【推しの子】

あくまでフィクション?

【推しの子】
ユーカリ
ユーカリ
1年以上前

わたしは芸能界にいっさい関わりのない一般人なので本当のところはわかりませんが、芸能界の縮図が(おそらく)生々しく表現されている漫画です。いつもなんとなくテレビで見てるタレントや役者さん、あんた達こんな厳しい世界で生きてたんかい…すごすぎ…とただただ思いました。 コメディ要素も所々あるけど、登場人物達の言葉には時に胸をつくものがあります。

【推しの子】

アニメ化に期待しかない

【推しの子】
六文銭
六文銭
1年以上前

2023年春アニメで一番の期待作は?と聞くと周囲の人たちは皆、この作品を推している状況。 まさに推しの子。(あっ 恥ずかしながらそれまで読んでこなかったのですが、上記の流れにのって読みました。 感想は、こりゃいくわ!という感じで、一瞬で11巻が解けました。 推しのアイドルの子供として転生した双子の話。 二人ともアイドル・役者を目指すのですが、その背景は・・・ 特に、1巻最後まで読めば、ノンストップだと思うので、そこまで読んで欲しい。 できれば、ネタバレなしで読んでほしい。 自分はされたのですが、それでもハマったので記憶をなくして読み直したいと咽び泣いたので。 横槍メンゴ先生のキャラの可愛さは個人的にお墨付きなのですが、今まではどちらかというとエロよりだった作風が、『クズの本懐』で繊細な心理描写もイケることがわかり、その2つが見事にあわさって描かれた感じ。 かぐや様の赤坂アカ先生が原作なので、ちょいちょい入るギャグの抜け感が随所にあって、テーマとして重くなりすぎないのも個人的に好きです。 今期一番の期待作として、大ヒット願ってやみません。

ひらやすみ

ほのぼのしてるので安心して読める

ひらやすみ
こめつぶ
こめつぶ
1年以上前

ずーーーーっと良い。なんて良い作品なんだ。 作品全体に優しいふんわりとした雰囲気が漂っています とにかく人柄良すぎて憧れる…。どんな人の心もほぐしてくれそう。 登場人物の年齢が自分に近いからか、より親近感がわいた 自分がハッピーな時に皆んながそうとは限らないとか、ふとした瞬間に孤独を感じてしまう描写とかがリアルでめちゃくちゃ共感できた。 全部取っ払って平屋で生きていけたなら、 どんなに幸せだろう

イチケイのカラス

なかなか勉強になる

イチケイのカラス
こめつぶ
こめつぶ
1年以上前

竹野内豊と黒木華の主演ドラマが面白かったので、マンガも読んでみることに!!男女ではなく男性同士の裁判官コンビだったので、また違った面白さで読むことができました。 登場人物の設定が違っていて、内容にも違いがあったけれど、世界観は似てた。竹野内豊がこのセリフ喋ったらどんな感じだろうと想像掻き立てられて、かえって楽しみながら読めました。 単にユーモアがあって面白いだけではなく、日本の刑事裁判制度の課題を取り上げていて、なかなか勉強にもなる。

この音とまれ!

最高です・・・

この音とまれ!
こめつぶ
こめつぶ
1年以上前

何かに一生懸命になる姿は、その場にいる全員の心を動かすことができるんだ。と思い直すきっかけになる作品でした。 それぞれに問題を抱えた箏曲部の面々が、琴に真剣に向き合いながら、成長していく姿が楽しみです。 男子だらけの箏曲部というのが新鮮!! 彼らの始まりはこうだったなあ~と思いながら、何回も読んでしまいます。 読んでいると実際聞きたくなります アニメだけ見た事ある方是非見てください!引き込まれます…!

銀の匙 Silver Spoon

素晴らしい作品

銀の匙 Silver Spoon
こめつぶ
こめつぶ
1年以上前

15巻一気に読んじゃいました。 実写映画化されて気になっていたが、読み始めたら止まらず一気読み~!! 農業高校を舞台にした漫画というのはなかなかないので新鮮な気持ちで読めた! めっちゃ笑えるし、登場人物達の成長には泣ける あと、先生たちがいい人すぎて推してる。 登場人物たちのその後をもっと見たくなる、と思えるほどに魅力的なキャラクターたちばかりでした いつか自分の子供が進路に迷ってしまったら読ませたい作品!

