あらすじ

部長ヒロミの最大のライバルあらわる! 小学生の頃からヒロミの恋人を次々と奪っては捨てていった魔性の女、その名は甘髪ねね。今回、彼女が狙うのは現・部長の恋人(?)の正太郎。ヒロミは、ねねの魔の手から正太郎を守れるか!? 部費補填の為、演劇部員がモデルになり、グラビアカレンダーを作る『ボンボン坂高校演劇部リターンズ!』も収録。 描き下ろしショート漫画連載第7回収録!!
ボンボン坂高校演劇部(1)

時計坂高校一年の順菜正太郎は、入学式当日すれ違った美少女・日比野真琴に一目惚れ! しかし彼女の後ろ姿を追い、演劇部の部室へたどり着いた正太郎を待っていたのはなんと体は男で心は女、そして三頭身の部長・徳大寺ヒロミだった! 部長ヒロミに気に入られてしまった正太郎の高校生活は…波乱の予感!? 描き下ろしショート漫画/著者一問一答収録!!

ボンボン坂高校演劇部(2)

演劇部の副部長・日比野真琴に一目惚れした正太郎は、彼女に一歩でも近づくべく演劇部に入部。だが、そこには正太郎を自分の男にしようとあの手この手を尽くす部長の徳大寺ヒロミ(男)を始め、気絶するほど自分に見とれるナルシストのナルシスなど、超個性派なメンバーが待っていた! さらには、真琴を狙う美男子・春日春まで入部してきて…。 描き下ろしショート漫画連載第2回収録!!

ボンボン坂高校演劇部(3)

小学一年の女の子クルミは、川で溺れているところを助けてくれた正太郎に一目惚れ。お嫁さんになる為、あの手この手で迫る彼女は…なんと部長ヒロミの妹だった! そんな折、部長宅で演劇部を招いてパーティーをやる事に。自分目当ての罠とは知らない正太郎は、そこでヒロミ・クルミによる正太郎争奪バトルに巻き込まれ…!? 描き下ろしショート漫画連載第3回収録!!

ボンボン坂高校演劇部(4)

正太郎が初めてもらった演劇の役は、なぜか女の子の役。特訓のため、女装して校内を歩いていたら、なんと美少年・三輪友紀から恋をされてしまった! そして強引に体育倉庫に連れられる正太郎…。だが、押し倒されたその時、友紀の胸に柔らかい感触が!? そう、彼…いや彼女は、心は男だが、体は女だったのだ! 描き下ろしショート漫画連載第4回収録!!

ボンボン坂高校演劇部(5)

真琴のお母さんから花見の場所取りを頼まれた正太郎。カップルだらけの夜の公園で、差し入れを持ってきた真琴となんだかいい雰囲気。2人の仲が急接近したその時、なぜか地面の中から現れたのは、やっぱり部長ヒロミだった!…そんなこんなで、真琴は少しずつ正太郎を意識し始めていく事に。描き下ろしショート漫画連載第5回収録!!

ボンボン坂高校演劇部(6)

いつになくやる気がない部長ヒロミはダラダラだらけてばかりの日々。だが、幼い頃から母親の猛特訓を受けてきた故に二頭身になった部長が、いざ芝居から離れた時、なんと普通の人間へと戻ってしまった! しかも本来の姿は美少年!! 美貌と引き換えに、人間離れした演技能力を失ってしまった部長が、苦悩の末に取った行動とは!? 連載前の特別読切編を初収録!! 描き下ろしショート漫画連載第6回収録!!

ボンボン坂高校演劇部(7)

部長ヒロミの最大のライバルあらわる! 小学生の頃からヒロミの恋人を次々と奪っては捨てていった魔性の女、その名は甘髪ねね。今回、彼女が狙うのは現・部長の恋人(?)の正太郎。ヒロミは、ねねの魔の手から正太郎を守れるか!? 部費補填の為、演劇部員がモデルになり、グラビアカレンダーを作る『ボンボン坂高校演劇部リターンズ!』も収録。 描き下ろしショート漫画連載第7回収録!!

ボンボン坂高校演劇部(8)

正太郎が部長の恋人ではなく、女の子を好きである事に気づいた真琴。そのことを知った正太郎が、今度こそはと告白! ついに想いを告げられたかと思われたが、またもや部長ヒロミの邪魔が入り…。果たして正太郎の恋の行方は!? いよいよ部長が卒業することに! 最終回のその後が描かれた『ボンボン坂高校演劇部アンコール』も収録。 描き下ろしショート漫画最終回収録!!

ボンボン坂高校演劇部

正太郎の恋路は如何

ボンボン坂高校演劇部 高橋ゆたか
ゆゆゆ
ゆゆゆ

主人公の正太郎が入学早々一目惚れしたあの女の子。 やつれるほど気になっていたら、ついに遭遇。 追い掛け追いついた相手は、彼女とは程遠い存在の演劇部部長。 体は男、心は女という部長に熱狂的に迫られ、一目惚れした子には部長とデキてると勘違いされ… 家族で読んでいた覚えのあるギャグ漫画です。 すらっとした美男美女の等身イラスト、コメディ展開のときのデフォルメイラスト、それからデフォルメ状態が通常営業の部長。 絵柄だけだとギャグ漫画には思えないのに、ギャグ漫画です。 当時の自分には概念がなかったのですが、今で言うところのラブコメです。 よく考えたら、ハーレム系です。 にぎやかな雰囲気の漫画だったせいもあり、最終回はどことなく寂しかった覚えがあります。 最終話、一番最後のコマは 「今日も時計坂高校の鐘はボーンボン」 みたいな文章で終わっていたような気がして、それが寂しさを増していたなと思って調べてみたら、本誌の煽り文句でコミックには載っていない文だったようです。 ちなみに、最終回はちゃんと恋路に決着がついているので、安心して読んでみてください!