熱を帯びるベール

隠れた意味があるなんてロマンチックでしょ?

熱を帯びるベール
名無し
1年以上前

友人の結婚式のためにウェディングベールを編む女性の話。「私の気持ちは言葉にしちゃいけない、編むしかない」と熱のある体調を押して友人への思いを胸に作業を進める姿にぐっときてしまいましたが、そこから急転直下のオチがすごかった。ベールの絵の細かさ、美麗さにも圧倒されてしまいました。百合好きの方に読んでほしいです。

さよなら、プリンセス

シンデレラのその後のお話

さよなら、プリンセス
名無し
1年以上前

こういう実在する有名な物語の続きなどを描くとき、どちらかというとギャグ路線が多いイメージですが、これは至って真面目な、どこか現代の夫婦の話をしているような、なんとも言えない気持ちになる読切でした。光が当たる部分だけでは終わらずふたりの生活は続いていくので、こういうことだってあるよねと納得感は少しありました。

監禁区域レベルX

封鎖されたマンションで謎の生物X(サイ)から逃げ切れるか

監禁区域レベルX
名無し
1年以上前

原作のほうは知らないんですけど、ゾワゾワして面白いです。 主人公は自宅マンションに取り残された女子高生・涼花と、同じマンションに住む修平。そのマンションには謎の地球外生命体と思われる生物・X(サイ)がいて、見つかれば即殺される。という世界観。 最大の謎は、Xの正体はもちろんだけど、涼花は二度確実にXに殺されているのに二度ともベッドで目を覚ますところに時間が戻ってしまう。たぶん、いろんな選択肢の中で正しいものを都度判断しながら生き残れ、的なシナリオなのか。 基本的に主人公が誰かとやりとりする際はチャットアプリを使ってるところがゲームっぽい。

ブサメンガチファイター

思考がイケメン

ブサメンガチファイター
ママ子
ママ子
1年以上前

死んでない転生もので、見た目ステータスマイナスに振りすぎ(笑) 入金率がヤバい、ボスモンスター倒してもお金を手に入れることはできないぐらいの率だから、触ると金貨が霧散していく。 他のステータスを上げすぎていて向かうところ敵なし! 疑われても、ののしられても仲間を助けるしげるさん、いいひと。見た目ブサイクでも、心が優しい。 だって絶対神だから。

愚者の星

愚者の星の感想 #推しを3行で推す

愚者の星
マンガトリツカレ男
マンガトリツカレ男
1年以上前

・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ ハラスメントなどの個人に関わるところから民族紛争とか嫌なことがあらゆるレイヤーで入ってるね・・・。 ・特に好きなところは? トール。クズだとは思うが最後の方の主人公より物語を進めていないか? ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 主人公の立ち位置、民族紛争、経済格差、トリニルトによるチーム戦など色々面白い部分はあった。ただ途中から惑星連邦軍、武装独立派、訓練性などが登場人物が多くなって、回想などが挟み込まれたあたりから理解の範疇を越え始めた。単行本で一気に読んだから理解しやすかったが、雑誌連載で読んでいた場合多分訳もわからないまま読んでいたかもしれん・・・

うちの猫は仲が悪い

かわいくて癒された

うちの猫は仲が悪い
かしこ
かしこ
1年以上前

猫好きじゃない自分が読んでも「かわいい〜〜〜♡」とならずにはいられなかったです!!ちょっとした猫ちゃんの表情や仕草、毛のフワフワ感がすごく丁寧に表現されていて、愛ゆえに谷口菜津子先生のペンタッチも乗っているな!と感じました。フミちゃんとウニちゃんどっちも可愛いんだけど、でもフミちゃんの丸いフォルムに今までにないときめきを覚えました。インスタもフォロー済みです! ちなみに真造圭伍先生も頻繁に出てくるし、ラストは漫画家夫婦ならではの話もちょっとありました。癒しを求めている人におすすめのモフモフ漫画です!!

