野愛約1ヶ月前編集悪い意味で等身大の子どもが描かれた作品。嘘つきで独占欲が強くて残酷。 これに愛情とか友情を当てはめたくはないけれど、美しいと感じる場面もあるのがまたリアルだなあ……。 1度目に短冊が出てくるらへんで終わっていたらいい話っぽくまとまったかもしれないのに、大人になってからの話でまた恐ろしくなってくる。 子どものいじめは陰湿で残酷で幼稚で最悪だ…と思ったら、大人も変わらないことをやっていて更に最悪な気持ちになった。 変わらないのは主人公ものんちゃんも同じで、人間って救いようがないのかもしれないとまで思ってしまう。 なんとも後味の悪い作品だけども、手を繋いで帰る場面やおそろいのペンを万引きする場面で胸が締め付けられる。この瞬間、世界に2人きりで切なくて美しい。7わかるfavoriteわかるreply返信report通報
あらすじクラスの人気者のんちゃんは誰もが羨むような金持ちで、着るものはオシャレで、色んな世界を知っていた。そう、あの日嘘がバレるまで…。『岡崎に捧ぐ』など他誌で大活躍の山本さほがジャンプ+で描く歪んだ愛の物語。
悪い意味で等身大の子どもが描かれた作品。嘘つきで独占欲が強くて残酷。
これに愛情とか友情を当てはめたくはないけれど、美しいと感じる場面もあるのがまたリアルだなあ……。
1度目に短冊が出てくるらへんで終わっていたらいい話っぽくまとまったかもしれないのに、大人になってからの話でまた恐ろしくなってくる。
子どものいじめは陰湿で残酷で幼稚で最悪だ…と思ったら、大人も変わらないことをやっていて更に最悪な気持ちになった。
変わらないのは主人公ものんちゃんも同じで、人間って救いようがないのかもしれないとまで思ってしまう。
なんとも後味の悪い作品だけども、手を繋いで帰る場面やおそろいのペンを万引きする場面で胸が締め付けられる。この瞬間、世界に2人きりで切なくて美しい。