ダイヤのA Ace of Diamond

親しみやすい野球漫画

ダイヤのA Ace of Diamond
名無し
1年以上前

この漫画は子供から大人まで、性別も問わずに読むことができる、とても親しみやすい野球漫画だと思います。 昔から少年漫画の野球漫画は色々あると思いますが、この作品は、絵のタッチがちょうどよく、文字数も多くないですし、しかもわかりやすいです。リアルで渋いタッチの絵と、可愛い系のちょうど間で、誰にでも愛されやすいキャラクターたちと読みやすさが、この漫画の一番いいところだと思います。そして、甲子園を目指す少年たちの姿に、すかっと爽やかな気持ちにさせてもらえるところも、この漫画の長所だと思います。 私は女性ですがスポーツが好きで、しかし漫画はあまり読まず、しかも野球はとても苦手なのですが、そんな私でもこの漫画なら楽しみながら野球に親しむことができました。

がらんどう

「病んどるなあ」で始まる

がらんどう
マンガトリツカレ男
マンガトリツカレ男
1年以上前

針、指圧、漢方を得意とする主人公がいろんな病気の患者を治療していく下町っぽい人情ドラマ。篠原とおるの漫画って女性主人公ばかりだとおもったけどこれはおっさんだった いい話もありいきなり終わる話もありよくわかんない展開の話ありだがそんなに難しい話でもないので寝る前に読むのにはよかった。 篠原とおるの漫画を最近読んでるが内容が娯楽って感じがしてすごいいい

松苗あけみの少女まんが道

少女漫画の歴史を知れる貴重な一冊

松苗あけみの少女まんが道
かしこ
かしこ
10ヶ月前

装丁がぶ〜けコミックス風なのもとっても素敵!出版社が違うのに実現したのは松苗あけみ先生だからこそなんでしょうね。生い立ちから始まり、色んな漫画家さんのアシスタント経験談、連載秘話など、内容に関しては読み応えあり過ぎるくらいです!デビュー後もストーリー作りがなかなか出来なくて苦労したというお話はとても意外でしたが、松苗先生が謙遜してるだけで本当はそんなことないんじゃないのかな?という気もします。一条ゆかり先生のアシスタントをされていて一緒に旅行に行ったりするほど仲良しということはお互いの漫画にもよく描かれているので知っていましたが、内田善美先生ともお若い頃から交流があったとは驚きました。内田先生の作品は今だと普通に手に入れることは難しいし幻の作家さんだと思い込んでいたのでこんなに気さくな方だとは思いませんでした!内田先生のアシスタントさんが消失点を取る為に部屋いっぱいに紙を広げて奮闘しているシーンは感動しました。松苗先生ファンはもちろんのこと、熱意と努力によって生み出された華やかな少女漫画の歴史を知れる貴重な一冊です。

15歳、プロ彼女~枕営業してた元アイドルだけど質問ある?~【単行本版】

行けるとこまで行くスタイル

15歳、プロ彼女~枕営業してた元アイドルだけど質問ある?~【単行本版】
名無し
1年以上前

本当にこんな世界あるの?ってぐらいぜんぶ闇みたいな話のオンパレード。けっこう盛って描いてるのだと思いたいけど果たしてどこまでが真実なのだろう。主人公の「行けるところまで行ってやる」というスタイルは嫌いじゃないし、むしろ好感が持てた。

夏子の酒

日本酒の世界

夏子の酒
小暮
1年以上前

お酒自体好きではあったものの、独特の風味や匂いが合わず中々好きになれなかった日本酒。ですが、この作品を吟醸酒作りに人生を賭け取り組んでいる人達の熱い思いがあることを知りました。そして日本人でありながら日本酒に関する知識が無い事にも気付かされましたが、単に日本酒のうんちくを語るのではなく、主人公の佐伯夏子が出会う試練を通して教えられるので、嫌味がないので受け入れる事が出来ます。日本酒を飲んでみたくなる「夏子の酒」悪くないです。

