「かわいい」にコンプレックスがあった女子が「かわいい」をつくる!
かわいいものが大好きな柔道少女・ユメは、好きな男の子に可愛いものは似合わないと言われてから自分の気持ちに蓋をしてきたけど、クルルというキャラクターへの強い愛でファンシー会社に就職。そこで今まで蓋をしてきた思いを一気に開放する!という話。ユメちゃんはガタイもデカくないし顔もめちゃくちゃかわいいんだけど、服装は男性的なものを見に付けているのでちょっとチグハグ感があったから、これから好きな服を着て、好きを開放していったらどうなるのか楽しみ。
大人が思っている以上に、子どもはちゃんと知ってるし考えてるんですね。出くんがタイムスリップして若かりし両親に出会うところ、ドラマチックかと思いきや実際はとても悲しい気持ちになるもので、それでもいい思い出をなかったことにしたくなくて自分の気持ちを母親に伝えるシーンはグッときます。それで夫婦の関係がもとに戻ったりはしないだろうけど、彼の親であることは一生変わらないんだから出くんの気持ちを尊重してあげるのも大事だなと思いました。