4匹の弱虫が意外と強くて笑えるんです

愛すべきアホたちの愛すべき青春 #1巻応援

4匹の弱虫が意外と強くて笑えるんです
兎来栄寿
兎来栄寿
1年以上前

『アビル少年映画を作る』や『先生、黒髪になっても気付いてくれる?』の長谷川和志さんの新作です。 卒業式にも出られず修学旅行にも行けなかったアホな男子4人組。 卒業後、進路すら定まらず実家で煙たがられているアフロの春日。 教職に進むシュッとしたイケメンの八木。 実家の造園屋で働くふくよかな坊主頭の小島。 無口で何を考えているのか全くわからない巨漢の石橋。 そんな4人が、八木が42000円で買った車で4人だけの修学旅行に行こうとするところから物語は始まります。道中はハプニングだらけの珍道中となり、端々で笑わせられながらも青春の輝きに目を細めます。 学校生活の回想も含めて、4人の個性が読み進めるごとに段々と明らかになっていく構成の本作。彼らが何に笑い、何に怒るのか。何を想って、それぞれの進路を目指すのか。元々はどんな切っ掛けで仲良くなったのか。1冊を読み終わる頃には4人のことが大好きになっていることでしょう。 彼らが進む意外な方向性には驚かされ、4人の中で1人だけ違う状況に置かれた人物の想いに「わかる、わかる……!」と大きな共感を呼び起こされました。 少しくらい枠からはみ出していても、かけがえのない友人がいることは何よりも素晴らしい。そう思わせてくれる作品です。 シンプルに大好きで、今後も彼らの行く先を応援したいです。

静粛に、天才只今勉強中!

静粛に、天才只今勉強中!の感想 #推しを3行で推す

静粛に、天才只今勉強中!
マンガトリツカレ男
マンガトリツカレ男
1年以上前

・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ たしか中学生くらいの時に一回一巻読んでそんなに面白くないなって思ってやめたんだよな。それから色々読んでやっと倉多江美の良さがわかって読もう読もうと思っていたが入手がちょっと大変だったが数年前に新装版が出た買おうと思っていたがタイミングが合わずに買っていなかった。で今回で買って読んだがすごいよかった。2巻以降になると一気に面白くなる。 ・特に好きなところは? コティを中心に淡々と物語が進んでいくが登場人物が心情を吐露するシーンになると途端に雰囲気が変わるところ。ジョゼフィーヌ・ド・ボアルネとチフス・ド・ラ・ブルトンヌが好き ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! フランス革命期の政治家ジョゼフ・フーシェをモデルでジョゼフ・コティが主人公でナポレオンのロシア遠征の失敗までが描かれている。フランス革命の前後の知識とかがあるとより楽しめると思う。あとなぜタイトルが「静粛に、天才只今勉強中!」になっているのかが知っている人がいたら教えて欲しい。ちょっとタイトルと内容がかけ離れている感はある

人外教室の人間嫌い教師 ヒトマ先生、私たちに人間を教えてくれますか……?

人間嫌いの教師が出会ったのは"人間になりたい"と願う少女たち #1巻応援

人外教室の人間嫌い教師 ヒトマ先生、私たちに人間を教えてくれますか……?
sogor25
sogor25
1年以上前

教師として働いていたもののある事件をきっかけにニンゲン嫌いになり、2年間も引きこもりの生活をしていた人間 零(ひとま れい)。 再就職を目指した彼がたまたま求人を見つけ応募したのは山の中に立つ女子校・不知火高校でした。 実はこの不知火高校、普通の学校ではなく、オオカミや人魚などの人外が集まり、ニンゲンになるための教育を受けている学校だったのです! この作品はニンゲンを嫌いになり一度は社会から離れてしまった零が、ニンゲンに憧れてニンゲンになりたいと願う4人の生徒たちとともに過ごす日々を通して、零と4人の生徒たち、それぞれの成長を描いていく作品です。 1巻まで読了

ばくめし!

ばくめし!の感想 #推しを3行で推す

ばくめし!
マンガトリツカレ男
マンガトリツカレ男
1年以上前

・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ おそらく数回読んでいるはずだが断片的にしか覚えていない状態だった。他の土山しげる作品を読みすぎているせいか色々混ざってる覚えていたっぽい。師匠の話は必要だと思うがちょっと無理矢理感があったがそれもいい ・特に好きなところは? B級グルメでまちおこしの回。まちおこしのための料理とはなどの色々な前振りがあった状態からのあの結末。「さすが土山先生!!」と思う終わり方だった ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 面白いかと聞かれたら面白いと答えるが人にすすめるとしたら難しいところ。ただこれを読んだことある人と話したらみんなつっこむところが違うので確実に盛り上がるとは思う

