前髪で片目隠してヘッドホンで周囲を遮断して自己紹介で「気安く話しかけるな」って厨二拗らせまくってるなと思ったら、本物の殺し屋でした。
そんな殺し屋の薄墨くんに話しかけ続ける藪中さん。
薄墨くんの机の上でジェンガしてみたり、一緒にクラス委員に立候補してみたり。
どう考えてもラブコメヒロインムーブじゃん!って思うのに、薄墨くんからしたら「藪中も殺し屋か…?」ってなっちゃう。

積極的ヒロインと鈍感少年のラブコメはあるっちゃあるけど、鈍感に理由があるから読みやすいし面白いです。
ポップでありながら殺し屋のお仕事もしっかり描いているので、連載になってバトルシーンもたくさん盛り込んでくれたらもっと面白くなりそうな気がします。
というわけなので連載になってほしい!

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19番目のカルテ 徳重晃の問診

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19番目のカルテ 徳重晃の問診
野愛
野愛

体調が悪くなると医療漫画が読みたくなることないですか? とは言え重たいともっと具合悪くなるので、できれば前向きだといい。さらに言うと1話完結で読みたい分だけ読めるといい。 というわけで19番目のカルテがぴったりなんです。 どこかが痛い辛いときってもちろん治したいのは当たり前だけど、まずは安心したい気持ちが強い気がします。 原因がよくわからず「ストレスですね」とか「体質ですかね」とか言われると、どうしていいか途方に暮れてしまいます。病気じゃないのに仕事や学校休めないし……。 その一方でなんとなく「ストレスかなあ」「疲れかなあ」と不調をやり過ごしてしまうこともあります。病院行くの怖いし……。 という気持ちが自分にはあるので、この作品に出てくる患者さんたちも相当悩んで苦しんで怯えて病院にたどり着いたんだろうなあ、そういう人たちに寄り添う徳重先生、滝野先生は本当に素晴らしいなあとしみじみ思います。 そしてもうひとつ、自分のことを正しく大事にしないとなあとも思います。これくらい大丈夫と思わずに、休むときは休んで健康診断も受けて病院ちゃんと行こうと誓いました。

へいこうせんぱらべらむ
平行線パラベラム
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いづれあやめか

いづれあやめか

剣術修業に励む弥之助は、道場の一人娘・あやめの才覚に関心しつつ対抗心を燃やす。一方のあやめは、弥之助に頼まれてもいないのに剣術指導をする。その真意とは…(週刊少年サンデー2024年31号)

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保安官エヴァンスの嘘

保安官エヴァンスの嘘

「恋?愛?興味がないな」…嘘だ。本当はモテたい。切実に。強き者が掟であった頃、西の荒野のどこかで。全ての犯罪者が最も恐れる保安官がいた。彼の名はエルモア・エヴァンス。超一流、西部最強のガンマンでもある彼は、モテたい。幼少時から女性にモテたいと強く願い、「ガンマンはイケてる」という(時折ゲスな)父の教えを学んだ。だが未だに、恋人いない歴イコール年齢。女性の前でついカッコつけてしまう彼は、モテないこともないのだが、絶妙にうまくいかず、今日もモテる為に、祝福なき死闘を繰り広げてゆく。だが彼の近くには、オークレイという賞金稼ぎの女性がいる。エヴァンスのライバルで超一流の銃の腕前を持つが、射撃一筋でまともな恋愛経験はない。生娘である。お互いに相手が気になりながら… 「まあ、向こうにその気があれば別だけど」と思っているがっ!?

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