モノマネで甲子園
子供の頃に野球をしたら、全員ががイチローの真似をしますし、ボールに話しかけて桑田の真似をします。 王貞治の真似をして一本足打法をやってみたり、長嶋茂雄のようなスローイングで公園を沸かしたはずです。 この漫画の主人公は野球はド下手ですが、モノマネをすれば一流選手になるという、僕らの子供の頃の遊びで勝ち上がるサクセスストーリーです。 多少無理のある設定ですが、これ漫画ですから! ただのモノマネだけでなく、七三太郎先生の野球論もふんだんに盛り込んでおり、野球好きがうなる作品です。
七三太朗×川三番地が贈る野球漫画シリーズ!勝利の鍵は野中ゆたかの野球選手モノマネ!? 万年1回戦敗退、弱小・多摩川ナイン 挑戦の物語、第1巻!部員や野球選手の形態模写が大得意の人気者、でも本番はからっきしの万年補欠選手・野中ゆたか。しかし、その形態模写が新たに就任した“神宮の星”と呼ばれる名選手・君島監督の目に留まり、なんと練習試合の4番・ピッチャーに!?監督は野茂になりきって投げろというが……モノマネがうまいだけでコントロールも体力もないゆたか。どうなる初マウンド!?
万年一回戦負けのチームの野球選手のモノマネが上手い補欠の野中ゆたかが元有名野球選手の君島監督に見出されて成長していく話。野中ゆたかの野球への真摯な気持ちや試合ごとの監督がどうやって選手を自主性を育てながらチームを成長していくかのマネジメントなど含めて面白かった。43巻の時点で試合がかなり盛り上がっているがあと1巻でどうやっておわるのかな?天のプラタナスとおなじ大きくなる巨人エンド?と思っていたがいい感じで終わっていた。
他の七三太朗/川三番地のマンガと同じように「意地で全44巻読んだぞ」と書いたがDreamsに比べたらかなり読みやすかった
次は4P田中くん読むかな