子供の時は毎日のように遊んでいた友達が、歳を重ねるごとに少しづつ距離ができてきて疎遠になるけど、大人になって再会してみると案外変わらずに話せた。みたいなことって多くの人に心当たりがある話なんじゃないかと思います。特別にドラマティックな出来事もないけど、忘れることもない思い出、というような。自分にとってのこういう思い出が蘇るし、人のこういう話をちょっと聞いてみたいと思った。

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K君

けーくん
著者:INA
けーくん
K君
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KEEP THINKING

KEEP THINKING

友達に連れられて観たバンドのライブ。 その日から僕の生活は少し変わった。 人から人へ与えられる小さなさざなみは集まって響き合う。

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現在地

現在地

娘との時間のなかでふと思い出す、この家ができる前のこの場所のこと。 過去と未来の思い出がこの場所でつながる。 17ページで描き出す、今ここにいることの不思議。

歩道橋/少年

歩道橋/少年

思い出は、ほろ苦い味がする。 思春期のモヤモヤとした毎日のなかにひそむ輝きとやるせなさ。 僕たちはいつも自分の居場所を探していた—— 『牛乳配達DIARY』『つつがない生活』の著者であり、ハードコアバンドMILKのメンバーでもあるINAが贈る、心に染み入る新作短編。

つつがない生活

つつがない生活

第一回トーチ漫画賞受賞『牛乳配達DIARY』のINA最新作! 買い出しメモ、ヒヤヒヤの通帳記入、義妹の宿題、妻が寝るまで待つ時間、卒業式、バンドで行ったアメリカツアー、妻からの手紙コレクション、事故、深夜徘徊、海、パリ新婚旅行、失くしたピアス、旅の出会い、旅の終わり、告白――― 優しく鮮やかな筆致が照らし出す、暮らしの中の、なんてことなくて美しい瞬間の数々。若き著者[二十代・新婚・自営業・パンクス]が描く、現代ニッポンを他者と共に生きる暮らしの記録。

牛乳配達DIARY

牛乳配達DIARY

第1回トーチ漫画賞【大賞】作品! 平成30年の愛知県、26歳の牛乳配達員。 戻りたくないけど懐かしい日々の記録。 自分とは全く違う生活をマンガで追体験してみませんか?

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