ネタバレ

恋愛マンガでもあり、将棋マンガでもあり、青春マンガでもある素晴らしい読切でした。
将棋のことしか頭になくクラスで孤立している少年・竹本くんに恋したのをきっかけに将棋を覚えようとする主人公・清水さん。彼の気を引きたいために頑張るも、彼の見ている世界に自分はいないことを痛感してしまう。それでも諦めずに将棋を続けてのめり込んでいき、気づくと他人の目を気にして空気を読みながら息苦しく生きていた頃の自分はいなかった、という話。清水さんの恋がどうなるかまではわからないけど、現時点ですでに恋を諦めなくて良かったと思える。

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余白の世界

余白の世界

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不完全ゾンビ

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すこし・ふしぎな想像力で、私たちの心に鋭く切り込む。豊かな感受性を備えた新鋭。全てのかけがえのない私たちへ───── (月刊!スピリッツ2018年5月号掲載)

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