単純な展開だなーと思…
今週のぼくたちは勉強ができない
※ネタバレを含むクチコミです。
アラサー女の穴の話
ザラザラした青年漫画っぽい絵がダウナーな雰囲気を出しててよかった。けど自分は女性の内面(特に苦悩)にフォーカスした作品がすごく苦手なので、読むのがメチャクチャしんどかったです。 逆に言えば1人の人間の心の動きを丁寧に描いているということなので、鳥飼茜とか好きな人は好きそう。 主人公の抱えている穴は、無神経な彼氏がどうこういうより、人間が生きていくうえで一生付き合い続けていかない虚しさなんじゃないかなと思います。 絶望的な真実として「100%自分を理解してくれる人間なんて、自分以外にこの世のどこにもいない」わけですから。 友人のように、子供を生んで愛情を注いだり愛されたりして、忙しくすることで一時的に忘れることはできるでしょうけれど…。 総括して、「主人公はスケールのデカい悩み抱えすぎなので、気軽に精神科にかかりなよ」という感想です。
ストーリーの内容が暗い
ストーリーの内容が暗い。主人公の母親が昔ながらの人という感じで、すごく弱腰だし、長いものには巻かれる事なかれ主義で、この人がもっとちゃんとしてれば主人公の人生も違っていたかもしれない。全体的に絵がきれいだったのが救いで読み進めることが出来た。
「カップル釣り」って、上手くいくの?
普段は女子の話を、相槌を打ちつつ大人しく聞いている私だが、もし女子が「彼氏と釣りに行きたい!」と言い出したら、やめときな?と言ってしまうかもしれない。その位、「カップル釣り」は微妙な問題を孕んでいる。 『釣りとごはんと、恋は凪』は、「カップル釣り」の典型例とその可能性について考えさせてくれる、釣り漫画としては一風変わった作品である。 ……いきなり喧嘩かよ! 彼氏の釣りについて行くかで揉めた樺山ユキは、「釣りなんかできっこない」という彼氏への当て付けに、いきなり一人で乗合船に!……まあ酷い目に遭うが、隣のカッコいいお姉さんに教わって、初釣果!そして大量のお裾分け。その美味しさに感動したユキは、釣りに積極的になる。 時にお姉さんと釣りを共にするが、お姉さんは教え上手で面倒見がいい。 それに引き換え彼氏は、やっと一緒に行くようになったが、教えるのは下手だし自分の釣りに夢中でユキは放っておかれるし……男って駄目ねぇ。 そんな2人を繋ぎ留めるのは、釣果を美味しくいただくこと。2人とも料理上手で食いしん坊。不機嫌で釣行から帰ってきても、美味いものとビールで仲直り!羨ましい! 釣り漫画としては、釣法の説明もありつつも、釣りの楽しさや釣れない悔しさ、その他様々な感情を描き出し、あるある!と共感させてくれる。そしてどんな感情を持ち帰っても、最後には魚を料理して食べて、解決! 因みにこの漫画、『ごはん日和』(ぶんか社)という食に関する漫画を集めた雑誌の連載。道理でご飯が美味しそうなわけだ(ちょっと珍しいレシピもあって、興味深い)。 「カップル釣り」を検討中の方も、失敗した事のある方も色々気づく点のある、釣り漫画の珍品と言えるだろう。
ちょっとエロいマジックっていいよね
手品が大好きな先輩が、後輩の男の子に手品を披露する日常系漫画。しかし先輩はかなりのアガリ症で、マジックを披露するたびに何かしらのハプニングが起こり失敗してしまうポンコツさを兼ね備えており、奇抜なファッションも相まってエロハプニングを連発するのであった…。先輩の巨乳が過ぎるので、手品よりそっちばかりに目がいってしまう(笑)
綺麗になっていくカンナを応援したくなる
自分もブスでデブだというコンプレックスを抱えていたときに、この作品に出会って励まされました。カンナさんが好きな人のために、美女に生まれ変わるという展開は爽快感がありましたし、応援したくなる気持ちを持てます。そして美人になっても、恋愛は必ずしもうまくいくはずがないということも教えてくれるので、恋愛漫画ですがヒューマンドラマでもあります。カンナさんの片思いの相手がイケメンなのに、性格も良くて天然なところもポイントが高いです。
トラ子が強烈
まず、はじめにこの作品はスポーツ系の漫画ではありません。 最初は多少やってますが途中からバレーボールはほとんどしなくなります。 工業高校に通う不良3人組の青春ギャグ漫画で、男子校であるが為に、いかに女の子とエロい事をしようか、常にHなことばかり考えてばかりいる日々を描いてます。 めちゃくちゃ強烈な女キャラ「トラ子」が出てくる辺りから、面白くなってくるのですが…。 吐くほどエロネタが出てくるので、かなり読む人間を選ぶ下品なマンガです。でもこういうテイストが好きな人ならめちゃくちゃハマると思います。
なのめならず(笑)
アイドルと張り合ったりしないで、素直に声援を送っている光君と中ちゃんが可憐! 本当にいい男ってこういうものなのかもしれない。
