100のリアルとノスタルジー
読むと胸が苦しくなるときもあれば、めちゃくちゃ笑えるときもある。 空を飛べる友達もウンコ回しのおじさんも出会ったことはないけど、ノスタルジーの塊みたいなものが描かれている作品だと思う。 妄想したり死んだふりしたり妄想したり、感動的なエピソードがあるわけじゃないのにヤスシと太郎の友情が尊いものに感じられる。この2人が一生友達でいたらいいな、と祈らずにはいられない。 どうしようもなくてくだらない日常は永遠に続く気がするのにいつか終わってしまうから、こんな気持ちになるんだろうか。 元気なときに読んだら普通に楽しい漫画なのに突然心の弱いところを突いてくるから大好き。 現在進行形で青春を過ごしてる学生が読んだらどんな感想を抱くのか気になる。