ほどよくエロくて甘酸っぱい
中学生男子の主人公コジキくんとクラスの女子たちの話。実際に作者さんの学生時代に起こっていた…かもしれない話。いや起こってたら羨ましすぎるが…あまずっぺえ…。女の子たちみんな可愛すぎるしエロい。ずるい。とてもいい。 どの話も誰もが憧れるシチュすぎんだよな~!いや私の時もあったか…?記憶にないだけで…当時はそういう視点がなかっただけで…。ちなみに実際の私の中学時代は既に立派に腐っていたので、クラスの男子二人組が距離近いたびにニチャア……としてました。
我々が何気なく過ごしていた青春は、きっとこんな感じでドラマチックだったんでしょう。
ちょっとエッチな漫画をクラスで回し読みしたり、あの人はこうらしいよと伝聞を話したり。
読んでいて、なにげないシーンに既視感を覚えるのは、似たようなことをしたり見たりしたからでしょう。
過ぎ去った今となっては、「あー、このシーン、わかるよ。くぅーっ!!」という年寄りめいた感想しか出てきません。
もしくは「青春というのはほんとに良いものですね」という達観した一言。
思春期男子フィルターを通した、女子たちの容姿や所作も素敵です。
真実に少しだけ嘘を交えたほうが、どこが嘘かわかりにくいという話があります。
きっと、これはそういうタイプの、作者が過ごした青春の日々の話です。
怪獣もヒーローも出てきません。
でも、とても良い青春ストーリーです。
ネットや同人誌で公開してきたショートストーリーを、世界観そのままに全編描き下しでG'sコミックに! 主人公コジキオウジ少年が送る甘く切なすぎる物語は、フィクションなのか実話なのか!?