さよならフォークロア

月曜の呪いを、惑わぬ恋が解く。

さよならフォークロア
あうしぃ@カワイイマンガ
あうしぃ@カワイイマンガ
1年以上前

その女子校で、まことしやかに囁かれる噂。月曜日に女子に触れると、心中した生徒に呪われる……皆がその噂に怯える中、転校生の真白は、タブーを犯す様に皆とスキンシップを取り、恐れられる。 何故そんな事をするのか……真白の涙と本心を見てしまった先輩の高瀬は、真白に惚れつつも、彼女の願いを叶えてやろうとする。 真白の願いは…… 「恋人のふりをして」 ♡♡♡♡♡ ある目的の為にタブーを犯す真白。自我を通す彼女の真っ直ぐさは(強気な時も涙する時も)最初から最後まで、強烈だ。 先輩の高瀬をからかううちに、変化していく真白だが、その時々の真っ直ぐさは変わらない。 一方、そんな真白に惚れ、彼女の願いのために何かしたいと願う高瀬は、次第に従順な生徒の群れから離れ、自分の意思を表明する様になる。最初弱々しかった高瀬の視線は、次第に強い眼差しとなり、恋と決意の表情にドキッとさせられる。 大切な人の為に、強く真っ直ぐであろうとする二人は、学園の呪いに打ち克つことが出来るのか……。 高瀬が入れられた反省室に隠された、過去の恋人達の手紙など、謎めいた雰囲気に心ときめく。手紙のイニシャルが仄めかすものとは……分かりにくいけどそれがいい!

アスメシ

若きアスリートと料理ブロガー親父のドラマ

アスメシ
ひさぴよ
ひさぴよ
1年以上前

現代のアスリートにとって、「食」はパフォーマンスを左右する重要な要素であり、普段の体作りがいかに大切かよく分かるマンガ。 的確な栄養学に基づいた内容で、レシピも詳しく書かれている。 いかにもお昼のN○K番組とかで放送してそうな内容なのだけど、父と娘の二人三脚のドラマがとても良い感じで、話に入り込みやすかった。 作画の見原由真さんの画も、真っ直ぐで健康的な感じで、ドンピシャだと思う。 試合などの実践シーンはもっとあるかと思ったが、意外と控えめで、日常生活の描写が中心だった。

おじさまと猫

切なくて優しい世界

おじさまと猫
名無し
2ヶ月前

猫のふくまると、素敵なおじさまのお話。 ペットショップで売れ残っていた、ぶちゃいくな猫を、ダンディーなお紳士が買ってかえります。猫の気持ち、おじさまの気持ち、それぞれが描かれていて、どちらもキュンとします。 ふくまるはらこの幸せがつづくのか?と怖い気持ちもありつつ、おじさまと一緒にいられる幸せを噛みしめています。そしておじさまは、ふくまるに癒されていきます。 おじさまも、ふくまるも、幸せだけれど、どこか寂しさがつきまとっているのが切ないです。妻を亡くしたこと、ペットショップで見向きもされなかったこと、それぞれが抱えた寂しさのせいで、ふたりの関係がとても愛情深いものになり、ジーンときます。 おじさまの紳士っぷりは素敵ですし、亡き妻への思いや、ピアノへの向き合い方ど、猫との関係以外でも、気になることもたくさん。興味をもって読み進められました。 猫好きなひとはもちろん、私みたいなペットと無縁なひとでも楽しめる作品だと思います。

紅茶王子

お茶の合間に…

紅茶王子
名無し
1年以上前

紅茶の中から出てきた紅茶王子こと、アッサムとアールグレイ。願い事を3つ叶えてくれるのに、奈子も美佳もなんですぐに願い事を言わないのかが不思議だった。自分なら願い事3つぐらいすぐ浮かぶのだけど。でも願い事を叶えて貰ったら紅茶王子は消えてしまう、それは寂しい。紅茶王子には、いつまでもお茶会同好会の仲間として奈子のそばに居て欲しい。紅茶のウンチクなどもあり、楽しい学園ファンタジー作品なのですが、内容の割には全25巻と長巻です。一気に読み通すよりも、お茶の合間に少しずつ読みたいマンガです。

お~い!竜馬

幕末史の入門としてオススメの漫画

お~い!竜馬
くまぞう
くまぞう
1年以上前

幕末史を題材とした漫画はたくさんあってどれから読もうか迷いますよね。もし自分が子どもや歴史苦手な人にオススメするとしたら「お~い!竜馬」を推したいと思います。 ”武田鉄矢史観”とも言うべき、驚異的に分かりやいストーリーに加え、小山ゆうの描く偉人たちの人間臭いこと! 細かい史実や、内容の正確など二の次で良いと言わんばかりの人物像のオンパレードですが、歴史に興味を持つ取っ掛かりとしては、これくらいで丁度いいのです。 大クセのある武田鉄矢、小山ゆうの思想が強いので、幕末のイメージが固定化されないよう注意が必要です。 「お~い!竜馬」を読み終わった後は、他の幕末作品(壬生義士伝や風雲児たち)を読むとバランスが取れると思います。

