・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※
たしか中学生くらいの時に一回一巻読んでそんなに面白くないなって思ってやめたんだよな。それから色々読んでやっと倉多江美の良さがわかって読もう読もうと思っていたが入手がちょっと大変だったが数年前に新装版が出た買おうと思っていたがタイミングが合わずに買っていなかった。で今回で買って読んだがすごいよかった。2巻以降になると一気に面白くなる。
・特に好きなところは?
コティを中心に淡々と物語が進んでいくが登場人物が心情を吐露するシーンになると途端に雰囲気が変わるところ。ジョゼフィーヌ・ド・ボアルネとチフス・ド・ラ・ブルトンヌが好き
・作品の応援や未読の方へオススメする一言!
フランス革命期の政治家ジョゼフ・フーシェをモデルでジョゼフ・コティが主人公でナポレオンのロシア遠征の失敗までが描かれている。フランス革命の前後の知識とかがあるとより楽しめると思う。あとなぜタイトルが「静粛に、天才只今勉強中!」になっているのかが知っている人がいたら教えて欲しい。ちょっとタイトルと内容がかけ離れている感はある
ある日和見主義者の生涯。フランスの皇帝・ナポレオンやロベスピエールを手玉にとった権謀家・コティの大陰謀譚!