エッセイ漫画の良いところでもある。
近藤聡乃さんはイラストレーター・アーティストとしても有名である。

アニメーション作家もやってるというのを本作を読んでいて初めて知ったが、手描きで何千枚も描いているとサラッと言ってて「画家」の凄さを改めて知る。

と、書いてて気になったのでwikipediaを調べた。
世代近そうだなーと思っていたが同い年。
それで中学時代にガロを手に取っているということはちゃんとした漫画好きなんだなーと感心。
さらに恐らくストレートで多摩美に入っており、在学中に漫画家デビューしている。
才能と縁とに恵まれた人でもあるのだろうなーと、羨ましい気持ちにもなる。
我々の世代のキャラ番付、SSRとして今後も牽引していってほしい(ほんとに凄いなーと思っています)

脱線したけど、単行本は本作が一応最新で、本作連載中?にご結婚されてるようだ。
エッセイ、続けてほしいなぁ。

エッセイ漫画の良いところでもある。
近藤聡乃さんはイラストレーター・アーティストとしても有名...
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BLUE GIANT SUPREME

ジャズは深くて難しくてカッコいい

BLUE GIANT SUPREME
さいろく
さいろく

まず主人公のダイはすごくすごく熱がある。 周りのメンバーもそれぞれ真っ直ぐで、熱量が高い。 で、出会うその他のジャズやる人達も同様に熱い。 向き先は少し違えども、ジャズに対する熱量の高い人達を描いているんだけど、やり続けるとどういう葛藤があるのか想像もつかない。 ※もちろんコレだけが正解じゃないし特殊なんだけど 前作「ブルージャイアント」で感動と、落胆に近い憤りとを感じた人がほとんどだと思う。シュプリームではさすがに同じことにはならないと信じたい(今でもアレは本当にハッキリ憶えてるぐらいツラく、「ふざけんなーー」と口に出たぐらい熱中というか没入していた) 前作からそうだけど、途中途中で後にダイのことを語る人々(恐らくインタビューを受けている)が出てくる。 そこからは当然、未来がある程度想像できるワードがいくつも含まれており、それを踏まえて読む事でまた口角が上がってしまうのを抑えきれずに先を楽しみにして待とうと思えるそんな漫画。 ジャズが苦手であろうとわからなかろうとそんな事はどうでもいいぐらいに、五感を揺さぶってくるすごい漫画なので絶対読んだほうがいいし出来ればネタバレは見ないほうがいい。 ググると「ブルージャイアント ひどい」が一番上にサジェストされて笑ったけど、シュプリームがなかったら本当にただひどかったかもしれない。 ただ、ひどかった(と私含む多くの読者が思っている)のは本当に後半の、割と最後の方の展開の一部でしかなく、それは本当に衝撃的だったけど、その衝撃が大きい人ほどこの作品をちゃんと読んだ人であるのは間違いない。 大好きなので是非多くの人に読んでもらいたい。

にゅーよーくでかんがえちゅう
ニューヨークで考え中
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はこにわ虫

はこにわ虫

蛹の中の生あたたかい鼓動に包まれ、 生えたばかりの羽に抱かれ、 少女は何を夢見る、何をたくらむ…。 だれもが心の底にかすかに記憶している奇妙な感覚が、少女のエロティズムの匂いと一緒に脳裏の中に甦る、なぜか奇妙でどこか懐かしく、そんな絶対的な孤独を密やかな線で描いた短編集。 第二回アックスマンガ新人賞林静一個人賞受賞を果たし、アニメーション「電車かもしれない」で注目を集め、また立体作品「はこにわ虫」で草間彌生賞を受賞する等、様々な才能を発揮する奇才の新人作家、初の作品集!収録作品 「小林加代子」 「2001年版逆さの思い出」 「はこにわ三部作」 「おしゃれ」 「楽しいい生活」 「美しい町」 「虫時計」 「てんとう虫のおとむらい」 「爪を切った夜のこと?22」 「雨の白シャツ」 「一本目の傘」 「つめきり物語」

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うさぎのヨシオ

うさぎのヨシオ

喫茶店でアルバイトをしながら、漫画家を目指すヨシオ。出版社に持ち込みに行ったり、バイト先の美人客に心奪われたりしながら、一歩一歩、漫画道を進んでいく。これはひとりの青年の、恋と仕事と夢の物語なのです(……ウサギだけど)。●フェローズ21号掲載読切「今夜の思い出」、『うさぎのヨシオ』の前日譚となる「アクティブ2001 ~ミー子とメリーのエジプト旅行記~」も特別収録。さらに楽しい1コマ漫画も多数描き下ろし!

A子さんの恋人

A子さんの恋人

29歳のえいこさん。誰といっしょになるとか、どこで暮らしていくとか――そろそろ決めなきゃいけない問題も増えてきた。とはいえ、答えなんてすぐに出せない(出したくない!)わけでして……。ああでもない、こうでもない、と思い悩むえいこさんの厄介な日々を綴った『A子さんの恋人』、待望の刊行スタート! 注目作家・近藤聡乃が、初の長編連載のテーマに選んだのは“恋愛”! 恋人・友達・家族と絡まりあう29歳女子の日常描写は、連載開始から「リアル過ぎる」、「“あるある”の連続!」と話題騒然。そう、この漫画の中には、あなたも、あの子も、あいつもいるのです。

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