四方遊戯 遠藤達哉短編集

遠藤達哉と私と20年

四方遊戯 遠藤達哉短編集
六文銭
六文銭
1年以上前

遠藤達哉と私の出会いは忘れもしない20年前。 ジャンプの読み切りで掲載された『月華美刃』を読んでからだ。 その新人離れした画力と、スタイリッシュで魅力的なキャラクター、困難に立ち向かう主人公という王道な作風に圧倒され、新たなジャンプの夜明けを感じ、この作家の可能性に期待しまくりだったのです。 続く読み切り連載『WITCH CRAZE』も読み、その期待が確信にかわる。 この作家、絶対くるぞ! (2000年秋) ・・・こなかった。全然、こなかった。 その間、数本の読み切りと、ジャンプスクエアなどで『TISTA』や『月華美刃』(読み切りの連載版)の連載はあったが、お世辞にもヒットにつながらなかった。 悪く言えば、打ち切りだ。 自分の価値観と世間の価値観がズレることは多々ありますが、どこを切っても「嫌われない作風」なのに、この作家がヒットしないことで、自分の審美眼を疑うどころか、人格を否定されたような気持ちに打ち倒されました(言い過ぎ) その後、連載はおろか読み切りの発表スピードが遅れるたびに、作家生命の危機を感じていたが、昨年2019年『SPY×FAMILY』がジャンプ+で大ヒットした。 100万部突破、各賞受賞。 もうね、この大ヒットに、わたくし、膝から崩れ落ちましたよ。 俺は前から目をつけてたぜ~、なんてチープなことを言いたいのではないのです。 心の底から応援していた一人の作家が、長い年月をかけて大成したことが、ただ、ただ、嬉しいのです。 (消えていった人もたくさんいるので) 諦めなければ、いつか必ず報われるというのを魂レベルで理解できました。 20年…20年も続けられるもの、何かありますか?って話なんです。 そんな1作家ファンとして言いたいことは、どうか他の作品も知って欲しいということだけです。 この短編集は、その後続く作品たちの「魅力の原点」が詰まっております。 他の作品からこの作家を気に入った方はこちらを読んでも全く損はありません。 初期作の短編集ですが、ハイセンスな世界観、笑いあり、シリアスありの遠藤達哉ワールドをビンビンに感じる1冊です。

食う寝る所に愛は無し

愛が無くてもいいんじゃない

食う寝る所に愛は無し
名無し
1年以上前

1話目の表題作の男性がクズっぽく描かれてますけど、私は子供を欲しくなかったので、この同棲相手さんは羨ましい、と思って読んでしまいました。結婚する気はないのは困りますが、子供を欲しくない男性、良いですね~。私もこういう風に価値観のあった男性を選べば、離婚にはならなかったのかな~と思いよみました。途中から違ったタイプの男性が、出てきますが私なら同棲相手の彼氏を選びますね。

統合失調症日記

当事者によるユーモアにあふれたエッセイ漫画

統合失調症日記
ひさぴよ
ひさぴよ
1年以上前

1巻が面白かったので2巻も購入。「面白い」という言葉が適切かどうかわからないけど。わたしが知ってる統合失調症の知識というのはネットやテレビで聞きかじった程度のものなので、何かを知った気になるつもりもないのだけど、それでもこのマンガは何かが凄い作品なのではないかと思うに至った。 そもそも、精神性疾患を取り上げた作品は世に数多くあるものの、自分の知る限りでは統合失調症を描いた作品はあまり見かけない。 外部からの視点で描かれた作品はあるにせよ、本人が自ら筆をとった漫画となると、さらに少ないはず。 (パッと思い浮かぶのは卯月妙子先生の作品くらい) これは、当事者が「自己を客観視」して表現するということが、いかに難しいかを物語っていると思うし、まだ世間の関心や理解度が追いついてないという事かもしれない。 「統合失調症日記」というストレートなタイトルの為、誤解されたり、敬遠されてほしくなくて、まず作者のきこりさんの独特の世界観だったり、ユーモアセンスがあって漫画として面白いので、少しでも興味があれば読んでみてほしい。 ちなみに、紙の単行本の値段設定は1100円ほどで、電子書籍版だと600円ほどで購入できる。

女は本音を語らない

34歳女の本音

女は本音を語らない
名無し
1年以上前

同窓会で久々に会った同級生はほとんどが結婚していて例外なく家庭の話で盛り上がる。確かに34歳ともなれば結婚している人が多いかもしれない。とは言え現在は結婚も遅くなっているから30代前半で結婚を焦らなくても良いのに、いや返ってその年代だから焦るのかもしれない。凛々子は独身介護士、アヤカは既婚だけど何か裏の秘密有り、桜はすでに離婚してシンママ。立場の違う3人が同窓会をきっかけに会うようになったものの会話にはいつも裏と表が有る。その裏の心の声(本音)がとても鋭くて面白い。女友達ほど、簡単に裏切るものはないです。だからこそ、この漫画を読んでいて、大きく肯くものばかりでした。男同士の友情より女同士の友情ほど、儚いものはないのがリアルの世界。思わず考えさせられてしまいました。ちょっとシリアスだけど、それなりに面白い。

