勇者と魔王のラブコメ

愛は自由だ

勇者と魔王のラブコメ
異世界スキー
5ヶ月前

よくある「勇者と魔王がどうして!?」的なコメディかと思っていたのですが、読み進めるととても奥深い作品だと思いました。 魔王のことが好きすぎて最強になった勇者の振る舞いが最初は単純にアホっぽくて笑えるのですが、そのブレなさ、思いの強さに触れ、いつの間にか姿勢を正して読み始めていることでしょう。さながら作中で勇者を邪険に扱っていた魔王が次第に心を揺れ動かされていくように…。 かつての仲間の魔法使い(※勇者にベタ惚れ)をはじめ、他の登場人物も一途でいじらしいキャラばかり。それぞれが誰かを思う気持ちを大切に持っていて、それゆえに悩み苦しんでいます。 だからこそ世論や社会通念、魔王の父親(※強烈な親バカ)といったさまざまな障害を、魔王への思い一本で片付けていく勇者の姿はみなに勇気を与えます。 勇者は自らの行動を持って「誰かを愛することは自由だ」と肯定しているのです。 絵柄のかわいらしさやテンション高めのギャグに押されて一見わかりづらいですが、真摯で真面目な愛の形を描く素敵なラブコメだと思います。

パリピ孔明

#1巻応援 現代に馴染む孔明。

パリピ孔明
Pom
Pom
1年以上前

歴史上の人物が、何故か現代に来て、活躍する内容は時代感のギャップもあって面白い。 正直、そんなに歴史に詳しくないですが、、詳しくなくても楽しめた! 歌手目指す女の子のマネージャーになったかと思いきや、仕事できるし気遣いもできる敏腕マネージャー。 もはや馴染んで孔明の服装ですら個性として受け取られている。持ってる知恵もさすがのもので。 時代は変わっても、人間って生き物に関しては変わってないのかもしれない。なんて、深く考えてみたりもしました。笑 気軽に読める作品でした。

目をあけてねれるよ

ぶっとび系ヒロインがとても魅力的 #読切応援

目をあけてねれるよ
nyae
nyae
1年以上前

叶えたい願いのためなら悪魔を召喚してしまう山田さんと、真面目で心優しい田中くんの過激だけど真はとてもピュアなお話。 ふたりともお幸せにな…という気持ちです。これからも山田さんは突飛なことをしてしまうと思うけど、ぜんぶ田中くんが受け止めてくれるからきっと大丈夫。のはず。

Still Sick

漫画で繋がる、拗らせた二人。

Still Sick
あうしぃ@カワイイマンガ
あうしぃ@カワイイマンガ
1年以上前

秘めた同性愛を同人誌にぶつける清水真琴。父を見返すために漫画を描き、見失って描けなくなった前川茜。創作の動機も愛情の形も歪んだ二人の、繋がるような繋がらないような、絆の物語。 —— 拗らせながらも前向きに生きてきた清水の前に現れた前川は、拗らせ方が尋常ではない。清水は翻弄されるが、それでも前川を気にかける。 一方、清水を試すように距離を縮めたり、突き放したりする前川。 小悪魔女子の前川が抱く「病み」と、どうしようもない寂しさが、捻じ曲がって清水に向かうのが息苦しい。 彼女達を繋ぎ止めるのは「漫画創作」。過去に間違ったモチベーションで失敗した前川には、真っ直ぐに創作の楽しさを語る清水は苦しい存在。それでいて、自分の中にもあった創作の喜びを、思い出させてくれる存在でもある。 前川が自分の創作意欲を見出そうとするのを、清水は応援する。そして寄り添いながら、二人は思う。 「色恋で壊れるような関係など、いらない」 この想いは、例えば過去に、友情に恋愛を持ち込んで失敗したことのある人なら、分かるかもしれない。 大切な事との距離の取り方を致命的に間違えてきた、「未だ病み」の中にいる二人。それでも少しずつ時間を共有し、気持ちをぶつけ合ってきた彼女達は、今後、どのような絆を繋ぐのか。切ない気持ちを共有しながら、見守りたい。 (2巻までの感想) (創作の動機が歪んでいることを否定する意図はありません。本質的に創作の動機は属人的で歪んだものであり、だからこそ愛おしいものだと考えます)

左ききのエレン

天才とは何かを考えさせられる

左ききのエレン
名無し
1年以上前

どんなに努力をしても超えられない壁、生まれつき天才の人にはどう頑張っても追いつけないという現実や絶望感。 また天才が故の孤独や苦悩など、凡人側と天才側のリアルさがとても上手く描かれています。 私自身も天才になれなかった側で、光一くんの姿を見ていると、若い頃の自分にリンクしていて、気が付けば作品にのめり込んでいました。 また過酷な環境に負けずに耐え抜いていく光一くんの姿に私自身も勇気を貰える部分があり、読んでいてここまで共感できる作品は初めてだと感じています。

ぽんしゅ部!

