主人公が往年の名作映画を観てないこと棚に上げるくせに、〇〇観てないとかありえない!とか他人の映画観を小馬鹿にしてくるあたり映画愛というよりオタクの面倒くささのほうが伝わってくる
1人でキネマってタイトルなのに他人の意見を気にしてるし

肝心の映画のラインナップもどれもメジャータイトルすぎる、それはまあいいけど映画観て喜ぶことより怒ってることがほとんどで萎える
何が嫌いかより何が好きかで自分で語れよ!

同じメジャーな映画観る系漫画でも「隣のお姉さんが好き」の嫌味のなさと比べるとどうしても好きになれない

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木根さんの1人でキネマ

映画が知れて、観たくなる漫画

木根さんの1人でキネマ アサイ
六文銭
六文銭

小生、映画が苦手なんですよね。 理由は簡単で、自分のペースで進められないから。 自分のほうが早いとか遅いではなく、自分のテンポと関係なく進むのが苦手なんですよね。 ん、今の何だ?と、少しでも気になるところがでてくると、先の展開が頭に入ってこないんですよ。 家でなら巻き戻せますが、映画館なんて、ずっと悶々としてしまいます。 本作は、そんな映画に取り憑かれた映画オタクの妙齢の女性が主人公。 映画をみては、その感想をブログにアップし、映画を語り合いたいが自分の価値観を曲げられないのでボッチで楽しむという内容。 毎回、何らかの映画(多くは誰もが知っているようなヒット映画)を題材にして、内容や感想、制作の背景、はてはそこから派生する作品まで紹介してくれるので、みてなくても映画を詳しくなれる感じがします。 また、熱量高く何が面白いのかを説明してくれるので、自分のように映画が苦手な人間でも、ついみたくなってしまう勢いがあります。 動画サービスとかによくある「あなたにおすすめ」といった、作品を並べただけのレコメンド機能がありますが、よっぽど人によってテンション高く紹介されたほうが心が動くなぁと思います。 また 映画は観賞ではなく体験だ とか 人には人の「面白くない」を変えることはできない など、エンタメ系関連の価値観を表した金言が多くて、そこもまた面白いんですよね。 それにしても、木根さん、というか作者の映画の知識量にはうなりますね。8巻までですが、凄まじい量の映画を紹介してくれます。 映画をよくみる人はもちろん、自分のようにあまりみないけど、なんか面白い映画ないかなと思ったときに、参考になる漫画かと思います。

きねさんのひとりできねま
木根さんの1人でキネマ 1巻
木根さんの1人でキネマ 2巻
木根さんの1人でキネマ 3巻
木根さんの1人でキネマ 4巻
木根さんの1人でキネマ 5巻
木根さんの1人でキネマ 6巻
木根さんの1人でキネマ 7巻
木根さんの1人でキネマ 8巻
木根さんの1人でキネマ 9巻
木根さんの1人でキネマ 10巻
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