ファネット・ゴベール関連作品(ゴルゴ本編、スピンオフなど)雑談スレにコメントする

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名無し
1年以上前
結論として今までのゴルゴのルーツの話と同じく真相は明らかにならないと思います。 第562話Gの遺伝子にて NSAの遺伝子分析でゴルゴとファネットの遺伝子が100%一致したことにも触れています。 (親子なら通常50%。ゴルゴの遺伝子サンプルが少なく偶然数値が偏ったとも時間を掛けて分析すれば正確な結果が出るだろうともしている。) そしてゴルゴは過去の輸血でファネットにゴルゴの幹細胞が定着したためであること、 最近の遺伝子分析は正確すぎて逆に誤った結果が出たと説得しましたが、 ファネットの養父(医者)の解説では輸血で幹細胞が定着するのは極めてまれであるとも説明されています。 過去にゴルゴとファネットの実母スザナが肉体関係にあったこと、 たまたま都合よくゴルゴが現れてファネットの実母スザナとファネットを殺し屋たちから守ったこと、 重傷を負ったファネットの手術にゴルゴが付き添って輸血したこと、 ゴルゴが実母スザナのヴァイオリンを直してファネットに渡したことetc 読者に様々な解釈ができるように意図的にミスリードを張ったり曖昧にしていますね。 でもその後の話(第587話ゴルゴダの少女や第619話超絶技巧ツィガーヌ、そしてスピンオフ)でゴルゴがファネットを消すどころか何回も助けていることも不自然ですし、 結局何より一番怪しいのはファネットの数々の驚異的な能力ですね。
モリのアサガオ

死刑を執行する刑務官

モリのアサガオ
かしこ
かしこ

死刑という重いテーマと真正面から向き合った作品です。父親のコネで刑務官になり死刑囚と接することになった実直な主人公の及川。凶悪殺人犯のことが怖いと感じるのは彼らのことを理解しようとしないからだ…という考えに至ってからは、積極的に彼らと関わり更生の道を一緒に模索するようになります。しかし心を入れ替えて自らの罪と向き合ってもすでに決まっている死刑からは逃れることは出来ません。いくら凶悪殺人犯とはいえ国が人を殺してしまう、命を持って罪を償うという死刑制度は本当に正しいのか、主人公は疑問に思うようになります。 登場する死刑囚たちの中でも渡瀬という男と主人公の物語を主軸に描かれていますが、個人的には食堂を経営していた家族を惨殺してしまった星山がメインの回が一番心に残りました。主人公が人形を手作りして家族というものを思い起こさせて自分の罪を認識させることに成功する訳ですが、改心してすぐに死刑が執行される展開にはなんとも言えなくなりました。そういう流れを組みながら親友と言えるまで深い仲になった渡瀬からの「死にたくない」という望みを主人公が却下したのには驚きです。最終的には疑問を持っていた死刑制度についても、死と向き合うことが自らの罪を反省するきっかけに繋がるんじゃないかという考えになっていました。 しかしモリのアサガオ2で、渡瀬の死に携わってから主人公が精神を病んだことが描かれていて、やはりこの問題は深い森の中にあるのだなと思いました。

Gの遺伝子少女ファネット
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