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名無し
1年以上前
我々師団のなかで最強はボンベ・ゾムだが「最凶」はガオナァ・チーノではないかと思う。 そもそもチーノは入学早々非行グループに絡まれた際、「ほらまた"いつものパターン"や」というなど悪魔学校に来る前(いじめ)にあっていたことを匂わせる言動をしている。 その考えで行くと彼の始終おだてて有頂天にさせる行動性は単に懐柔が目的ではなく相手を攻撃的にしないように配慮しているかのようだ。 周囲が敵だらけ、その場をしのぐだけで一杯の日々を過ごしていたチーノは野望どころかアイデンティティを考える暇もなく、ただ無意味に怒りや悔しさが蓄積していったものと思われる。 そんな芯のなく自己肯定もしないチーノは団長であるグルッペン・フューラーに出会って(彼のような強い悪魔を騙して手玉にとりたい)と考えるようになった。彼の虚言癖はこのころから身についって言ったものと思われる。 さらに1年のころからつるんでいるイロニー・ショッピも彼のようにおだてたり時には挑発してうまく面倒ごとを丸投げする性格で、間違いなくチーノの影響を受けまくっている。 彼はここぞという時の嘘は手を抜かず、周囲をとことん翻弄させる。そんな演技性のある嘘はある意味(天才)でありチーノは詐欺師というより「嘘つき」のほうが性に合っている。 これは酷なことを言ってるようで彼の病的な本性から目をそらして「素直になれ」というほうが彼の存在そのものを否定しているようで残酷だ。
我々師団のなかで最強はボンベ・ゾムだが「最凶」はガオナァ・チーノではないかと思う。
そもそも...
魔界の主役は我々だ!
トイフェル・シャオロンと“憎悪喰い”
魔界の主役は我々だ! 西修 津田沼篤 コネシマ
OsamaBinLaden
13巻で主人公トイフェル・シャオロンの家系能力が明らかになったわけだが憎悪喰い(ヘイト・イーター)と言って手から憎悪や怒りなどの気持ちを向けられると魔力が増加するという能力であり、有名欲が人一倍強い彼には悪手としかいいようがない。そもそもなぜ彼は人気者になりたかったのだろうか? まずシャオロンの自宅は郊外や地方都市で必ず目につく3~5階建てほどの団地だ。アパートでもマンションでもなく“団地”という表現がぴったりの実家に兄弟はいるのか不明だが多分両親とともに住んでいる。だがひっそりとした雰囲気から察するに両親はそろって家系能力が負い目になり他人と距離を置いて生活して、そのため対人感覚が未熟なままなのだろう。シャオロンが始終おちょけたいたずら好きな性格がそれを裏付けている。 普通親は子供が悪いことをしたら叱り、二度と同じ事させないようにしつける。悪魔同志とのつながり方が薄くなければここまで放任して子供を育てることは100%ありえない。 だがそれよりだいぶ問題なのはやはり、憎悪を魔力の源としている家系の息子であるシャオロンが“人気者になりたい”というある意味分不相応すぎる野心を抱いていることだろうか。
まかいのしゅやくはわれわれだ
魔界の主役は我々だ! 1巻
魔界の主役は我々だ! 2巻
魔界の主役は我々だ! 3巻
魔界の主役は我々だ! 4巻
魔界の主役は我々だ! 5巻
魔界の主役は我々だ! 6巻
魔界の主役は我々だ! 7巻
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