漫☆画太郎先生が打ち切りされても完全燃焼でやり遂げた伝説のギャグ漫画
月間少年ジャンプで連載された漫☆画太郎先生による甲子園球児たちの熱き戦いを描いた常識外れのギャグ漫画です。 主人公・野球十兵衛が率いる星道高校と外道高校の戦い(野球より喧嘩がメイン)という破天荒なストーリーで、内容はヒドいとしか言いようがない描写ばかりですが、とにかく「何が何でも笑わせたい」という意思が伝わってきます(笑) 気を付けていただきたいのは、野球に力を入れた物語ではなく、あくまで笑いがメインであるところです。 かなり人を選ぶタイプのギャグ漫画ですが、漫☆画太郎先生の作品が好きな方には文句なしにお勧めできます。 同時収録の外伝作品もとても面白いです。
退廃的な世界観が大好き
退廃的な世界観が大好きです。少年漫画にしては、少々残虐なシーンもあり、今の時代にはそぐわない部分もありますが、でもやっぱり、面白いですねえ。80年代の漫画を語るうえで絶対に欠かすことのできない、不朽の名作です。あと、ストーリーとは全く関係ないけど、ケンシロウって、ライダースジャケット着てたんですね(笑)。オシャレじゃん。
完結そしてアニメ化からの初見
誠に恥ずかしながら今まで読んだことが無かったのですが、アニメ化したしいいタイミングと思い手を出しました。 後出しジャンケンみたいな感想になってしまいますが、今となっては人気のある良作と知った上で読んでいるので確かに面白く感じます。キャラクターも個性的で好きだしそれ故に先も気になります。 ただ絵が粗くて見づらかったり、台詞回しや画づくりが型にはまっておらず読みにくかったりする短所もあり一筋縄ではなかったです。近年は「進撃の巨人」「呪術廻戦」「ファイアパンチ」「チェンソーマン」など絵は粗いけど独特のリズム感と強烈かつディープなストーリーが魅力なヒット作が増えてきたことがもしかしたらドロヘドロ再評価→アニメ化の遠因だったりするのかもなぁなんて勝手に想像しました。 2巻まで読みましたが恵比寿が自由すぎて見てて楽しいです。 また読み進めたら書き足すかもしれません。
賛否両論のラスト
最終兵器彼女は当時の連載環境を含めても、戦略も内容も非常にセンセーションなものでした。 まず高橋しん先生が作者でこのタイトルだから、あまったるいラブコメだと誰もがそう思っていたでしょう。 しかし、あの一話で読者はみんな度肝を抜かれたのです。世代も二周くらいしてしまいましたが、今で言う「まどマギ」くらいの衝撃がありました。
メルトダウンが起きた日本を描いたIFの物語
※ネタバレを含むクチコミです。
芸術と愛と革命とてんこ盛りでのめり込む
※ネタバレを含むクチコミです。
一人暮らしコタローと住人の日常。
とあるアパートに小さな男の子が引っ越してきます。しかしその子は1人暮らしでした。もし自分が実際にそのアパートにいたら不思議な感じがしますよね。 その子はアパートの住人たちを巻き込みながら、着実に1人暮らしをしていきます。そして今まで知らなかった住人同士もそれぞれに関わっていくことになります。男の子はなぜか上から目線なんですが、それが可愛いんです。優しい所は優しく、しっかりしているようで子供らしい。ホントに可愛いです。ときどき見せる「やんごとない感」が素性に何か関係があるのかな?と思わせてくれます。 次はどんな問題が起きるんだろうと楽しみになります。
こんな変態ムリ!って思いながら読むのが楽しい
奴隷志望のマゾ社長の言動は変態ぽくておもしろいし、主人公の佐藤さんはかわいくて、サバサバしてて好き。男女がなかなかくっつかない漫画って、読んでてイライラしがちだけど、この作品は、社長に流されそうになりながらも、いやいやこんな変態はムリ!と踏みとどまる気持ちが分かるから、自然だし、読んでて楽しめます。
アッと驚く最終回
題名の通り、ヤクザ漫画になります。 物語は、自分の子分だった奴から鉄砲玉を命じられるくらいに、しがないヤクザの主人公が、逃げる途中で自滅して死んでしまうところから始まります。 そこから目覚めると、10年前に戻っており、10年間の経験値を生かして、ヤクザとしての人生を再度やり直していくストーリーになっています。 個人的にはヤクザ漫画があまり好きでなかったのですが、この作品を一度読んでしまうと時間が経つのを忘れてしまうくらい熱中して読んでしまいました。※グロいシーンは結構多めなので、苦手な方は気を付けてください。 登場人物が非常に多くて、名前と顔を覚えるのが大変です。また、作品中でめちゃくちゃ人が死ぬ為、キャラクターの記憶が曖昧になり、読み進めていくのは非常に時間がかかるかもしれません。※個人的にはそこも魅力の一つだと感じていますが 最後には、アッと驚くクライマックスを迎えますので、気になる方は一度読んでみることをおススメ致します。
オススメです!
