笹川さんがわからない

何枚もウワテの美人編集者・笹川さん

笹川さんがわからない
名無し
1年以上前

今週のマガジンの読み切り、どっちもレストラン?で二人の人が話してるシチュエーションなの面白いですね。 それはさておき、作家と編集という組み合わせも鉄板と言えば鉄板ですが…こんなにも公私混同してる作家初めてみましたよ、笑 担当編集への恋心を小説にするとかダメでしょ、って思ってたら笹川さん的にはアリだったんですねぇ!というオチ そこひっくるめて笹川さんの思うつぼだったらスゴイ。

ドリームキャストファン烈伝

その昔存在した名ハード「ドリームキャスト」を語る漫画!

ドリームキャストファン烈伝
名無し
1年以上前

SEGAが最後に世に送り出した家庭用のゲームハード「ドリームキャスト」のコアなファンを描いた作品です。 私も相当なドリキャスファンですが、作者のSEGAとドリキャスに対する熱意がビシビシ伝わってきます。 相当マニアックなネタを詰め込んでいる作品であり、SEGAファンとドリキャスファンはあっという間に読みきってしまうでしょう。 ゲームが好きな人には是非一読して欲しい熱き物語です。

あゝ我らがミャオ将軍

子供に振り回される大人っていいよね

あゝ我らがミャオ将軍
六文銭
六文銭
6ヶ月前

某社会主義国で、世襲制により最高権力者の地位になった少女ミャオ。 彼女のわがままによって、周囲の大人たちがワタワタするギャグマンガ。 こういう権力ある小さい子に振り回される大人の話、好きなんですよね。 なんというか、新しく生まれた子供を家族が見守る感じがして、微笑ましいんですよね。 だがしかし、ミャオ将軍も最高権力者です。国の代表です。 彼女に歯向かうもの、気に食わないものは、当然「粛清」です。 粛清・・・そう、トイレ掃除1週間とか、草むしりとか。 あぁ、なんと微笑ましい。 血は流れないのだ。 外交問題とか、国内の問題とか、なんにもわかんないけど、それでも国民のために頑張るミャオ将軍に釘付けです。

舟に棲む

舟の上で漂い暮らす男のお話。

舟に棲む
名無し
1年以上前

つげ忠男さんの作品は前から興味があったけれど、読むのは初めてでした。主人公は、小説家で、家族はジーンズショップを経営しています。主人公は、稼ぎの少ない冴えないおじさんとして描かれていますが、作者自身もジーンズショップを経営していたというので、自身を投影した主人公なのでしょうか。 そんな主人公が、趣味の川釣りがこうじて、おんぼろの小さな舟を買うのですが、家族はちょっと呆れ気味。それでも自分で舟を改造して屋根などを作り、昔の日本にいた、舟に住む人々のような暮らしを思い浮かべながら、週のうち何日か楽しむようになります。 そこで、漁師などいろいろな人と関わるのですが、川を流れてくる人間ではない何かと遭遇したりして、ちょっと不気味でもあります。設定は現代なのですが、浮世離れした世界に引き込まれていくような感覚があります。 作者の兄である、つげ義春の作品が好きな方にもおすすめです。

XAZSA(ザザ)

懐かしい作品から新たな発見

XAZSA(ザザ)
名無し
1年以上前

もう20年前以上昔に読んだ作品で、懐かしさに再び読み返してみましたが… 10代の頃には感じなかった気持ちがいくつも浮かんできました。自分を作った少女を愛する機械人形の可愛さや幼さ、ピュアな恋心にドキドキした昔と違い、いまは、そんな彼を見守る青年や、人間ではないザザの葛藤に胸が詰まり、物語の奥深さを改めて感じることができました。

鉄棒少年

怖え~

鉄棒少年
名無し
1年以上前

フラットな状態で読み始めたので、鉄棒でオリンピックを目指したりする話かなと漠然と思っていて、その予想はある意味あたるのですが、内容はかなり予想外でショッキングなストーリー。いやはやびっくりしましたよ。 主人公は懸垂が大好きな少年なのですが、次第にその異常性が心理描写として出てくると、健全なスポーツマンという印象ではなくうすら寒さを感じながら読みました。 ちょっとしたホラーテイストの入った珍しいスポーツ少年の漫画でした。個人的には短編ではなく長編でより深く描いてほしかったなあ、なんて思ってます。

恋愛の神様

ちょっと自分に似すぎている

恋愛の神様
名無し
1年以上前

31歳にして女性を知らない主人公。恋愛には積極的なんだけどとても不器用で・・。似てる、似すぎてる、過去の自分に。いや、これ、俺でしょ!?そう思えるくらいに感情移入して読むことができました。なんだかちょっとノスタルジックな気持ちになりますし、初々しい気持ちを思い出させてくれるため、定期的に読ませてもらっていますよ。

