誠の過去や藤本家の家庭の事情など、シリアスな展開が所々に差し込まれていきます この作品は最初の楽しい雰囲気でテンポよく読み進んでいくと、気付いたら登場人物の背景にあるストーリーに惹き込まれている、そんな不思議な魅力のある作品です。 1巻まで読了

ようきなやつら

妖怪達から学ぶ人間の為の社会派漫画

ようきなやつら
かしこ
かしこ
1年以上前

web掲載時にも読んでいましたが、単行本でまとめて読むとまた違う印象になるなと思いました。岡田索雲さんってギャグも面白いけど、社会派な一面もあるんですね。性加害や人種差別などの問題も茶化すことなく真面目に捉えてるんだけど、漫画としての面白みは損なわれてなくてすごい。そのさじ加減ってすごく難しいと思うんですが、あとがきを読むとその点については考え抜いて描かれているそうで、お人柄にも好感を持ちました。 web未掲載の短編「ようきなやつら」は精神病院が舞台なんですけど、背景にひっそりとサトリくんのお見舞いに先生がとらやの紙袋を持ってやって来てる描写があるのを見つけました。サトリくん早くそいつから逃げて…

キルミーベイベー

殺し屋JKギャグ4コマ

キルミーベイベー
Nano
Nano
1年以上前

アニメ10年前ってマジ!? 当時めちゃくちゃ好きだった。ソーニャちゃんが可愛すぎる。 そして中毒性の高いOPED。毎週楽しみだったな。 単行本は付録がなんかいっぱいついてて楽しいし、可愛い絵柄で殺し屋で、4コマで読みやすくて、やすなのアホっぷりが心地よくてページをどんどんめくってしまう。 頭使わずにするする読めるのでオススメ。

熱帯魚は雪に焦がれる

孤独の岩屋を抜け出して

熱帯魚は雪に焦がれる
野愛
野愛
1年以上前

父と離れ、東京から愛媛に引っ越してきた転校生の小夏。 美人で成績優秀、完璧すぎて近付きづらいと周囲から思われている小雪。 それぞれの孤独を抱えた2人が寄り添い合い、心を通わせていくお話。 寒いほど独りぼっちだった2人が、水族館部でふたりぼっちになる。 お互いの存在が支えになって世界が広がっていくけれど、わたしだけのあなたでなくなってしまうのが寂しい。 傍にいてほしい、寂しい、一緒にいてほしい。 そんな気持ちに気づくまでに、ちゃんと伝えられるまでに、たっぷり時間をかけてしまう不器用な2人が愛おしい。 そんな物語じゃないと井伏鱒二は言うかもしれないけれど、孤独の岩屋を抜け出しても山椒魚と蛙は寄り添い続けられるんだと伝えたい。 光の中で笑い合う2人の姿に涙が止まらなかった。心が洗われる作品。

かしましハウス

「人間」がとても描かれていていい

かしましハウス
名無し
1年以上前

子供の頃に読んでいた、思い出深い漫画。大学生くらいになってから読み返したが、成長して読むと印象が違う。生活の解像度が妙に高かったり、ギャグが光ってたり、哲学的だったり、なんというか「人間」がとても描かれていていい。子供の頃の記憶通り、家族のドタバタギャグとして捉えても面白い。それは起承転結がしっかりしており、個性豊かなキャラクター達が魅力的だからだと思う。自分はミステリアスで捉えどころのない「みづえ」と子供なのにたまにめちゃくちゃ現実的な「よもぎ」の二人が推し。自分が女性だったらどっちかに影響されて真似してそうだなと感じた。もちろん二人の個性が生きるのは長女「ひとみ」と次女「ふたば」がいてこそというのは言うまでもない。あとお父さんがなんか可愛いのも大好き。同じ作者のOL進化論も好きだが、こっちの方がより日常的というか風刺弱めで自分は好み。

【連載版】ザ・ボクサー【タテヨミ】

縦スク格闘漫画の傑作

【連載版】ザ・ボクサー【タテヨミ】
名無し
1年以上前

縦スクといえば読みやすさ、ヒキの強さ、カラーの3要素が重要で物語の骨子としてはありがちなものになりやすいが、この作者の漫画は物語を作る上での哲学というより深いこだわりが感じられて、とても面白いと思う。 物語の趣旨としては、弱者だった少年が天才を超える怪物となってボクシングの王者を総なめにしていく話と一言で済む。ただ、対戦相手の掘り下げが深くて、それぞれの物語があるので読んでいて飽きがきにくい。登場人物のそれぞれを作り込んで、交差させて物語となる。いい漫画だと思う。

