ネタバレ

なんか主人公よりの未来ちゃんの方に同情してしまったな…。

一方的に主人公が僻んでるだけで未来ちゃんに落ち度は何一つ無く(未来ちゃんがかわいく生まれたのも、アキヒコに好意を向けられてるのも未来ちゃんのせいじゃないし)、女子高生らしい「こじらせ」や「僻み」を人間らしくて愛おしいねと受け止めるべき作品なんだろうけど自分にはちょっとむずかしかったです。

フィーヤンらしい繊細で可愛らしい絵にカモフラージュされてるけど、美人を見下すためだけに志望校決めて「これが私の生きる道(あおり文)」なんてスカッとジャパンやレディコミ並の品性だし、これをまだ10代の女の子が「生きる道」だなんて言ってるのがあまりにも悲しすぎる…。まぁ今の時代どんな生き方があってもいいですもんね…。

未来ちゃん視点の話にはまた別の地獄がありそうで読んでみたくなりました。

あと未来ちゃんは普通に一浪したら合格できると思います(勘)

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かわいいのも、彼氏がいるのも、勉強ができるのも、別に1つだけしか選べないわけじゃない。勉強ができたらかわいくないとか、かわいかったら勉強ができないとか、そんな考え方は単純すぎるし古くさい。
「私の生きる道」だって、自分で変えても戻ってもいいんだし。
未来ちゃんもさえちゃんも、まわりのことなんか気にするな、と思う。

特進クラスの女の子たちが、フリルやリボンの服を着て、ちょっと恥ずかしげにしているの、可愛いなあ。気兼ねしないでどんどん好きな服を着たらいいよ。

みらいちゃんにはむりだよ
未来ちゃんには無理だよ
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