合法だけれども禁断の味

ぽんしゅ部!
名無し
1年以上前

自分は酒は好きだがビールが好きな程度で 日本酒とかの美味さは良くわからない。 そしてスケベであるとも、スケベでないとも言わないが、 どちらかというとお姉様系が好きで、 すくなくともロリッ娘系の趣味は無い。 「ぽんしゅ部!」は明らかに 日本酒好きかロリッ娘好きかをターゲットにした漫画だ。 少なくとも日本では飲酒は20歳を過ぎなければ違法だ。 そして普通は20歳を過ぎた女性はロリッ娘ではない。 なので普通に考えれば、ロリッ娘と日本酒を ともに愛でるシチュエーションは日本では成立しない。 その辺の、日本酒とロリッ娘を愛する人達の願望を 「20歳を過ぎているので飲酒OKだし日本酒が大好き、 でも見た目と言動がモロに小学生の女性」 を主人公にして漫画化し、ソッチ系の層に 夢を見させてくれようとした漫画だと思う。 日本に日本酒とロリッ娘の両方が大好きです、という層が どのくらいいるかは知らんし、 そういう人達がいたとして、この漫画にめぐり合うかどうかとか、 ノンケ?の人達がこの漫画をみて目覚めるかどうかは知らんが。 というか、この漫画は結構過激なサービスシーンも描いては いるが、実はけっこう第一話あたりから早々に、 「常識の範囲、安全圏で楽しめる漫画ですよ」 という雰囲気がなにかしら感じられる。 漫画全体から、いわゆる18禁漫画のような、 「やばいモン描いちゃってますよ」ということはなさそうだという 雰囲気が伝わってくる。 なのでワリと安心して楽しめる漫画であるとは思う。 しかしまあ、第6話に日本酒にあう肴として 「クリームチーズと奈良漬けの和え物」 とか登場したりする。 ほんとこれは美味そうだな、日本酒には合うんだろうな、と 日本酒に詳しくない自分でもそう思うのに、 だからソッチ方向で正統派酒食漫画に舵を切ればいいのに、 なんでロリッ娘的な方向に話を進めるんだよ~という 残念感は否めない。 それはそれで凄く面白い、間違いなく面白い漫画なのだけれども、 「普通のグルメ漫画にしても良かったのでは?」 と思う面とか、 「主人公がお姉様だったらなあ」とか、 「日本酒とロリッ娘好きにアヤマレ」 と言いたくなる部分もある。 そう思わせるのもこの漫画の味なのかもしれないが。 しかし今まで生きて来た人生で「ロリッ娘」と 書いた総数よりも、今日一日で「ロリッ娘」と 書いた数のほうが遥かに多いな。 多分、今日が一生で一番「ロリッ娘」という文字を パソコンで打ち込んだ日になると思う。 ならなかったらマズイし。

新 水色時代

保健室に置いてありそうなマンガ

新 水色時代
名無し
1年以上前

甘酸っぱい思春期がテーマの少女漫画です。 「水色時代」の中学生編。 同級生との関係や部活の先輩との縦社会で悩む時期ですね。 読んでいて自分の中学生時代を思い出します。 大人はこんな時代あったなぁと懐かしく読むのもいいし、これから年頃を迎える女の子に教えてあげるのもいいですね。 水色にふさわしい淡くて可愛らしい絵柄なのでどなたにもオススメします。

信長を殺した男~本能寺の変 431年目の真実~

1話目の掴みが完璧

信長を殺した男~本能寺の変 431年目の真実~
名無し
1年以上前

織田信長、ひいては"本能寺の変"について描かれた作品は多くあり、それゆえ読み手も「またか」と思う方も少なくないはず。となると、1話目の掴みが非常に大切になってくるわけですが、この作品の1話目が今までにないアプローチの仕方であっという間に引き込まれました。 歴史好きもそうでない方にもおすすめです。大河ドラマ「麒麟がくる」の追い風もありますから、これを機に歴史ファンが増えてほしいものです。

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…

アニメ化するようなので読んでみた

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…
名無し
1年以上前

4月よりアニメになると知り、面白いのかな?と興味を惹かれ読んでみました。ゲームの世界での悪役令嬢になってしまった主人公が、ゲームのバッドエンド回避のために奮闘する話で、まず主人公カタリナちゃんが可愛いですね。面白さもあるし魅力あるキャラだと思います。乙女ゲーム、悪役令嬢、転生、ハーレムなどの設定に慣れがないと読みづらいかもしれません。ただ、漫画自体はおもしろいので、そのへん詳しくなくともコメディとして十分楽しめる話だと思います。

