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アイドルものとしても面白い
私のアリカ 藤沢もやし 隈屑
名無し
推しの子の影に隠れてる感は否めない作品だが個人的には現行の数多あるアイドルモデルの漫画では一番面白い作品。 それはもちろんさまざまな作品を読んできた私の主観的評価になるわけだが、まずは「読んでみろ」と、読めばわかる。 原作は『御手洗家、炎上する（ネトフリでドラマ化）』の藤沢もやし氏。 彼女の「アイドル愛」を詰め込め込んだ得意のサスペンスを背骨に個性豊かなキャラクターたちのドラマを描き、強烈な展開と粘着性のある引きで読者を飽きさせない物語になっている。 ただ女性作家感が非常に濃く作品に投影されているため万人よりも女性よりの作品になっているのが非常に惜しい。ここをクリアできれば大作家になれるのではないだろうか。 また作画の隈屑。氏は『私のアリカ』がデビュー作となっているが藤沢もやし氏の原作（人物描写）を十分に表現し、新人にしては説得力のある高い絵力で今後の活躍にも期待できそう。
第1話の↓のシーンの面々の中で、未だに本人の回想や自分語りで掘り下げられていない人物はちひろ・みみ・小関さんだけど、りりトリ結成初期の頃からすでに始まっていたとされるルリのドラッグ依存が今後の話の焦点になりそうな現状を考えると、2期生であるみみが関与している可能性は低そうだし、ちひろと小関さんが今後の物語のキーパーソンになってくるのかも。
作画の隈屑。先生のXで小関さんも“運営側の主要キャラ”として初期イメージが投稿されていたから、「大分から東京に戻った後のアリカの行方」と「ルリのドラッグ依存」に関与してるか、何かを知っている可能性はありそう。
あと、第47話のちひろの「私もこの事件に関わらなきゃ」というセリフや第51話でのルリとのやり取りの様子などからすると、“アリカ失踪”ではなく“ルリのドラッグ依存”の方に関与している…？というようにも思えてくる。
最新号ではアリカが鞄の中に居た時に｢誰？｣と回想していたけど、埋立メンバーにチヒロが含まれてない事を認識していたかは怪しい感じだったなあ。頭を強打したばかりだった事で。
アリカが埋立メンバーにチヒロが含まれてると誤認していたら事件の事では会おうと思わないけど、ルリのドラッグに関与していたなら会い行くだろう。
なんでチヒロがルリの薬物依存に関与しているという推察は当たってるんじゃないかな？そうでないとチヒロが空気で終わってしまう。