画が美人な一方でバカらしくて笑える!
もう20年前の漫画ですが、今でもプッとくだらなさに笑えます。それでいて、適当な画では無く美人な生徒はしっかり美しく描写されており、画としても楽しめる内容です。ちなみに、演劇部を舞台とする漫画ですが、演劇に関わる勉強は出来ませんので、そこは期待しないように・・・
時計坂高校一年の順菜正太郎は、入学式当日すれ違った美少女・日比野真琴に一目惚れ! しかし彼女の後ろ姿を追い、演劇部の部室へたどり着いた正太郎を待っていたのはなんと体は男で心は女、そして三頭身の部長・徳大寺ヒロミだった! 部長ヒロミに気に入られてしまった正太郎の高校生活は…波乱の予感!? 描き下ろしショート漫画/著者一問一答収録!!
主人公の正太郎が入学早々一目惚れしたあの女の子。
やつれるほど気になっていたら、ついに遭遇。
追い掛け追いついた相手は、彼女とは程遠い存在の演劇部部長。
体は男、心は女という部長に熱狂的に迫られ、一目惚れした子には部長とデキてると勘違いされ…
家族で読んでいた覚えのあるギャグ漫画です。
すらっとした美男美女の等身イラスト、コメディ展開のときのデフォルメイラスト、それからデフォルメ状態が通常営業の部長。
絵柄だけだとギャグ漫画には思えないのに、ギャグ漫画です。
当時の自分には概念がなかったのですが、今で言うところのラブコメです。
よく考えたら、ハーレム系です。
にぎやかな雰囲気の漫画だったせいもあり、最終回はどことなく寂しかった覚えがあります。
最終話、一番最後のコマは
「今日も時計坂高校の鐘はボーンボン」
みたいな文章で終わっていたような気がして、それが寂しさを増していたなと思って調べてみたら、本誌の煽り文句でコミックには載っていない文だったようです。
ちなみに、最終回はちゃんと恋路に決着がついているので、安心して読んでみてください!