大好きな作品です。きれいな絵と壮大なストーリーで、読み始めると止まりません!最終話に近づくにつれ、涙も止まりません!とにかく、薄星がかっこいい。主人公・亜姫と強い絆で結ばれている二人が、切なくもあり素敵です。女性として、亜姫の強い心と聡明さにも憧れます。名作ですので、ぜひ読んでもらいたいです!
カン違いだとカン違いしていたとカン違いさせる漫画?
ひーくん(恋人)は100年に一人の天才ロッカー! 将来は絶対に武道館を満員にする! いまは、ひーくんを支えるために私が稼がなきゃ! ・・ごめんね、ひーくん。 アナタのために私は悪魔に魂を売るわ。 アナタが「日本の音楽シーンを支配する悪魔だ」という その悪魔(アイドル)に今だけバイトでなるわ! 「ぐりこカミングスーン」は 間違いなくバカップルのカン違いコメディ物語なんだけれど、 才能があるのに気がつかないで苦労をしているという、 ある意味で贅沢なバカップルのお話だ。 「無能なこと、無意味なことに気がつけよ!」ではなく 「有能なこと、才能を無駄遣いしていることに気がつけよ!」 とツッコミたくなる物語だ。 なぜそこで、そうカン違いする! と思いつつ読んでいたのだが、 読んでいるうちに「アレ?」と思う部分が ダンダンと増えてくる。 カン違いロッカーのひーくん。 カン違いアイドルのぐり子。 ロックやアイドルそれそれを崇拝するファン。 スカウトマンやマネージャー、プロデューサーなど業界人。 それらの日本の音楽シーンの全部に対して、 「お前らみんなカン違いしてるよ」と ディスって笑いにしているような漫画だと思って読んでいったが、 実はそう思った自分こそカン違いをしていたのでは?と ジワジワと思わせてくる漫画だった。 ピザ屋でバイトした後に 「あの大空にピッツアをひろげ~」 と唄う、ひーくん。 それを見て 「ひーくん、かっこいいかも・・」 と思ってしまった。 それこそカン違いかもしれないけれども。
面白い!!
