・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※
たしか中学生くらいの時に一回一巻読んでそんなに面白くないなって思ってやめたんだよな。それから色々読んでやっと倉多江美の良さがわかって読もう読もうと思っていたが入手がちょっと大変だったが数年前に新装版が出た買おうと思っていたがタイミングが合わずに買っていなかった。で今回で買って読んだがすごいよかった。2巻以降になると一気に面白くなる。

・特に好きなところは?
コティを中心に淡々と物語が進んでいくが登場人物が心情を吐露するシーンになると途端に雰囲気が変わるところ。ジョゼフィーヌ・ド・ボアルネとチフス・ド・ラ・ブルトンヌが好き

・作品の応援や未読の方へオススメする一言!
フランス革命期の政治家ジョゼフ・フーシェをモデルでジョゼフ・コティが主人公でナポレオンのロシア遠征の失敗までが描かれている。フランス革命の前後の知識とかがあるとより楽しめると思う。あとなぜタイトルが「静粛に、天才只今勉強中!」になっているのかが知っている人がいたら教えて欲しい。ちょっとタイトルと内容がかけ離れている感はある

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静粛に、天才只今勉強中!

静粛に、天才只今勉強中!

1787年、オラトワール修道院付属学校の物理教師・コティの部屋から飛び出した気球。その気球を見つけ、コティのもとへ届けた青年こそ、若き日のナポレオンであった。そんなある日、技術や学問が活発な都会アラスの学院の教官に任命されたコティ。着任までの休暇を利用してパリへ寄り道することにしたコティだが、そこで待っていたのは…。

シリーズ・誰かに似た人

シリーズ・誰かに似た人

泥酔した夫が悪酔いした知人を連れて帰宅し、深夜の大騒動に…。(帰ってきた酔っ払い) 散歩が趣味で極度の犬恐怖症の男は、散歩中に犬に出会っても、目を合わさないようにしていたのだが…!?(HELP!) など、どこかにいそうな人たちのトラブルをおもしろおかしく描いた、珠玉の短編集!!

エスの解放

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主人公・樫山めいは最近何か妙な感覚につきまとわれていた…。そんな時同級生の河端未知子が飛び下り自殺をしてしまう。現場に居合わせためいは、自分を河端未知子だと言い始めて…!?倉多江美が深層心理をテーマにして描いた衝撃の問題作!!

樹の実草の実

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ケンカが強くて面倒見良く、皆から一目置かれている存在・檀(まゆみ)。ある日同級生の大滝に危ない所を助けてもらう。それ以来、彼と友達になりたいと思い始めた檀だったけど…!?

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