部活動

歩行者専用道路標識(夏子と三郎)

部活動
サミアド
サミアド
1年以上前

COMICポラリスで「殿と犬」連載中の西田理英さんの初期作品です。コミックブレイドの「いきなり誌面に載ったり載らなかったりする不愉快な漫画」でしたが連載になり単行本も発売されました。 数年後には続編の「新部活動」がWEB連載され、そちらも単行本1冊が出ています。 個性的な3人の部員が議論したり侵入者を撃退したりサンタのコスプレ戦隊で爆煙したりデパートに動物王国を築いたり光り輝くラストミステリーを拝んだり部室で結界を発動したりする部活です。楽しそうですね。 ツッコミ顧問の南部先生の口座残高が心配です。可哀想ですね。 幻の部活動…いやいや何でもありませんよ。 好きな漫画なのでもっと読みたかったですが、いつ終わっても違和感が全く無い作風なので打ち切り感は薄いです。 とぼけたギャグが大好きです。 画像は目撃したツチノコの情報共有です。

扇島歳時記

「蝶のみちゆき」「ニュクスの角灯」につづく長崎三部作の最終節 #1巻応援

扇島歳時記
かしこ
かしこ
10ヶ月前

高浜寛先生は長崎を舞台にこれまで二つの作品を描かれてきました。手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞された『ニュクスの角灯』は有名かと思いますが、一作目は長崎・丸山遊郭の遊女である「几帳」が主人公の『蝶のみちゆき』です。今作の『扇島歳時記』はこれら長崎三部作の最終節になります。時系列で言うと『蝶のみちゆき』『扇島歳時記』『ニュクスの角灯』になりますが、読む順番はあまり気にしなくてもよいと思います。むしろ未来から過去にさかのぼって読んでいくのもありかもしれません。『扇島歳時記』で主役になるのが全作品に共通して登場する「たまを」で、遊郭で生まれ育った彼女が大人になるまでの物語なのですが、他の二部作をすでに読んでいて先の展開を知っているからこそ、どう繋がっていくのか楽しみです。個人的には『蝶のみちゆき』が大好きなので「几帳」が登場してくれたら、もう他に何も言うことはないくらい嬉しいのですが。

ルート ~雪の王国 目覚める星たち~

登場人物の様々な思惑が絡み合うファンタジー #1巻応援

ルート ~雪の王国 目覚める星たち~
sogor25
sogor25
1年以上前

この作品の舞台は国王が亡くなったにも拘わらず、王妃が権力を維持するために、王子が国王に就任しないまま数年が経ったノルン王国。 国会議員であるルーシュを兄に持つ城の書庫番の少女・ルート・カッセルは、実は様々な国の言語を操ることができるマルチリンガルでした。 そんな彼女はある日、ノルン王国の王子・エミルの従者からエミルの語学の先生になってほしいと頼まれるのですが、ルートはそれをある理由から拒否してしまいます。 ルートが依頼を拒否した理由や兄・ルーシュとの関係性、そして、エミルが王子であるにもかかわらず本職の先生ではなくルートに先生を頼もうとした理由など、登場人物の様々な事情が絡み合い、やがて物語はノルン王国全体を巻き込む問題へと波及していきます。 この作品はそんな壮大な物語が美しい絵柄で繊細に描かれていく作品です。 1巻まで読了

亡びの国の征服者(ガルドコミックス)

やがて少年は─「魔王」となる #1巻応援

亡びの国の征服者(ガルドコミックス)
sogor25
sogor25
1年以上前

主人公は川に落ちた少女を助けようとして亡くなり、異世界に転生したユーリという男。 前世では両親の愛情を知らずに育った彼は、転生した異世界では牧場を営む優しい両親に恵まれ、前世から引き継いだ知識も駆使して優秀な子供に育っていきます。 そんなある日、自分の生まれた国が隣国からの侵略を受けていることを知ったユーリは、 実は武人階級であった父親の家系の事情も絡み、その戦火に巻き込まれていくことになります。 物語の序盤からとても穏やかな雰囲気で物語が進み、戦争の話が見え始めた後もユーリの振舞いは常に冷静かつ聡明で、落ち着いた雰囲気のまま展開していきます。 しかし、物語が進むにつれて徐々に戦争の影がユーリに迫ってくるのが感じられ、単行本帯の“やがて少年は─「魔王」となる”という一文も相まって、今後どのような展開が待っているのかとても気になる作品です。 1巻まで読了

走れ!ウンコオー

これうんこの話ですよね?