ジパング

壮大過ぎる歴史のif漫画

ジパング
名無し
1年以上前

私の様に還暦を超えた世代には歴史のifを描き連合艦隊が絡むと言えば、高木彬光著「連合艦隊ついに勝つ」が先ず浮かぶ訳ですが、そんな爺さんに衝撃を与えてくれたのがこの「ジパング」です。大東亜戦争時代への現代の介入は、最新鋭護衛艦「みらい」がハワイ沖での演習中にミッドウェー開戦前夜にタイムスリップする事から始まります。しかし、この出来事は序章であり、壮大な物語の幕開けに過ぎません。頑張って読まねばエンディングを迎えない大長編漫画ですが、決して中弛みせず最後まで緊張が続きます。皆さんも気合を入れ時間をかけて読破するのが良いと考えます。蛇足ですが「みらい」付けている艦番号182は、現実には「ひゅうが」型2番艦「いせ」が付けており、イージス艦ではありませんので、「いせ」がタイムスリップしても「みらい」の様な活躍は出来なかったでしょう。

血の轍

母の愛の中にある狂気…血の轍1巻

血の轍
名無し
1年以上前

母の愛の中にある狂気 とにかく面白い。何が面白いかというと、狂気の中心である母親がどこにでもいそうな母親、だから。「もしかしたら起きる可能性がある?」と思わせてくれるし、母親から悪意が感じさせられないところ。ノンフィクション系が好きな人だったら面白いと思う、、2巻も買って読んでみたくなる。

とある魔術の禁書目録外伝 とある科学の超電磁砲

スピンオフ

とある魔術の禁書目録外伝 とある科学の超電磁砲
名無し
1年以上前

この作品の面白さはラストオーダーとアクセラレータの絆です。スピンオフ作品なので、やはり禁書やレールガンの本編を見てからみるべきです。本編では語られない掘り下げがあり、キャラクターについてより深く知ることができます。あと、ほのぼの4コマ漫画のおまけが良いですね。

ヒプノシスマイク -Before The Battle- The Dirty Dawg

ヒプノシスマイクの始まりの物語

ヒプノシスマイク -Before The Battle- The Dirty Dawg
名無し
2ヶ月前

ヒプノシスマイクの各チームリーダーである、山田一郎、碧棺左馬刻、飴村乱数と神宮寺寂雷の4人が結成していた伝説の“The Dirty Dawg”の物語です。乱数が黒いです。山田兄弟の過去が切ない。一郎はやはり格好良いです。ヒプノシスマイクの世界の始まりから、色々な過去がわかるコミカライズなので続きが楽しみです。

薬屋のひとりごと

薬オタク女子可愛い

薬屋のひとりごと
名無し
1年以上前

主人公は薬学の知識のある女の子。またこれが可愛い可愛い。最近こういった、ちょっとオタク気質な女子ものって流行ってるのかな?(俺は好きだけど、、)薬オタクの知識が色々な問題を解決して行くのが、見てて気持ちいし、なんとなく恋愛興味なさそうだけど、こっから発展しそうなフラグあるのも好き。

九龍城のタピオカマフィア

九龍城砦のタピオカ屋さん #読切応援

九龍城のタピオカマフィア
名無し
1年以上前

また連載化して欲しい読切です…! 九匹の龍が眠る九龍城砦で、タピオカドリンク店を始めるように言われるマフィアの七天と狗が主人公。マフィアが主役でありながらバイオレンス要素は一切なし。 そして、ほのぼのコメディとして読んでいると、この二人と龍の関係性が見えた瞬間、一気に世界観が広がり、いい意味でゾワッとします。読切で終わらせてしまうのは非常にもったいない。絵もきれいだし上手いです。 この作家さんは初めて知ったのですが、新人作家というわけではないみたいですね。 きっと他のマフィアのメンバーや、九匹の龍もいるはずなので、続編を読めることを願って全力応援します!

天堂家物語

あまり見たことのないタイプの少女漫画の主人公

天堂家物語
名無し
1年以上前

全く見ず知らずの相手の身代わりになった少女が主人公。博愛かおバカなのかと思えば、一生懸命な死にたがり・・・・・・え?少女漫画の主人公が、なにそれ・・・と、意味不明な設定に面くらう。突飛な行動だらけの主人公に若干引きながらも、クールな結婚相手とは案外上手くハマっていて、ジワジワ引き込まれてしまうお話になっています。いつのまにかこのおかしさがクセになっていること間違いなしです。

田中くんはいつもけだるげ

いつでも、ゆったりな主人公・田中くんのスロー・スクールライフ。

田中くんはいつもけだるげ
名無し
1年以上前

いつでも、ゆったりな主人公・田中くんのスロー・スクールライフ。怠け者というわけでもなさそうなので、意識して休んでるのかな?このスタイルだと、普通は学校でボッチ化しそうなものだが、周りに賑やかな友達が集まってくるので明るい雰囲気で読めた。なにが起きても、ゆっくりスタイルを崩さないのは凄い。その姿勢を忙しい現在人も少し見習うべき。

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