大人の世界、子どもの世界
なんとなく気になって読んでみたけどめちゃくちゃに良い作品。働いて休日ソシャゲに課金とか分かる~~と思ってたら、読後感良すぎてびっくりした。本当に心が洗われるというか、読めてよかった。 「忘れたいことばかり」の大人と「忘れたくないことばかり」の子ども。そしてタイトルの「思い出せないの」とあのオチの会話。すべてが秀逸でとにかく良い…。私も寄り道しながら頑張って働くかぁ。
大人になって忘れてしまったもの、ありませんか? 仕事に疲れ果てたOLは、アイスとサカナクションを愛する小学生の甥に導かれ、夏の日の帰り道をゆく。思い出せなくなってしまった記憶と再び出会う、“元”子供たちに贈る物語。
帰省した実家にいた甥っ子との会話で、仕事を頑張ろうと前向きに思わせてくれたラストに感謝です!
子供は毎日が楽しくて充実して新しいことだらけで、忘れたくないのに忘れちゃう。
大人は毎日変わりない生活で仕事の責任やストレス、忘れたいことばかりなのに忘れられない。
大人と子供の純粋さの違いを魅せつけられ、素敵な子供がこれからも輝ける世界を作ってやろう。的な感じで前向きに明日を向けるお話です。