20巻くらいまで
冤罪で死に追いやった本当の犯人を見つける…という本筋がありながら、死んだ人が手続を行う役所「死役所」に勤める主人公と死んだ人達の生い立ちを、1話〜数話完結型で描く。 読みやすい◎面白い。 「相棒」のような最後残る感じが嫌いじゃなければ、オススメ。
お客様は仏様です。此岸と彼岸の境界に存在する、死役所。ここには、自殺、他殺、病死、事故死……すべての死者が訪れる。罪無き者は、天国へ。罪深き者は、地獄へ。あるいは――。“助けたこと、後悔してるんです。…こんなことを考えてる、自分が嫌で…”命を棄ててまで、守りたいものはありますか?魂抉る死者との対話、待望の第1巻。
もし本当に死役所があったらちょっとだけいいかもと思う反面、やっぱり怖いなぁ。と思いました。
いくつか印象的だったお話は、「働きたくない」「石間さん」「男やもめ」「シ村さんの過去」「あしたのわたし」です。読んでいて、腹が立ったり、無念だったり、ホッとしたり、いろいろ考られました。登場人物の感情や表情がリアルさがあるので、自分もいつか通る道として、自分の人生を振り返り考られる漫画です。