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「黒子のバスケ」の藤巻忠俊が描く時代劇(週刊少年ジャンプ2020年6・7合併号)
ある街で開催されたポスターコンクール。選考委員として招待された芸術家・吉村は、そこでカオスに遭遇する…?少なすぎる応募数、攻めた作品内容、現れない選考委員…奇才が描く、困惑のギャグ読切22p!
見えてはいけないものを、引き寄せてしまう黒桐まこと。オカルト人生を送る彼の日常が、動き出す! 新感覚のボーイミーツガールをお楽しみに!(週刊少年サンデー2023年16号)
藤巻忠俊先生と言えば黒バス・ロボレザとスポーツ漫画の印象しかなかったので、時代劇というテーマは新鮮でした。 こういう「おっとりしてすっとぼけたお侍さんが、本気出すと強い」みたいなの。嫌いな人絶対いない間違いないやつですよね…実際面白かったです。 少年漫画らしい「とんでもない技」も登場させて、お話に突っ込みどころを作っていたのが流石でした。 主人公に焦点が当たるのは当然なのですが、連れている少年の活躍がもっとあればな〜と思いました。 【あらすじ】 主人公は人より五感が、特に鼻が優れたすっとぼけた浪人。拾った子を連れて茶屋を訪れると、店に野伏せりたちがやってきて暴れまわる。主人公はそれを止めようとするが、相手が「男」だったため臭すぎて吐いてしまう。 毒気を抜かれた男たちが帰ったあと話を聞くと、茶屋の女主人は明日、野伏せりから村を救うため女衒へ売られるそうで…。