家族や住まいや仕事を亡くし、誰かに触れていたいと思うこと。何気ない会話や肌の温かさに癒されたいと思うこと。
そうせざるを得ない人たちが、そうせざるを得ない行動をすること。
いいとか悪いとかで判断できるわけがない。

家族を失ったばかりなのに風俗に行くなんて…と思う気持ちもなくはないけれど、全てを失って1人きりで過ごす恐怖を思えば理解できる気がした。
風俗嬢たちにも失われた日常があり、仕事をすることで自分を保っていられる側面もあるのかもしれない。

ノンフィクション作品を原作にしているのでそちらも読んでみたい。震災は創作ではなく事実なので、消費するのではなく向き合っていきたい作品。

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何者

何者

【ちばてつや賞ヤング部門第89回佳作】営業成績はいつも落第点。それでも会社という檻に閉じ込められた人間たちとは違う存在だと自負する袴田。彼の唯一の楽しみは、社員たちの上っ面に隠された生態を晒し上げるブログを書くこと。そんな彼の前に会社随一の切れ者黒田が現れる。社内の人望をほしいままにする彼から、その正体を暴いてくれと依頼された袴田は‥‥。

罪のあと味

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