走れ!ウンコオー
名無し
1年以上前

現役最強ジョッキー久蘇豊(くそゆたか)の登場に始まりうんこネタが途切れなくて本当にヤバいです。マジで怒られるぞ!! うん魂と呼ばれる意思を持ったうんこが生まれる世界で少年光太と黄金のうん魂ゴールデンウンコオーが競うんジョッキーを目指すという「アホの小学生が考えたあらすじじゃねーか!」とツッコんでしまったそこのあなた。読み進めるとまっとうにアツくてもう一度困惑するでしょう。でも正直になってほしい、うんこが出てくると嬉しいですよね? 万が一子どもの時に読んでたらクラスでずっとウンコオーの話してた自信があります。頼む、私を信じてみんな読んでください。

がっこうぐらし!

楽しい学園暮らし

がっこうぐらし!
Nano
Nano
1年以上前

可愛らしいタイトルに可愛らしい絵柄、可愛らしい制服に身を包む可愛い女の子たちのマンガですね。 アニメから入った民だけどあれももう7年位前なのかぁ…一話の衝撃はまだ覚えてます。 まだ見たことなくて気になってる人はぜひ何も情報を仕入れずに触れてほしい作品ですね。 それにしても最近涼しくて過ごしやすい。窓からの風が気持ちいいですね。

雨と君と

存在が癒し・・・。

雨と君と
干し芋
干し芋
1年以上前

タヌキなのに本人が頑なに『犬』と主張する。 狸顔の犬?という理解でよろしいでしょうか? とにかく、可愛くて、癒し・・・。 クロッキー帳にマジックで文字を書いて自分の意思を伝えてくる。 凄い特技を持った狸顔の犬!! 季節感たっぷりのマンガは、エッセイを読んでいるよう。 心が疲れている方必見♬ 巻が進むにつれて登場人物も増えてきて、飼い主と狸顔の犬の生活が見えてくる。 3巻読了。

文野さんの文具な日常

なつかしの文具に悶絶しちゃう

文野さんの文具な日常
野愛
野愛
1年以上前

文具大好きOLの文野さんが仕事の合間になつかしの文具で遊びまくるお話。 「はい」「いいえ」「何か?」の3語しか発さないクールさなのに、子どものように文具で遊ぶ文野さんがかわいいです。 老若男女問わず誰もがなつかしさに悶絶すると思います。 食べものの形のちっちゃい消しゴム、変形しまくる多機能ふでばこ、クレヨンに折り紙に油ねんどなどなど。 友達と交換したり、授業中に遊んで没収されてる子がいたり、古の記憶が蘇ります。 ルーズリーフのお手紙を苺とかハートに折るやつあったなあ…もう折り方忘れたなあ…。 仕事中に遊ぶな!と怒る立場の上司たちも、なつかし文具に心奪われちゃうのわかる。なつかしいもんね。

インペリアルバスケット

最強ジャンプって感じの経済×バスケ漫画

インペリアルバスケット
名無し
1年以上前

絵がすごい可愛いらしくていいなぁと思ったけど、内容の方もだいぶ子供っぽくて肩透かしくらった。最強ジャンプなら違和感ないけどこれでグラジャンむちゃはちょっと・・・という感想。ドラフトキングの特別読切のあとに読んだからなおさら思った。 江戸時代かよみたいな山奥の茶屋を助けてたり、天才経済学者のくせに1話で使ってる知識全部心理学だし、そもそも「経済学者」って「スポーツ選手」ばりにざっくりした肩書だしツッコミどころしかなくて別の意味では超面白い。 「ぼくの考えた超かっこいい経済学者(※ふわっとしたイメージ)」みたいな」・・・本当に良くも悪くも子供っぽい。 マジで絵柄は悪くないのになんでおっさん向け雑誌でおっさん好みのテーマの漫画描いてるんだろう?ジャンププラスでファンタジー冒険モノとか描けばいいのに。

