「しなのんちのいくる」の3巻目が登場!昭和後期~平成初期のノスタルジーあふれる思い出漫画として人気を集め、1巻・2巻ともに重版に。おバカだけど憎めないヤンチャ少年「いくる」と、その姉で怒ると怖いけど実は弟思いな「しなの」。この姉弟を中心に、笑いにあふれる日々を描いた懐かし漫画。懐かしい記憶がよみがえり、ノスタルジックな気分へと導かれる。あの頃僕らはいつも何かに夢中だったんだ。【目次】第1話 水溜まり第2話 ディスク書き換えの旅第3話 ランドセル第4話 田んぼに落ちたマッキー第5話 子供達の喜ぶ顔見たいだろ?第6話 スイカの種第7話 糸電話第8話 父さんのかっこいい車第9話 母さんの背中第10話 ラジコン計画第11話 少しだけ大人になった夏第12話 ナッちゃんのおじさん
懐かしの昭和を描いた作品で、なんともおっさんホイホイな1冊。 ファミコンや駄菓子屋、めんこなどのアナログの玩具。 およそ昭和生まれにささるワードがビンビンあって、たまらなかったです。 特に、父親と一緒に紙飛行機を飛ばすシーンに心を鷲掴みされました。 あぁ、これだよ、こんなので子供の頃は感動してたんだよと主人公とシンクロしました。 物質的な豊かさや、インターネットなど技術的な利便性では実現できない人間同士の繋がり、不可逆的な時代の流れに思いを馳せて、懐かしくて泣けました。 基本ギャグ路線なのに、急にノスタルジックなものを差し込まれるの弱いです。 子供のころのって、毎日の授業とかマラソン大会とか強制イベントが多いので、意外と不自由であんま楽しかった思い出がないのですが、 この本読むと、主人公やその友人たちは、毎日フリーダムに楽しそうなのが、いいですね。 昭和うまれにおすすめしたい1冊です。