食糧人類-Starving Anonymous-

設定がしっかりしてるので読んでてダルくない

食糧人類-Starving Anonymous-
名無し
1年以上前

この作品は設定が命です。そうしないと、ただのめちゃくちゃなグロ漫画になってしまうんですよね。食糧人類は、細かな設定がしっかりとしているので、読んでいて怠くなりません。それどころか、続きが読みたくて読みたくて、ページをめくる手が止まりません。

校内写生

遊人先生が世に放った名漫画

校内写生
名無し
1年以上前

本格的なアダルト漫画から、18禁にはならない程度のソフトなお色気漫画を描くことで有名な「遊人」先生の渾身の一作です。 この作品はオムニバス形式で、一話完結となっています。 作品が発表されたのは、かなり昔ではありますが、セクシーな美少女たちは今読んでも色あせていません。 物語の中では少年から中年男性と幅広い年齢層の男たちを虜にしています。登場する女性たちの色気はさすがは遊人先生といったところです。

黄泉の河

美しき渡し守が語る人情噺

黄泉の河
名無し
1年以上前

あの世への案内人である語り部・聖の美しさと、描かれる人間模様の深さを堪能しました。黄泉の河を訪れる人たちの人生が、みな山あり谷ありで興味深かったです。絵柄は少女漫画的で優しく可愛らしいのですが、登場人物の抱える事情が複雑で、読みごたえがありました。読んでいくうちに過去の事情が明かされ、あっと驚くような結末になるのも面白かったです。辛いことや悲しいことがあっても人間は生きていくのだなあと、しみじみと考えさせられる漫画です。

ちばてつや短編集 エッセイマンガ編

この時期になると読んでしまう

ちばてつや短編集 エッセイマンガ編
霧兵衛
霧兵衛
1年以上前

良かった点 ・「屋根うらの絵本かき」はちばてつやが漫画家になったきっかけをテーマに書いた短編 ・「家路1945-2003」は第二次世界大戦直後の中国からの引き上げ体験が元に書いている 総評 ・この二つに関しては感想が書こうにも何を書いてもこの漫画を読む以上の説得力が出せないので読むのが一番だとおもう。 ・ちばてつやのエッセイ漫画は面白いのが多いのでもっと単行本にして出して欲しい

雀鬼

麻雀って奴の凄さを判るのが、貴方にとって良いか悪いか、判断はご自身で!

雀鬼
名無し
1年以上前

主人公である実在の麻雀の鬼「櫻井章一」氏を知る術は色々あるでしょうが、この「雀鬼」を通して知る麻雀は、決してお遊びでなかった事を知らされます。残念ながら雀荘を知らずして育った現在の社会構成のど真ん中の一般人に、多少なりとも理解させてくれたことに感謝したい。ゲーム内の麻雀でなく、麻雀を使い様々な勝負が展開された事実も知っておくべきでしょう。そんな世界をあからさまにしてくれるこの作品を読めば、己の人生を見直してみたくなる気に成りますよ。

薄命少女

絶対に結末を知らずに読まないとダメ

薄命少女
nyae
nyae
1年以上前

本作の主人公である佳苗が宣告された余命は1年。本来は父親ただひとりが知る事実のはずなんだけど、うっかりミスで速攻佳苗に知られてしまいます。 常に佳苗の「死」がつきまといながらも、余命をネタにしたくだらないブラックユーモアやダジャレで笑いながら読める異色の4コマ漫画です。 中盤までにかけては余命を意識しながらもいつもどおりの生活を送る努力をしている様子が描かれますが、もしかしたら手術をして生き延びる可能性があるかもという展開からの流れが怒涛も怒涛で頭が追っつきません。"駆け抜ける"とはまさにこういうときに使うんだと思いました。 絶対に結末を知らない状態で読まないとダメです。あと、ここで見ると表紙の佳苗が持つ遺影は真っ白だけど、紙版だとある仕掛けが施してあるので、気になる人は確認してみるといいです。

ぶたぶた

疲れた時に開きたくなる名作。

ぶたぶた
名無し
1年以上前

異彩を放つ豚の表紙を見つけて、どういうことだ?と思って読んでみました。 その自分の気持ちと同じように、作品の登場人物たちも、人間世界でふつーに生活している豚のぬいぐるみ(名前=ぶたぶた)と出会い、どういうことだ?と驚きつつ交流していきます。最初の登場シーンで、すぐに心をつかまれました。だって、ベビーシッターかと思いきや、ベビーシッター派遣会社の社員で、しかも部長!で、男性だったという。セリフや動作が笑える物が多くて(その手?足?でどうやってコーヒーカップ持ってるんだ!?とか)、読んでいて、つい吹き出してしまいます。 ぬいぐるみなのに、人間味(豚味?)にあふれていて、人徳(豚徳)があるというところが、面白いやらジーンとくるやらで、どんどん続きが読みたくなり、なんだか癖になります。 現代の作品でいうと、「猫村さん」とシチュエーションが近いかもしれません。優しくてちょっとシュールでほっとする世界を求める人におすすめです。

