科捜研は正義の味方ではない(のかもしれない)
主人公の抱える闇が謎としてメインストーリーに一本軸があり、準主役のヒロイン(?)がストーリー展開の細かな説明に説得力を持たせてくれていて、話がすんなり入ってきて面白い。 様々な事件が作中でも解決(というか証明)されていくのがリアルに感じられ、実際の科捜研もこうなのかなと気になってしまった。人生やり直せるならこういう真実を見る・研究するような仕事に就いてみたかったなー 「トレース」という単語は重ね合わせて見てみるという感じのニュアンスだと思うけど正に言葉通りでいいタイトルだと思う。 特殊能力なんかではなく、真実を同じ人間の力で解き明かしていくところは小並感だけど「すごい」と思わされる作品でした。
面白かったー!科捜研好きにはたまらない一品。
ミステリーとしては、先生怪しいな〜と思っていたので真犯人としてはやっぱりか…と驚きはない。
10巻過ぎから主人公チェンジした?と思う程の壇様の存在感。
先にブルータル読んでしまっていたけど、早く続きが読みたくなるほど味が出てる人物。