名無し

キルアオの一話を読んだ。
黒子のバスケで一世を風靡した藤巻忠俊新作だがいろいろ既視感があると話題になるのも頷ける内容で、まず殺し屋の主人公という点はSAKAMOTO DAYSと被るし、敵対組織によって体が縮んで子供になってしまうのはこれはもう名探偵コナンそのもの、さらには高校に入りなお....おっとっと、中学校に入り直すというのだって高校生家族を想起しないではいられない。

が、さすがデビューから17年たつだけあり、絵も話も一定の水準はクリアしている。うえに挙げた既視感をスルーするならば青春ものとしてそれなりに面白く読めるのもまた事実。勉強が楽しくて仕方ないシーンとか、結構光ってたと思うぜ?

これからどういう方向に話を転がしていくのか読めないROBOT×LASERBEAMよりは長く続くであろう、とひとまず予言しておきたい。

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キルアオ

『黒子のバスケ』著者の新作

キルアオ 藤巻忠俊
六文銭
六文銭

伝説の殺し屋の主人公が中学生になってしまい、その原因となった薬の製薬会社のお嬢様・蜜岡ノレン(同級生)から情報を聞き出そうとするも、彼女は大の男嫌い。 しかし、その製薬会社の社長(つまりノレンの父親)がノレンの婚約者に会社を譲ると発表したので学園内の男子から言い寄られる毎日。 それにゲンナリしたノレンが、中学生になる前は既婚だったこともあって、主人公に異性を感じないことから嘘のカレシになることをお願いし承諾。 結果、学園のあらゆる男子から狙われるという展開。 しかも、この学園には「ユニコーン」と呼ばれる勉強・運動・容姿、全てにおいてハイスペックな男子集団がいるらしく、彼らにも当然狙われる。 まとめると、学園バトルラブコメ的な話。 と、まぁ、ここまで書いて思ったが、まだ3巻なのに、なんとも全マシみたいな設定および展開にビビる。 『黒子のバスケ』単行本の著者コメントで「後悔ないように、最初に全部やりきってやる」みたいなこと書いていたような気がしたけど、本作もホントそれに近い。 何より、色々あるけど、ごちゃごちゃしてないのがすごい。 (文章にするとごちゃつくのに) そして、色々あるから、とにかく展開が早くて飽きない。 ショート動画に慣れて瞬間的に面白くないと判断されれば見向きもされない、この時代にあわせているのかな。 『黒子のバスケ』同様キャラづけは相変わらず秀逸で(家庭科部の部長とか)、ここも本作の魅力です。

01/04(土)に8巻が発売!
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キルアオハル

キルアオハル

『黒子のバスケ』『ROBOT×LASERBEAM』の藤巻忠俊先生、待望の最新作!学園コメディアクション読切センターカラー51ページ!(週刊少年ジャンプ2022年3・4合併号)

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黒子のバスケ EXTRA GAME

黒子のバスケ EXTRA GAME

ストリートバスケの親善試合で日本チームを嘲笑うUSA(アメリカ)チーム・Jabberwock。だがリコの父・景虎は誠凛の光(火神)と影(黒子)やキセキの世代を集め、リベンジマッチを宣言する!! 今回限りの最強ドリームチーム、ここに集結!!

ROBOT×LASERBEAM

ROBOT×LASERBEAM

【デジタル版限定!巻末に描き下ろし特典イラスト付き!】融通がきかず無表情、ロボこと高校生・鳩原呂羽人。彼をゴルフ部に誘うトモヤは新しいクラブを試すため、ロボを練習場へ連れだす。だが他校のゴルフ部に絡まれ、なんとロボが勝負することになり!?

ROBOT×LASERBEAMよりは長く続く.......と思う。にコメントする
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