異形の”仔”を宿してしまったかつての英雄を描くダークファンタジー #1巻応援
15年前、人類の前に突然現れた異形の存在。 それ以来続く人類と異形との戦いの中で痣倉千弦(あざくらちづる)は獅子奮迅の活躍を見せていました。 しかしある日、彼の所属する小隊は野営地の中で異形たちの奇襲を受けます。 重症を負いながらも果敢に戦っていた千弦ですが、次の瞬間彼は何故か、 致命傷だったはずの傷が治った状態で意識を取り戻します。 そこで彼は察することになります。 いつの間にか自身の腹の中に異形の“仔”が宿っていることを…。 人類のために腹の“仔”と共に死ぬのか、軍の研究施設で研究対象として生き続けるか、 それとも愛する者との逃避行に希望を見出だすか、 この作品はそんな究極の選択を迫られるかつての英雄の姿を描くダークファンタジーです。 #1巻応援
なんだかかっこいいタイトルに惹かれて読んでみたのですが巻頭カラーからすでにびっくりの展開で興奮してしまいました!
いや主人公(男)が妊娠するんか〜〜い!!!(歓喜)
「異形」「意識がない状態での孕ませ」「男性妊娠」とかいうフェチ(地雷)のオンパレードですが私は基本的に雑食なので全然オッケーです。というかむしろ大好き。
(連隊長という人の上に立場の武に長けた人間が受けというのもだいぶ人によって好き嫌い分かれそう)
受けとかナチュラルに言ったり散々フェチについて語ってしまいましたが、たまげたことに漫画そのものはゴリゴリに普通にかっこいい少年バトル漫画なんですよ!
白黒はっきりした塗り・スタイリッシュなキャラデザ・迫力のある戦闘描写・容赦のない負傷描写好きです。
しかも1話の最後の展開的に無事に異形との子供が生まれ世界が救われるようで、どんな出産になるのか今から期待がとまりません。