読んでほしい一冊
主人公のさちの両親の考えが真逆で、さちの父親と相手の宝の母親は出産することに猛反対。父からは子どもに育てられるわけないとやる前から全否定され、反発心もありながら悩み悩んでいる中での母親の存在がすごい。どっしりしていて子どもが幸せを願っている。価値観が違うから衝突も生まれる。違う視点ではあるが誰もが子どもの幸せを願っている。続きも読みます。
高校生の福(さち)が、妊娠。昔、拾った猫を飼いたいと泣いたときに母親から言われた言葉「命に責任を持てるようになってからね」の意味を痛感するシーンはこちらも苦しくなりました。
お相手の宝は高校生ながらとても誠実で冷静で福にしっかり向き合ってくれるが、「他人だから何とでもいえる」と福自身も何て言ってほしいのかどうしてほしいのか正解が分からない。
この先普通にあると思っていた、大学生活、就職、結婚・・そういう普通の人生終了サヨナラ。
それほどまでの絶望や不安に押しつぶされそうになる福の気持ちが痛いほど伝わりました。
高校生の妊娠というテーマで重みもありますが、子供世代から親世代までぜひ読んでみてほしいなと思いました。
「わたし 妊娠したかもしれない」 女子高生の福(さち)には、幼なじみの恋人・宝がいた。ある日、体調に異変を感じた福は、妊娠検査薬を購入する。家から離れた、遠い町のファミレスで検査薬を使用した福の目に飛び込んできたのは、“陽性”を表す2本の線だった――。「女子高生の妊娠」というテーマを真正面から描く、新たな少女漫画、待望の第1巻発売!
「わたし 妊娠したかもしれない」 女子高生の福(さち)には、幼なじみの恋人・宝がいた。ある日、体調に異変を感じた福は、妊娠検査薬を購入する。家から離れた、遠い町のファミレスで検査薬を使用した福の目に飛び込んできたのは、“陽性”を表す2本の線だった――。「女子高生の妊娠」というテーマを真正面から描く、新たな少女漫画、待望の第1巻発売!