王様ランキング

それぞれの道、それぞれの葛藤

王様ランキング
名無し
1年以上前

権力と武力を持った王様が亡くなり、その息子2人の生き方を綴った物語。 出来ない長男・ボッジは周りや次男からも蔑まれるが、前向きに自分なりの強さを求めていく所が考えさせられる。 出来る次男・ダイダもいろいろな葛藤などと戦いながら成長していく。 兄弟で争いはなんだか切なくなるが、それぞれ違った強さを求めているようで、根本は同じ事を考えているような気がした。 気持ちにスッと入ってくる絵とセリフで、とても心打たれる作品だと思った。

君は唇から毒を盛る

ダメ恋作者による読みきり集

君は唇から毒を盛る
カカオ
1年以上前

4つ恋のお話の短編集です。ストーリーの短さで、どれもサクッと読めてしまうのですが、その中には「これぞ少女漫画‼︎」と言える要素が全て含まれています。恋する女の子の心のときめき、高揚感、幸福感、悲しみ、切なさなどなど、女性が共感できる気持ちがぎっしり詰まった作品です。まだ見ぬ恋に憧れている人、恋している真っ最中の人、恋を失ってしまった人、すでに家庭を持っている人、どんな状況にいる女性もこの作品が好きになってしまうんじゃないかな。個人的には、第1話が気持ちがスカッとするし、主人公ふたりのいじらしさ、可愛らしさもあって好きです。

ひとりでしにたい

現実と将来。#1巻応援

ひとりでしにたい
Pom
Pom
1年以上前

将来を見ているかの様な作品でした。 孤独死って、ニュースなどでは取り上げられているけれど、私自身今生きている上でチラッと話すこと考えることはあっても、死に対して真剣に向き合い考えたことはなかった。 最後まで読みやすく描かれてるけどリアルすぎて、怖くなったり。 でも、勉強になってます。 女性を主人公にしてる所も、今後の日本を表しているかの様に思いました。

描かないマンガ家

これは最高に熱い漫画家マンガだ…!

描かないマンガ家
かしこ
かしこ
1年以上前

漫画専門学校に通っている渡部勇大(26歳)こと、描かない漫画家・器根田刃(きねだ・やいば)先生が主人公。とにかく言い訳ばかりして描かない!のですが、漫画愛は人一倍ある厄介な男です。しかし悪い奴ではないので友達は多いし、なぜか才能ある女性漫画家にもモテたりします。実は中盤から主人公以外は学校を卒業してどんどん漫画家として活躍していくので、そこから漫画家マンガとして熱い展開になっていきます。例えば20代前半で連載デビューすることの苦労だとか、6500万部売れた少女漫画家とか(ちなみに6500万部はキングダムレベルです)、ネタが細かくて面白いんです。キャラも個性的な人ばかりなので笑いっぱなしだし、脇役達にもラストがちゃんとあるのがすごくいい。肝心の器根田刃先生が漫画を描いたのか?描かなかったのか?はとても大事なところなのでネタバレはしないことにします。全7巻あっという間なのでぜひ読んでみて下さい!

ラブひな

古き良きドタバタラブコメ王道漫画

ラブひな
名無し
1年以上前

2000年代前半を代表する萌ラブコメ漫画の一つだと思います。 東大合格を目指して勉強する主人公が、ひょんなことから女子寮の管理人となり、そこに住む女の子たちとドタバタを繰り広げるラブコメです。ギャグと恋愛のバランスがテンポ良く展開されるので読みやすいです。 主人公は子供のころに女の子と交わした約束がきっかけで東大を目指す浪人生という設定ですが、良い意味で馬鹿なのが面白いです。その女の子が誰なのか、誰と結ばれるのかなど最後まで見どころが沢山あります。

ワンナイト・モーニング

2巻も最高でした!

ワンナイト・モーニング
nyae
nyae
1年以上前

1巻に出てきたカップルのその後や過去編が読めたり、ほっこりもあればエロも満載で最高でした〜!クリスマスのホットケーキの回の、ラッキースケベのど定番みたいなのもなんだかんだ好きなんですよね。今から3巻待ち遠しくて震えます。 なかでもお昼にお茶漬け食べる桃川くんが、今まであまり出てこなかったタイプの男子だったので印象に残りました。鬼ちゃんとのその後…描いてくれますよね…ッ しかし何より衝撃的だったのが、あとがきページに描かれた作者の自画像です。良いとか悪いとかではなく、とにかく衝撃的でした。

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