心のイタリアごはん

心を軽くしてくれる作品

心のイタリアごはん
野愛
野愛
1年以上前

読むだけで少し心が軽やかになる作品です。 シェフである夫に失踪された宝さんは、1人残されたお店で生パスタ教室&心理カウンセリングを始めます。 悩み相談をするお客様よりも宝さんの方がずっと辛いのでは…と思うものの、強く明るく可愛らしい宝さんの言葉にたくさんの人が救われていきます。 宝さんのカウンセリングで素敵だなと感じた点は、その人が呼ばれたい名前で呼んであげるところです。 大人になると名字で呼ばれることが多いし、子どもがいる人は〇〇ちゃんママだったり仕事している人は役職名だったり…属性をとっぱらった自分を呼んでもらえる機会が減る気がします。 好きな名前で呼ばれて、ひたすらにパスタをこねて、美味しいワインをいただいて、多くの人が宝さんに心を開く理由がわかる気がしました。 失踪した夫のことは最後まで好きになれなかったけど、宝さんが納得して前を向けるようになったのはよかったなあと思います。 読者は宝さんのパスタを食べることもお話しすることもできないけど、自分の心を開放するヒントはたくさんもらえる作品でした。

TEMPEST

老人の人権が剥奪されるディストピア

TEMPEST
かしこ
かしこ
1年以上前

新連載の「MUJINA IN TO THE DEEP」にムジナは人権がないうんぬんの話があったので、もしかして繋がるのかな…?と思って読んでみました。 マンバの↓の記事も気になっていたので藤子・F・不二雄の「定年退食」も合わせて読了。 https://manba.co.jp/manba_magazines/8572 まず「定年退食」は藤子・F・不二雄の未来予測っぷりが半端ないですね。発想の元ネタとしては姥捨山なんかがありそうですが、当時はユーモア漫画として描かれていたんだろうけど、今じゃ笑えない内容になってますね…。高齢化社会だけじゃなくて食糧危機も予感させられていてドキッとします。 そして浅野いにおの「TEMPEST」ですが、設定の大枠は確かに「定年退食」とそっくりです。しかし老人達が更に追い込まれてるので読んでいてエグられます…。85歳になると人権を剥奪され、試験に合格して人権を再取得するか、自死をするかを選択させられる近未来。ただし試験で500点満点を取れず不合格になった場合は人権がないまま街に放り出され、野良犬のような生活をしなければなりません。老人がそうなる未来って若者にとっても希望がないよな…。 「MUJINA IN TO THE DEEP」に関してはそこまで繋がりはないかもしれない。人権カードは共通して登場するけど読んでなくても問題なさそう。

お前妹じゃなくて許嫁だったのかよ!?

許嫁発覚で喜んだのは兄じゃなくて妹の方だった!

お前妹じゃなくて許嫁だったのかよ!?
名無し
1年以上前

「大きくなったらお兄ちゃんと結婚する!」と言っていた可愛い妹の自分に対する態度が冷たくなったのはいつからだろう。しかしこれも成長か…と諦めていたところに両親から「実はお前は事故で亡くなった親友の子供で、お前と妹は許嫁なんだ。親友との約束を守るために結婚してくれないか」と打ち明けられる。そんなこと急に言われたって妹を結婚相手として見れるはずないだろ!あれ?妹の様子がおかしいぞ…なラブコメです。実は未だにお兄ちゃんのことが大好きだった妹。隠してるはずなのにお兄ちゃんへの好きが溢れてるのがすごく可愛いです。兄が鈍感で全くその気持ちに気づいてないのがちょっと心配…😅

破壊神マグちゃん

マグちゃんは救い

破壊神マグちゃん
SS
SS
3ヶ月前

生き残りを賭け熾烈を極める週刊少年ジャンプ連載陣の中で、じーんとこころを打つ可愛くて正統派ないい話を描いていたマグちゃん。(ロボコでも言われてたような)毎話だいたい読切形式で入りやすく、しかもキャラクターデザインも実はかわいい。モノグラム風になった表紙の回のデザインも秀逸だった。 連載が長期化すると面白さとのめり込み度が上がる反面、読み始めるハードルと内容の難易度が上がってしまい雑誌形式での連載はご新規読者が入りにくいのがネックになってしまうが、マグちゃんはその入口を常に開いてくれていたように思う。難しいこととか、前後の流れとか知らん、でもなんかなんとなくわかる。それに『ああ、こういうタイプの話ねと』良い意味でどこかで見たし聞いたようないい話が安心して読むことができた。マグちゃんだいすきだったな…可愛かった… 何度かマグちゃんの素直ないい話を読んでほろほろ泣きました。代表的な少年誌で、マグちゃんのようなほっこり可愛い漫画が読めたことにとても感謝してます。ええ話や…おすすめです。

