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イケメン男子高校生の牧恭一(まき・きょういち)。彼の父親は報日新聞の元トップ・カメラマンで、日比谷反戦デモ取材中にデモ隊に巻き込まれて亡くなった牧忠(まき・ただし)。母親は保険外交員をしていたが、交通事故に遭ってから精神的に不安定になり、現在では息子の恭一の事を死んだ夫だと思い込んでしまっている。生活のため写真スタジオで働き始める恭一が、自分から父親と母親を奪い去った写真と向き合いながら、カメラマンとしての道を歩んで行く、写真愛に溢れたドラマ。2巻目にはカメラマンにまつわる様々な短編を収録。
Kindleライブラリに積んであった作品。何がきっかけで購入したのは忘れてしまいましたが、上巻を読んでみて大満足でした。
主人公に男子高校生をおいた、カメラ愛に溢れた昭和(70年代くらい?)のお仕事漫画でスルスル読めてしまいました。
当然ながらマンガに出てくる何もかも(モノも文化も言葉遣いも)昭和でメチャクチャ良い……!やっぱカッコいいな昭和…。
上巻の後半はベトナム戦争中の、ヘリ部隊の日系米兵と村人女の子のお話。
展開の予想はついたものの、切ない終わり方にグッときました。
下巻もたのしみ!