前髪で片目隠してヘッドホンで周囲を遮断して自己紹介で「気安く話しかけるな」って厨二拗らせまくってるなと思ったら、本物の殺し屋でした。
そんな殺し屋の薄墨くんに話しかけ続ける藪中さん。
薄墨くんの机の上でジェンガしてみたり、一緒にクラス委員に立候補してみたり。
どう考えてもラブコメヒロインムーブじゃん!って思うのに、薄墨くんからしたら「藪中も殺し屋か…?」ってなっちゃう。
積極的ヒロインと鈍感少年のラブコメはあるっちゃあるけど、鈍感に理由があるから読みやすいし面白いです。
ポップでありながら殺し屋のお仕事もしっかり描いているので、連載になってバトルシーンもたくさん盛り込んでくれたらもっと面白くなりそうな気がします。
というわけなので連載になってほしい!
「殺し屋」の薄墨碤太は、表の顔である高校生活で、同級生の藪中静にやたらと話しかけられる日々を送っていた… そんなある日、薄墨は彼女の事を「殺し屋」ではないかと疑い始めてしまい――!?(週刊少年サンデー2022年42号)