5.0
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懐かしの昭和を描いた作品で、なんともおっさんホイホイな1冊。
ファミコンや駄菓子屋、めんこなどのアナログの玩具。
およそ昭和生まれにささるワードがビンビンあって、たまらなかったです。
特に、父親と一緒に紙飛行機を飛ばすシーンに心を鷲掴みされました。
あぁ、これだよ、こんなので子供の頃は感動してたんだよと主人公とシンクロしました。
物質的な豊かさや、インターネットなど技術的な利便性では実現できない人間同士の繋がり、不可逆的な時代の流れに思いを馳せて、懐かしくて泣けました。
基本ギャグ路線なのに、急にノスタルジックなものを差し込まれるの弱いです。
子供のころのって、毎日の授業とかマラソン大会とか強制イベントが多いので、意外と不自由であんま楽しかった思い出がないのですが、
この本読むと、主人公やその友人たちは、毎日フリーダムに楽しそうなのが、いいですね。
昭和うまれにおすすめしたい1冊です。