スピード感あり、話の面白さあり、キャラクターの良さあり なんで電子版だけ?何で短期連載? 紙のジャンプでも読みたい。連載、見たい。
恋のショートオムニバス
青春ショート群像劇! 初回掲載は、第1話13pと第2話8pの一挙掲載! 1話と2話だけではまだどう進んでいくのか判断できないけど、やわらかくてシンプルめな絵でお洒落な演出でいい感じの雰囲気だと分かる。 恋と縁が繋がっていくんだろうなー。 モーニングで読んで、連載したら絶対読もうと思ってたタカハシノブユキ先生の連載が、「ヤングキングアワーズ」で早くも始まって嬉しい!! 『目移り男の結論(モーニングTHE GATE 大賞)』 https://comic-days.com/episode/10834108156703719878 雰囲気的には、わりとしっとりめに描いているので過去の読切だと『目移り男~』よりは、『ツキミソウ』の作風に近いかもしれない。 http://www.moae.jp/comic/chibasho_tsukimisou 2話目のコンビニでは、ホットの飲み物と冷たい牛乳を一緒の袋に入れていて、おや?と思ったけど、きっと店員さんが動揺してしまったというさりげない演出が効いてる!く~! 少し切なく恋の矢印が数珠つなぎになっていくんだろうか。 とりあえず次回をまた楽しみにして待ちます。
仕事も恋も完璧だけど部屋は汚・・
『スローモーションをもう一度』の加納梨衣先生の新作。 以前スペリオールに載っていた読切『裸の肖像』でたまらなく心揺さぶられてしまったので、ターゲット層は絶対に違うよねと思いながら普段読んでいないFEEL YOUNGに手を出してみた。 仕事も恋も上手くいってると自分に言い聞かす30歳OLの主人公は、部屋が壊滅的に汚かった。 気に入ってすこしムリして借りた1LDKだけど心安らげる場所はベランダだけになっちゃってたり。 彼氏を連れてきたいのにこんな部屋にはちょっと・・な状況で同僚の男に要領が悪いと嫌味を言われ風邪を引き、クリスマスの約束も仕事で潰れ、ほとほと参ってしまったところで帰るのが汚部屋。 マンションの前で立ち尽くしていたところで出会ったのが嫌味を言ってきた同僚で同じ間取りなのに素敵な部屋に住んでいて・・。 汚部屋・・、分かる。 僕も職業柄、いろんなものが多くなってしまって部屋が片付かない。 毎日少しづつなって思ってても、現状維持がやっと。 現状維持だと思ってやってても日々増えるものたち。 現状維持は現状維持になっておらず緩やかに汚部屋への一途を辿っている我が家なので気持ちは痛いほど分かった。 今にして思えば、うちの家庭は転勤族だったこともあって、とにかく引越しのたびにダンボール詰めが大変で、「物は増やすな」と口うるさく言われていた。 三人兄弟で末っ子だったので自分の持ち物のとにかく少なくさせられて新しく買うのは控えさせられていた。 いまでこそ漫画が好きで3000冊以上持っているけど当時は0冊。 一人暮らしのときに抑圧された物欲が爆発してとんでもないことになった。 それから今まで大人になってからの物欲との付き合い方が未だに分かっていない。 この漫画の主人公と同じく要領も悪いのかもしれない。ただ、上手く力が抜けないのだ。 全てに全力で向かってしまう。良くも悪くも完璧主義なのだ。 仕事も恋も私生活も、となったときに、自分つまりは私生活を切り捨ててしまうのもめちゃくちゃに分かる。 この主人公は彼氏にも、彼氏の目に映る自分の姿も完璧にしようとしてるようにしか思えないがそんなの窮屈すぎる。 彼氏を信用しようと思うならさらけ出すべきなんだろうが、まだそこまでも至っていないようで。 そんなときに見栄を張らずに素のままの自分でいられるような、言い方は悪いけど優しさから本音しか言ってこない同僚は魅力的に映るだろう、自分にはできないのにずるい、と。 ここから一波乱起きそうだ。
画力と繊細なトーンワークに裏打ちされた演出力
表紙の目ヂカラに心を掴まれてジャケ買いし、内容を読んでさらに心を掴まれました。とにかく画力を活かした演出が抜群です。 キャラの作画はCLAMPの目ヂカラと矢沢あいのフェミニンな細身のシルエットを見事に融合させており奇跡的なバランスで成り立っています。 そして手の細かな演技や表情付けなどは週刊漫画とは思えないほど繊細に描写されており手の動きだけでキャラの悲痛な感情が伝わってきます。 背景に関しては繊細なトーンワークによる光の表現が特に素晴らしく、この現実感のあまりないキャラたちを違和感なく世界に溶け込ませています。 さらに、シリアスとギャグの配分が非常によく。80〜90年代のサンデーが好きだった人にはたまらない配分になっていると思います。店長がパトレイバーの後藤さんに似ていますがその辺りの感覚はパトレイバーに近いと思います。 ストーリーに関しても初めての挫折を経験した少女の鬱と中年の危機に差し掛かったおじさんの鬱という2種類の鬱を恋愛という誰にでもわかる主題を使いながら見事に描き切っています。 少女漫画が好きな人、そして少年漫画が好きな人、もちろん青年漫画が好きな人、どの層の人にもお勧めできる恋愛マンガです!
単純な展開だなーと思って読んでたけど、青山の悪い男心情がなるほどなーってなっちゃって、学びになる笑 こういう女心を上手に掴む生粋の遊び上手ってリアルにいるから、面白く読める話かと。