グッバイ、ノーベル!

天才作家のラブレターの顛末?!

グッバイ、ノーベル!
名無し
1年以上前

ゴーストな作家とサトリ世代JKのノリが新しいギャグマンガ。 ノーベル文学賞にもっとも近い男だった作家の主人公が不意の事故で亡くなる。受賞よりも机の引き出しに仕舞い込んだ隣人女性宛の大量のラブレター(え?ストーカー?)が気掛かりで死に切れない…!そこであの世で知り合うも幸運なことに生き返り幽霊が見えるようになった女子高生に手紙の処分を頼むことに。ノーベル文学賞レベルの小説を「超つまんない」と言い放ったサトリ世代の女子高生が、ラブレターを読んで「エモい」と泣いた。そして自宅に持って帰った。 天才作家の生き恥?はこれからどうなる…。

魔法使いの嫁

綺麗だけれどどこか危なげでもある世界

魔法使いの嫁
名無し
1年以上前

魔法使いに買い取られた少女が、魔法使いと共に生活をします。魔法という単語だけを聞くと、何かすごいことができて美しいもののような印象を私は受けますが、この作品で登場する世界の魔法にはどこか危なげな感じが含まれています。少女は魔法使いと過ごす中で、どう魔法と付き合っていくのか…目が離せない物語です。

風のシルフィード

大人でも楽しめる少年漫画

風のシルフィード
ダービー
1年以上前

絵はいかにも古臭い少年漫画といった感じで慣れるまで時間がかかったけど、次第にストーリーに惹き込まれていった。 ダービー、菊花賞、そしてついには凱旋門賞と活躍のステージがどんどん上がっていくのは読んでいて爽快。 その一方で単純なサクセスストーリーに留まらず、人と馬の結びつきや、競馬界の裏事情、騎手の過酷な練習など、細かい部分もちゃんと描写されている。 私は当時リアルタイムでは読んでおらず、最近読んだばかりなのですが、大人でも十分に楽しめました。

阿波連さんははかれない

距離感が測れなすぎじゃね?系ラブコメ

阿波連さんははかれない
地獄の田中
地獄の田中
1年以上前

人との物理的&精神的な距離感が測れない阿波連さんと隣の席になったライドウくんが、すごい距離を詰めていく感じの話。ジャンプ+での新連載 阿波連さんちっこくてかわいいし、距離感近すぎる阿波連さんへのライドウくんの「〜じゃね?」ってツッコミがだんだん癖になる

さよなら、レバ刺し~禁止までの438日間

また会いたい #1巻応援

さよなら、レバ刺し~禁止までの438日間
野愛
野愛
1年以上前

もう会えないと思うと会いたくなるし、忘れていてもふと思い出してさみしくなる。 レバ刺しのない世界線にすっかり慣れてしまったけど、この漫画を読んでしまったがためにまた食べたくなってしまった…。 創作物だと別れることが決まっていても、最後にまた巡り会えたりとか新しい出会いがあったりとか何かしらの希望が描かれたりすることが多いけど、もうレバ刺しは無いというラストシーンがわかっているので余計辛い。 馬刺しもうまいしレバテキもうまいしレバ刺し風のアレンジ料理もうまいけど、やっぱりレバ刺しうまかったよねまた食べたいよね…と喪失感に襲われています。 レバ刺し食べたい気分のときはマグロとかカツオのお刺身をうすく切ってごま油と塩で食べるとちょっとそれっぽくて美味しいです。

行ってきますが言えなくて

2人の不登校中学生が悩みもがいた末に

行ってきますが言えなくて
名無し
1年以上前

先生や親にはできなかったことが、友達にはできるということもある。 それぞれの事情で不登校になってしまった八木と狼谷のふたりは、学校へ行きたくない、行く理由がないとしながらも、本来は行くべきという現実との間で揺れていた。決して良いとは言えない家庭環境に置かれながら興味があることにはなんでも手を出してみる狼谷に感化されていく八木は、自分にも「頑張るためのなにか」が欲しいと考える。 そんな2人が出した答えがとても爽やかで感動的。 「頑張りたい」 それだけで一歩踏み出す理由になる。