二代目雲盗り暫平

二代目雲盗り暫平の感想 #推しを3行で推す

二代目雲盗り暫平
マンガトリツカレ男
マンガトリツカレ男
1年以上前

・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 絵が「どチンピラ」の人なのか。二代目雲盗り暫平のお蘭と各話に登場する女性キャラクターの区別がつきにくいな。形が決まってきて最後に暫平とお蘭の喧嘩パターンの方が好きだな。雲盗り暫平の最終回で息子がいる展開だったと思うが娘になっていたのは気になるね ・特に好きなところは? 汚名を盗るの回。初代雲盗り暫平にありそうな渋い回だった ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 雲盗り暫平を読んでいなくても特に問題もなく読んで楽しめると思います

アリスとアマリリス

強く逞しく前を向いて生きる母と娘たち。

アリスとアマリリス
Pom
Pom
1年以上前

一気読みしました。 旦那さんが理由も言わず借金残して急に家から出てくって、本当に辛いし、意味分からなし怒り爆発だと思う。 アリスのお母さんはシングルマザーになり、前を向いて進んでいくのだけど、波乱の道。 身を隠しながらだし。。 子供がいるから強くならざるを得ないのか。旦那酷い、などモヤモヤしつつ読み進めてたらあっという間に終わってました。 アリスにとっては、放っておけないただひとりの父親で。。言葉にならない気持ちにもなりました。 アリスも強く逞しく、お母さんと二人で生きていく姿、胸に刺さり考えさせられました。

SHAMAN KING FAUST8 永遠のエリザ

死に彩られたファウストⅧ世オリジン #完結応援

SHAMAN KING FAUST8 永遠のエリザ
名無し
1年以上前

シャーマンキング本編で衝撃の対戦(まん太の開き!)を繰り広げたのちにまさかの主人公チーム加入を果たしたことから読者の覚えもいいだろうファウストⅧ世。彼の戦闘スタイルの特徴は死者の生前の姿をそのまま再現したオーバーソウル「愛しのエリザ」にあります。本作『永遠のエリザ』はその原典となっている妻エリザとの出会いと別れを丹念に描いたスピンオフです。 「持霊」という設定で死者の霊と深くコミュニケーションを行えるシャーマンたちのなかで、死者の姿を実体化しているにも関わらず皮肉にもファウストは死後のエリザと心を通わせることができずにいました。ある意味で、「死による離別」を作中で最も深く描写されているのが彼かもしれません。 生と死の境界を狂気と執念で乗り越えようとしたファウストの誕生の物語、ぜひ味わってほしいです。

サムタイムズ・ブルー

仲良し高校生5人組はアイスランドを目指す #1巻応援

サムタイムズ・ブルー
sogor25
sogor25
1年以上前

鈴宮、相澤、今野、長谷川、風間という高校生5人組は、2年生の1学期の終わりに遊びに行ったとき「みんなで旅行に行きたい」という話題になり、どこに旅行に行くかで盛り上がる中、鈴宮のある一言から、卒業旅行としてアイスランドに行こうという話になります。 この作品はそんな5人の高校生活を描いていく作品です。 高校2年生という青春の真っただ中にありつつ卒業後の進路という現実も見え始めている登場人物たちの日常は、アイスランド旅行という目標を立てたことで5人それぞれの抱える悩みや問題が見え隠れし始めます。 そして登場人物が5人いることによって、問題に対して真剣に向き合っていたり、ゆるく考えていたりと、それぞれの考え方がキャラクターとしてよりはっきりと見えるようになっています。 この作品はそんな登場人物の考え方のグラデーションさえも青春の瑞々しさに溶け込んで色鮮やかに見える作品です。 1巻まで読了

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