あらすじ

幻獣(ユニコーン)組の乙姫(ギャル姫)とのサーフィン対決の特訓中に、十三への気持ちが恋心では?と思い始めたノレン。恋愛に特訓に多忙な中、迎えた勝負の日。果たして十三達は勝てるか?
キルアオ 1巻
バツイチ子持ちの大狼十三は、子供の頃に組織に拾われた伝説の殺し屋。ある事件で謎の生物兵器に刺されて、中学生の姿になった十三は中学校へ…。中身はオジサン中学生の、学園アサシンやり直しコメディ、スタート!
キルアオ 2巻
中学生化した原因であるミツオカ製薬。そこのお嬢様・蜜岡ノレンの彼氏役になった十三。そんな彼は次々に婚約者の座を賭けて勝負を挑まれる。同業者のシンや、ハイスペックスポーツマン中学生の天馬に、十三は勝てるか!?
キルアオ 3巻
Wデート中に、まさかのオジサンに戻った十三!? 最悪のタイミングの中、ノレンが再び誘拐されてしまう。追跡する十三達だが、待ち構えていたのは、業界最大手所属の殺し屋が二人。十三&天馬はノレン奪還できるか!?
キルアオ 4巻
殺し屋集う学校で、家庭科部内でチーム対抗ラーメン対決が!? ラーメンにこだわりあるシンとノレンの勝負の結果は!? そしてそこに訳ありの幻獣組(ユニコーン)の女性が…彼女の正体は!?
キルアオ 5巻
幻獣(ユニコーン)組の乙姫(ギャル姫)とのサーフィン対決の特訓中に、十三への気持ちが恋心では?と思い始めたノレン。恋愛に特訓に多忙な中、迎えた勝負の日。果たして十三達は勝てるか?
キルアオ

『黒子のバスケ』著者の新作

キルアオ 藤巻忠俊
六文銭
六文銭
伝説の殺し屋の主人公が中学生になってしまい、その原因となった薬の製薬会社のお嬢様・蜜岡ノレン(同級生)から情報を聞き出そうとするも、彼女は大の男嫌い。 しかし、その製薬会社の社長(つまりノレンの父親)がノレンの婚約者に会社を譲ると発表したので学園内の男子から言い寄られる毎日。 それにゲンナリしたノレンが、中学生になる前は既婚だったこともあって、主人公に異性を感じないことから嘘のカレシになることをお願いし承諾。 結果、学園のあらゆる男子から狙われるという展開。 しかも、この学園には「ユニコーン」と呼ばれる勉強・運動・容姿、全てにおいてハイスペックな男子集団がいるらしく、彼らにも当然狙われる。 まとめると、学園バトルラブコメ的な話。 と、まぁ、ここまで書いて思ったが、まだ3巻なのに、なんとも全マシみたいな設定および展開にビビる。 『黒子のバスケ』単行本の著者コメントで「後悔ないように、最初に全部やりきってやる」みたいなこと書いていたような気がしたけど、本作もホントそれに近い。 何より、色々あるけど、ごちゃごちゃしてないのがすごい。 (文章にするとごちゃつくのに) そして、色々あるから、とにかく展開が早くて飽きない。 ショート動画に慣れて瞬間的に面白くないと判断されれば見向きもされない、この時代にあわせているのかな。 『黒子のバスケ』同様キャラづけは相変わらず秀逸で(家庭科部の部長とか)、ここも本作の魅力です。