深夜のダメ恋図鑑

思わず吹き出すダメ男撃退法

深夜のダメ恋図鑑
名無し
1年以上前

これから恋をしたい人にはぜひこれを読んで耐性を付けて欲しい。そして彼氏持ちの女子にはぜひ彼と一緒に読んで欲しい。そんな漫画です。 なぜだかダメ男に出会ってしまう三人娘を中心に、面白おかしくダメ男のパターンが紹介されていきます。こんな男いないでしょ!というものから、わかる!これ元カレだ!というものまで、様々なダメ男を取りそろえております。ダメ男撃退法も載っていますので、これから恋をしたい人はぜひこの漫画でお勉強してください。また、佐和子の彼、諒くんのダメ男っぷりがケタ外れなので、こちらは彼氏と一緒にお楽しみください。笑えます。

銭ゲバ

息もつかせぬ展開で人間の心の闇を描く

銭ゲバ
名無し
1年以上前

テレビドラマにもなったことがある作品で知っている方も多いことでしょう。 漫画自体はかなり古いですが金銭への執着という人間の根本的な欲や業がテーマなので時代を超えた面白さがあると思います。 貧乏ゆえに異常なほど金に執着し、金に人生を翻弄されていく男の悲劇がしっかり描かれています。金だけを追い求める人間の醜さや恐ろしさが、通り一遍でなく深い心の奥底を丁寧に描いていて、一筋の光が見えながらも悪の道を突き進む主人公から目が離せません。 金さえあれば何でもできるのにと考えたことは誰しも一度はあるでしょうが、その結果まで考えたことはありますか? その答えの一つともいえる結果は一読の価値ありです。 物語としても金というものを考える切っ掛けとしても楽しめる素晴らしい作品だと思います。重厚で骨太で読み応えのある漫画が読みたい人にもおすすめです。人生哲学的な面でも参考になるセリフが多数ありました。

ゆらぎ

文豪が残した言葉の謎から得られる教訓

ゆらぎ
名無し
1年以上前

かの有名な文豪「川端康成」が自身の日記に頻繁に記していた「保身」という言葉の解釈を巡って起こった騒動をもとに、とある大学で行われる講義を描いた読切です。 川端康成のことならなんでも分かると豪語していた評論家が川端康成本人の発言に基づいて解釈した「保身」が、実は全く当てはまらなかったという顛末から、自分を過信しずぎて失敗してしまわないようにという教訓に繋がります。 では実際の「保身」はどのような意味で使われていたのか? これもあくまでも解釈に過ぎないと思うのですが、文豪と呼ばれる人を少し身近に感じられるかも知れません。

恋せよキモノ乙女

着物が身近に感じられます

恋せよキモノ乙女
名無し
1年以上前

普段はОLで休みの日に亡くなった祖母から受け継いだ着物を着てお出かけするのが楽しみな野々村ももが主人公です。 お話ごとにももが、気候、場所などに合わせて着物と小物を合わせる場面がとても楽しそうで、可愛くて、着物を成人式でしか着たことがない私でもお着物を着て出かけたくなります。 着物だけでなく、ももがお出かけした京都で一目惚れの男性との恋話もドキドキと気になります。 着物になかなか手が出せなかった人もきっと好きになってしまう漫画、「恋せよキモノ乙女」おすすめです。

NANA―ナナ―

いつまでも全然古さを感じない

NANA―ナナ―
名無し
1年以上前

華やかで夢もあって、周りにいそうなキャラクターではないけれど、めちゃくちゃリアルに繊細に心情が描かれ、登場人物に共感できる漫画です。ドラマチックで辛い過去を持つキャラや、一見平凡だけれどドロドロの恋愛に巻き込まれるキャラなど、引き付けられる展開の中でキャラの心情がひしひしと伝わり、泣ける場面もいっぱいです。 1巻発売からはもう20年も経つのに全然古さを感じないし、今見てもファッションや小物などもおしゃれで素敵だなと思います。読む時の年齢によってまた違った楽しみ方ができるなと新たな発見にもなりました。 本当に続きが待ち遠しいです。矢沢あい先生の体調が回復されることを切に願います。

最果てのサイクロプス

超能力ヒロインのバトルが面白い

最果てのサイクロプス
名無し
1年以上前

昔流行ったESPでバトルロワイヤルものですね〜。世界を巻き込んでの謎の事件を追い、囚われた妹を助けるために主人公ヒロインが超能力を駆使して戦う物語。 派手なサイコアクションがメインの見どころとなりますが、ヒロインたちキャラクターの内面に迫る人間ドラマも緻密に描写されています。

もっとみる