彼女の沈清

奥様と物乞いの共闘は…

彼女の沈清
あうしぃ@カワイイマンガ
あうしぃ@カワイイマンガ
1年以上前

韓国の百合マンガと聞いて読み始めた本作。恐ろしさと怒りに最初から最後まで、体を震わせながら読んだ。 人の「悪」が次々と炙り出される。恐ろしいのは、一見いい人が「悪」に反転してゆく描写。頼りたい人、愛されたい人から無辜の市民まで自己中心的で醜い心、それを悪びれもしない様が次々と露呈し、主人公の絶望感が共有される。 そうして描かれる「悪」とは、家父長制の中で生じる歪み。 男の自尊心を守るために、そしてイエのために自己を消し、イエに守られるために反目さえする女たち。社会で押しつけられる息苦しい女性像に、逃げ場なく従う女たちの無力感にやるせなさを覚える。 そんな社会を生きる、老大臣の若すぎる後妻「奥様」は物乞いの少女と出会う。 物乞いの少女に豊かさと女性らしさを伝える「奥様」は、社会常識から少し自由な物乞いに闘う気力と自由を貰い、二人は次第にイエの中で共闘を始める……と書くと綺麗だが、実は二人の心中はかなり複雑。でもその複雑さが、相手への純粋さへと次第に変わる様子は、間違いなく百合。 閉塞感溢れる社会で、二人に明るい未来が待っている気がしない。それでも、先を見たくてページを縦スクロールする手が止まらない。そして怒涛の展開の末、訪れる感慨に……そして番外編の意外すぎる楽しさに、ようやく安堵のため息をつくことができた。

夜明けのポラリス

黒髪美人教師ずるい

夜明けのポラリス
Nano
Nano
1年以上前

ずるいです。嘉島ちあき先生めちゃくちゃ大好きなんですけど今作もたまらんです。 1巻すごく気になるところで終わってて、早く続きが読みたい。登場人物も多くてみんな魅力的で(天文部愛おしい)、宮下先生と由良ちゃんの関係が…!もう…!!その辺すごくもにゃもにゃしてて…私も羽賀くんと一緒にもだもだしてます…。(擬音ばっか) 絶対しんどくなるじゃんこれ…。カバー裏の漫画も好きです。

Paul

これは予想外のオチ

Paul
名無し
1年以上前

世界規模の流行病が終息しても尚続いているマスク生活。口を映し出せる?マスクが開発される中でノーマルなマスクしかつけない女子の「口が見たい」一心で仲良くなるも、彼女のマスクの下には秘密があって…という展開ですが、読んでいると主人公の彼にもおそらくなにか秘密があるんだろうことがわかります。それが判明してからの展開がすごかった!こんな話になるなんて!!!という感じです。

後ろのけはい

ひとりの部屋で読まない方がいい

後ろのけはい
野愛
野愛
2ヶ月前

ひとりでいるのに後ろに気配感じるときあるよね、ひとりなのをいいことにいろいろやってみるよね、というあるあるギャグ漫画。 誰かに見られてたら恥ずかしいことをビビりながらもやってみるお姉さんがかわいいです。 安心したところでそうくるか…なるほど。 シャンプー中に後ろに気配を感じたら、それはリンスが順番待ちしてるらしいです。 松本人志の言葉のおかげで風呂は怖くなくなったと思ってたけど、この漫画のせいでまた怖くなりました。

黒博物館 三日月よ、怪物と踊れ

藤田和日郎、黒博物館シリーズ最新作

黒博物館 三日月よ、怪物と踊れ
さいろく
さいろく
1年以上前

なんと第三部。ゴーストアンドレディを第二部だと知らずに普通に読んでたし、今作も藤田和日郎の新作だ〜と思って手に取ったものの続きだという意識がなかった。 "怪物"フランケンシュタインの執筆をした"センセイ"が思い出すあの記憶。 話の展開、テンポはさすが藤田和日郎。雰囲気もとても好きです。

新・信長公記~ノブナガくんと私~

戦国武将が現代に現る!

新・信長公記~ノブナガくんと私~
こめつぶ
こめつぶ
1年以上前

有名な戦国武将達が現代に現れた!さらには高校生になっていて学校に集結している! 武将の性格、見た目がしっかり再現されていて面白いw 信長公記を読んで歴史の勉強にもなっていますw新しいタイプの歴史漫画! ドラマ化もしていて、永瀬廉くん、西畑大吾くん、かわいいです!!!! ドラマも漫画もおすすめ!ぜひどちらも見て下さい!!