銀灰のスピードスター

車の輝きが見える人達

銀灰のスピードスター
名無し
1年以上前

車とかメカニックなものには全く詳しくないし それほど興味があるわけでもない。 四輪車に熱を上げたり自らハンドルを握ってバトルを しようとかしたいとか思ったこともない。 それでもまあ「湾岸MIDNIGT」は面白いと感じて全巻読んだ。 自分とは縁のない、ハイレベルで車を楽しんでいる 人達の世界の漫画なんだな、と。 ただそこで満足してしまったというか、続編らしい 「C1ランナー」は、そのうち読もう、くらいに思っていて 手を出していない。 「湾岸~」で満足してしまったというか、 お腹一杯になってしまったというか。 そんな状態で、湾岸シリーズの3部作目というか最終章 という作品の「銀灰のスピードスター」という二巻物の 作品があると知って読んでみることにした。 「C1~」を全部読むほど集中力はないが ちょっと手ごろなところで楠先生の車漫画の世界を 久々に少し味わおうくらいに思って。 あいかわらずの楠漫画というかんじで面白かった。 メカニカルな話が多いわりにじつはそれ程絵にしていない。 車体や車内を描いていたりモノローグ的な説明シーンが多い。 エンジンルームとかわりと描かれていない。 個々のパーツとか取付工程の実際とか殆ど描いていない。 それでも登場してくる車が高性能らしいことや 高性能であると判り語り乗りこなすキャラたちを カッコイイと思ってしまう。 四輪やメカに詳しくない自分だからこそ 高評価しているだけかもしれないし、さらに言ってしまえば メカに詳しい人が見たらいくつもツッコミどころのある 内容かもしれないと思ったりもする。 でも面白くて、この漫画の世界に世界観に浸っていたくなる。 ハンドルを握りたくなるわけではないが、 ハンドルを握ることで判る世界があり、 その世界を味わっている人達をカッコイイと感じてしまう。 自分には縁遠い世界だと思うし、もしかしたら 単なる虚像かもしれないとも思いつつも。

キャプテン翼 ライジングサン

今の「キャプ翼」は試合だけじゃない!

キャプテン翼 ライジングサン
こはるパパ
1年以上前

スーパー小学生だった「キャプ翼」世代がオリンピック代表になって単なるサッカー小僧ではなくなった感じです。元々翼や日向岬、三杉、その他それぞれにストーリーがあったが大人になった彼らには異なるバックグラウンドがついてきている、そんな感じです。今回は早く試合が見たかったなあという思いもあります(笑)

少年と犬

原作が村上たかし先生の作風にぴったり

少年と犬
ひさぴよ
ひさぴよ
1年以上前

漫画ファン側からの意見になってしまうけど、村上たかし先生の作風にめちゃくちゃ合っている原作だと思った。たぶん「星守る犬」を読んことのある人がコミカライズを提案したのではないだろうか。旅の途中でさまざまな人間たちと出会うロードムービーっぽい感じが星守る犬にも通じる所で、一番好きな部分でもある。クライマックスにかけて感動的ではあったものの、ちょっとうーんという感じは残ってしまった。

千九人童子ノ件

得体の知れないクトゥルー的恐怖譚

千九人童子ノ件
名無し
1年以上前

単刊完結という軽い理由で読んでみたら、思ったよりも重い話だった!!! ジャンルで言うと一応ホラーなのかな? 打ち切り食らった漫画家の搬入機材(原文ママ、はんにゅうきざい、と読)は 山奥にある実家に都落ちするも居場所がなく、部屋が弟の子供に占領さ れるばかりか幼い頃のオモチャを破壊されたり、客間に寝かされたりと雑な扱い を受ける心すり減る序盤、 このへんの共感性羞恥ヤバかった。 のですが、ある小学生の少女と出会います。 なんでも、自分が「千九人童子」なる怨霊の生贄にされてしまうと 恐れているようで・・。 血塗られた故郷の歴史、消えない過去の罪、メタフィクション、地獄のような人間関係のしんどさの果てに何が待ち構えているのかは読んでのお楽しみってことで(遠い目) ホラーだけじゃなく羽生生先生特有のすっとぼけたギャグが多少挟まれたりもするので、ホラー系苦手だよって人でも抵抗なく読める......かもしれない。

早春賦【マイクロ】

渡辺多恵子先生の新作読切

早春賦【マイクロ】
名無し
1年以上前

舞台は明治時代。妹の縁談がなかなか決まらないことに焦っている兄がいました。実は兄は養子なので2人に血の繋がりはなく、妹は兄のことが好きだったのですが、兄はそんな妹の気持ちに全く気づいていません。 よくある少女漫画らしい設定ですが、さすがベテラン。最初から最後まで面白く読みました。見た目に反して兄の友人の芹川がいいヤツだったおかげでハッピーエンドでしたね。面白い読切って続きが読みたくなるので困る〜!

きらきら星と恋のバラード

同級生はアイドル候補生!?

きらきら星と恋のバラード
名無し
1年以上前

バイト先のカフェ近くの公園で見かけた、キラキラ輝く歌がうまい男子が自分のクラスに転向してきて、その子が実は好きな韓国アイドルグループの弟分としてデビューする新グループのメンバー候補生だった!!デビューするには恋愛禁止が暗黙のルールだけど、同級生として仲良くなってるし既に友達以上の感情が芽生えている…どうしよう!?な話。ボーイズグループがわんさか生まれている今、デビュー前から目をつけといたほうが売れた時に新規ファンにマウント取れるよな…!とゲス思考しか浮かばない私でした

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