分校の人たち

夢のような日々

分校の人たち
野愛
野愛
1年以上前

水の中にいるような気持ちになった。 永遠に続いていきそうなほど透明で、でも息苦しくて、ずっとここにはいられないんだなと思った。 3人の少年少女がただひたすらエロいことをするだけの話です。親たちはカミサマの集会とやらで夜中まで帰ってこないから、家で、風呂で、学校で、山で、エロいことをし続ける。 恋とか愛とかが介在しない、ある意味で純粋な感情。 何もないのに3人を取り巻く状況がちょっと不穏で、でもその不穏さも当たり前のようにすぎていって、3人の秘密も夢のように消えてしまう。 彼らはどんな大人になるんだろう。誰かと恋愛をして、セックスをして、子どもを持ったりするんだろうか。 この夢のような日々を引っ張り出して眺めたりするのか、閉じ込めて忘れてしまうのか、取り戻そうとするのか… 読み終えてからそんなことばかり考えてます。 DOORSはどう受け止めていいのかよくわからず何度も読み返してる。わたしにはラムネがないので飛べないな

冬待ち鳥

冬が来るたびに思い出す、愛する人のこと

冬待ち鳥
名無し
1年以上前

今年は本当に暖冬だったけど、この漫画を通して寒さ、冷たい空気、締め付けられる心が伝わってきて冬を実感した気になるいい作品だと思いました。 軍人として戦地に赴く兄と父を誇りだと思っているつぐみと、体が弱く大学講師をしているどこか脳天気な夫・鶉一のちぐはぐな夫婦。つぐみは軍人ではない夫を恥だと思っていたけれど、ある時父の戦死を知り、そしてついには鶉一にも臨時召集令状が届いてしまう。 当時、同じような思いをしていた夫婦は日本にどれだけいたかわからないくらいに、言ってしまえば「どこにでもある話」。でもこれが特別ではないということが異常なんだと知っていないといけないと思う。

潮が舞い子が舞い

阿部共実の青春群像コメディ

潮が舞い子が舞い
名無し
1年以上前

潮が舞い込む海辺の田舎町が舞台なのでゆったりとした空気感があるけど、登場人物は多種多様で面白い。群像劇なので特定の主人公はいないけど、高校2年生たちのやり取りがメインのようです。第4話の同じ団地に住むマンガ家のお姉さんの話おもしろかった。これからどんなふうに展開していくのか楽しみ。

アシガール

キャラが愛おしい

アシガール
みずき
1年以上前

タイムスリップものもいろいろあるけど、冒頭で、女子高生の制服の形が、夜目には足軽に見えなくもない…というところに大笑いしました。性別を隠して、一目惚れをした若君に仕える、しかもけっこう活躍しちゃう展開も面白いです。 そして、キャラがみんな個性があって、愛せる!主人公の唯は小動物みたいでかわいいし、若君はかっこよくて色気がある。弟も両親もおもしろいし、恋敵の姫様すらかわいい。 現在と昔を行ったり来たりするSF展開だけど、時代考証もしっかりしていて無理がなく、歴史物が好きな人も詳しくない人も楽しめると思います。

ジンメン

動物たちの下克上

ジンメン
ウマタロ
ウマタロ
1年以上前

動物園の動物たちが人間を襲い出すパニックホラー。人の顔をした喋る動物って何故こんなにも怖いのか…。ただ怖いだけじゃなくて、ときどき動物側から発せられるメッセージに考えさせられるものがある。なぜ人間を襲うのか?人間たちが動物に行っていることは果たして正しいことなのか? ・・・胸に手を当てて考えてみよう。 って思う暇もないくらいスピード感ある展開続きなので、純粋に怖がりながら読むのがいいと思う。

[カラー版]フルーツバスケット

救いの物語

[カラー版]フルーツバスケット
名無し
1年以上前

草摩家にまつわる呪いの話が主軸となっているがオカルト一辺倒ではなく、主人公の女子高生・本田透が登場人物をことごとく救っていく話。人にはそれぞれ事情があり、それぞれの抱える悩みをまるごと受け入れようとする透には、登場人物のみならず読者までもが救われ、癒やされる。聖人のような透にも、暗い感情やたった一人を想う気持ちがあるというのもまた一興。

COMA GOMA ゴマちゃん 【双葉社 復刻版】

こんなにほのぼのしてるとは

COMA GOMA ゴマちゃん 【双葉社 復刻版】
名無し
1年以上前

Kindleのアンリミで読めたので、1巻読んでみた。 内容も少年アシベと比べるとだいぶほのぼのしてました。 いちばんの違いは登場人物の人数。あくまでも1巻だけの話ですが アシベ一家とゴマちゃん、母方の祖父母、スガオくん(一瞬スガオママも) しか出てきません。 アシベのじーちゃんといえばあの息子と孫に甘すぎる金持ちの社長ですが、そっちじゃない方が出てくる。アシベも学校へ行く回がないので同級生や先生も出ない。 これはちょっと寂しい。2巻以降に期待したい。

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