そしてボクは外道マンになる

古き良きの出版業界の熱量を感じる

そしてボクは外道マンになる
六文銭
六文銭
1年以上前

「今でこそ出版業界は新卒人気も高く、いわゆる育ちの良い高学歴出身が多いが、昔はどこも就職できない与太モンの集まりだった」 と、その昔、出版社に勤務していた時、60近いベテラン編集者に聞いたことがある。 そんな社会のはみ出しものたちで、同じように当時、社会に認められていない漫画市場をこじあけていったのだと思うと、感慨深いものがある。 本作は、特にジャンプ黄金時代の少し前、まさに生き馬の目を抜く激動の漫画時代に活躍した平松伸二の自叙伝的作品。 「ドーベルマン刑事」「ブラック・エンジェルズ」などの名作たちが、どのようにして産まれたのか、これを読むとよくわかります。 こうした平松伸二ファンはもちろんですが(おそらく、この層が多いと思いますが)あの当時の漫画業界の熱狂を知りたいという人にとっても非常に興味深い作品だったりします。 担当編集者との、口汚く罵りあうようなやりとり、時には蹴る殴るの暴行、今だったらありえないような状況を、熱量たっぷりに描いています。 あの時代の、編集者と創作者のいわゆる魂のやりとりともいえる行為は、昭和の良き時代のように感じるんですよね。 だから、必然的に内容も濃くなるのかなぁとか。 そんな濃厚な編集者たちと、今だったらハラスメントの嵐みたいなやりとりも多々ありますが、そうした中で良いものがうまれ、売上も上がりバブルとも言える出版業界の華やかな感じも描かれております。 特に、かの有名な編集者「鳥嶋和彦」(鳥山明などの担当)も出でてきて、その慧眼というか着眼点の鋭さに、後の大物ぶりを見せつけてくれます。 ジャンプ黄金期の手前という全体的に漫画市場が上り調子の時代。 歴史を知るもののとしては、これから起きるカンブリア爆発のような名作たちが産まれてくる胎動を感じずにはいられません。 平松伸二先生を知り尽くしたいだけでなく、漫画の歴史的な観点からも楽しめる1冊になると思います。

名探偵コナン

親子で今好きな漫画!

名探偵コナン
こめつぶ
こめつぶ
1年以上前

6歳になる長男がコナンで漫画デビュー! 1人で読む時もあれば、一緒に読むことも多く親子で楽しめる! ほぼ一緒に読む方が多いので懐かしいシーンや名セリフがエモかったりして、自分が子供の頃に読んでいた漫画を子供と読むことに最上級のエモさを感じておりますw 何年経っても1巻から面白い!子供の漫画デビューにおすすめと思います!

阿・吽

圧倒的、真理追求

阿・吽
ママ子
ママ子
1年以上前

最初から衝撃的な場面が多くて気持ちが追いつきませんでした。 日本の仏教において空海と最澄、このお二方がいなければ今のように花開かなかったでしょう。 天才には天才の苦悩があり、分かち合えるところと相容れないところがある。 真理は人を救うことはないと分かった時の絶望、満たされぬ心をも持て余し野山をかける。 仏教言葉が多くわからないことも多かったですが、のめりこめました。

カオスゲーム

スピード感がとてもいい♬

カオスゲーム
干し芋
干し芋
1年以上前

一巻読了。 子どもの頃に神を見たことがある新聞記者の鈴木蘭。 政治家の暴力団との繋がりを潜入調査でスクープを取ったが、新聞社の都合で結局ボツに。 それをきっかけに新聞社を辞めて独自にスクープを狙いに行くが・・・。 その時に出会った、不気味な男に命を狙われ、その後も、偶然とは思えない数々の現象で命の危機を感じながら、事件現場に残されている不思議な幾何学模様について調べ始める。 主人公の蘭のいつも強気な性格が気持ちいい。 そして、オカルトに興味を持っているジャーナリスト東京一との相性もとてもいい。 これから、話が深くなるにつれ、物語も複雑になっていくと思うが、楽しみしかない。

かしましめし

ともに食事をすることが最高のスパイス

かしましめし
ママ子
ママ子
1年以上前

対人で苦労しているところが良く描かれていると思います。 同級生の葬儀に再会して家飲みする流れとなり、常習化。 30歳目前の微妙なお年頃の三人、お互い必要がなければ深くは踏み込まない、軽口を言い合うそんな間柄。 こんな感じでいいんだと前を向くきっかけ一歩踏み出すことが難しい方にも読んでいただきたいです。 ごはんは世界を救うかもしれないが、まずは自分が救われよう。

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