突発的クリエイトファミリー

擬似家族×クリエイター論 #1巻応援

突発的クリエイトファミリー
兎来栄寿
兎来栄寿
1年以上前

昭和の終盤に生まれた中年と、平成後期に生まれた若者が織りなす不思議なハーモニーがクセになる作品です。 本作は行きずりで関係を持った背中にタトゥーのある怪しい女性から高校1年生の息子・鷹斗を押し付けられ、仕方なく一緒に暮らすことになった45歳の物書き・清志の奇妙な新生活を描いた物語。 エロゲーのシナリオライター等を経て、かつてはそこそこに売れたライトノベル作家として活動し中古マンションを買える程度には活躍しながらも、今はソーシャルゲームのシナリオやフレーバーテキストから匿名コラムのエッセイ、エロ記事など雑多に仕事をしている清志と、イラストレーターを真剣に志す15歳の鷹斗。ジェネレーションギャップはありながらも、創作者として通じ合う部分もあり、ときに清志が先達として有用なアドバイスをすることもあれば幻滅する部分もある。何とも言えない関係の二人のやり取りだけでも永遠に見ていたくなる面白さがあります。 そんな中で、清志が語る「かつてクリエイターはなるのは簡単だった。続けることが難しい」「歳を重ねると周りの同業者がひとりまたひとりとさまざまな理由で消えていく」といった件が非常に実感として解ります。たとえ仕事を変えたり辞めたりしたとしても、生きていて欲しいとささやかな願いを持ちます。 昨年の11月が初出の8話のエピソードでは、AIによる絵や文章の話も出てきていますが、数ヶ月でChatGPT4が登場して一気に状況も変わってきてしまったなぁと世の中の速度に思いを馳せました。まさに、フレーバーテキストや匿名コラムなどはAIでも量産できる世界に入ってきてしまったとき、清志のような人はどうやって生きていくのか。 30歳違いのふたりの語る創作論も面白ければ、少年である鷹斗が成長していくにあたって立ち向かうことになる女性関係の動向も気になります。 見所がたくさんあり、今後も楽しみな作品です。

グレさんぽ ~コロナとか養蜂とか京都とか~

コロナ禍でも多趣味だと退屈しなそう

グレさんぽ ~コロナとか養蜂とか京都とか~
かしこ
かしこ
1年以上前

コロナ禍なので近場の話が多いですが、お出かけできなくてもグレゴリ青山さんのエッセイは面白いですね。特に今回はご趣味の養蜂の話が興味深かったです。子供の頃に家の中で蜂が群がっていてパニックになったことがあったけど、あれは分蜂中だったのかもしれない。駆除しなくてよかった…。あとは20代の頃のバックパッカー時代に中国を訪れた際に購入した漫画雑誌にプレミアがついて30万になっていた話と、日出処の天子を読んだばかりだったので奈良を訪れた話での厩戸王子ネタが嬉しかったです。

かけ足が波に乗りたるかもしれぬ

芸術の必要性を問う

かけ足が波に乗りたるかもしれぬ
野愛
野愛
1年以上前

文学や芸術が腹を満たすことはない。理不尽をぶん殴ってもくれない。でも日常を彩るし、心を強くしてくれる。 おばあちゃんは寂しいだけだよみたいな文脈で片付けようとして娘を強く引き止めようとしない母ももちろん祖母も父も最悪だけど、このハードな宿題を出した先生は素敵な大人だなあと思った。

ボクの手塚治虫先生

初台時代の貴重なエピソード #お買い得本

ボクの手塚治虫先生
ひさぴよ
ひさぴよ
1年以上前

トキワ荘や練馬の富士見台のエピソードは数多くあれど、その間にある渋谷区初台の頃のエピソードは意外と少なく…そういう意味ではとても貴重な時代性を持った作品です。古谷三敏が手塚のアシスタントとして過ごした時期の出来事だけでなく、名物編集・壁村耐三の若き頃の姿や、古谷三敏と赤塚不二夫の思い出など見所満載の一冊。ちなみに電子書籍の価格でいうと、双葉社のKindle版を定価で買うよりも、ebookjapanで販売されてる「ファミリー企画版(古谷先生の設立会社)」なら、300円という定価よりお得な価格で購入できます。紙書籍版の方は装丁がけっこう凝ってますのでそちらを選ぶも良し。

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