あらすじ

ちょっとしたすれ違いに死ぬほど悩んで、好きな子への届かぬ思いを募らせ、妄想と現実の狭間を行き来し、泣いて、笑って、僕たちは卒業をむかえる。完結です。
太郎は水になりたかった 1巻

疲れてるとき、しんどい時、私はいつも大橋君の漫画を読む。――――東村アキコ 忘れてた、あの感情がよみがえる。ノスタルジック・イリュージョン。「母さん。ボクらは今、漠然とした不安の中、たしかに中学2年という季節を過ごしています。」中学2年の太郎の家にはお母さんがいません。人より少しシャイです。親友はヤスシ。同じクラスの谷村さんにこっそり想いをよせています。冴えない学生生活をおくる太郎は、それでも何かデカいことをやってやろうと… いや、やったほうがいいのか? という気持ちで生活をしていますが… 雨上がりの虹のように描かれる、誰にでも平等にあったはずの青春物語。繊細でリリカル、モラトリアムと妄想が爆発するヤングゼネレーション・コミック。トーチweb連載時の原稿を大幅加筆&修正。描き下ろし漫画とコラムも特別収録した決定版。

太郎は水になりたかった 2巻

「大橋さんの漫画、絵は僕より“アレ”ですが、内容はちゃんと保証します!」―――清野とおる 太郎は中学2年生。家にはお母さんがいません。親友は妄想部のヤスシ。好きな女子は同じクラスの谷村さん。最近、イケてるグループのの藤沢とも仲良くなったけど、親友のヤスシに上手く伝えられずにいたりします。ヤスシとも、藤沢たちとも仲良くしていたい…… 伝統ある西石器山中学との“戦争”を控え、太郎たちの青き時間が加速していく―――

太郎は水になりたかった 3巻

ちょっとしたすれ違いに死ぬほど悩んで、好きな子への届かぬ思いを募らせ、妄想と現実の狭間を行き来し、泣いて、笑って、僕たちは卒業をむかえる。完結です。