生きづらさを抱える主人公の前に「運命の相手」を名乗る男が現れる【最新話の感想・考察】
※ネタバレを含むクチコミです。
【電子限定!描き下ろし特典ペーパー&雑誌掲載時のカラー扉収録】[私の少年]の高野ひと深最新作!ヤマシタトモコ氏推薦!!!【一緒に戦おう。クソみたいな世界でもがく私たちのクソみたいな毎日を知っている「私たち」がこの中にいる。】女であるゆえの生きづらさに、日々新鮮に絶望する諫早依知(30)。 仕事相手からのセクハラにも、変質者との遭遇にも飽き飽きだ。そんな彼女の元へ、元同級生の正木蒔人が突然会いに来た。 15年前の出来事の礼に来たと言う彼を依知は警戒するが、独特なペースで生きる蒔人は依知を全くおびやかさない。依知の護身のための奇抜な解決策を蒔人が提案したり、イレギュラーな事態に弱い蒔人の探しものを依知が手伝ったり。凸凹なふたりは互いに助け合う仲になっていき……?これは、現実を生き抜くあなたの手を取る物語。『私の少年』の著者が放つ、世界に風穴を開ける第1巻!
・・・ということがよくわかる一作。
なんか全てにおいて軽薄で、何事も熟慮されてなさが気になった。
作者自身はそこまで作中の問題について
思考を巡らせてなさそうな底の浅さが、
付け焼き刃で時事ネタを放り込む雑な手つきと相なって
如何にもこうにも不出来な感じ。
「相なって」⇒「相まって」
「如何にもこうにも」⇒「どうにもこうにも」
ですね。
どうぞ落ち着いて。
『私の少年』とは違うベクトルで社会問題の要素を取り込んだ結果が本作の作風なのかと思われます。
…ところで、『私の少年』と『ジーンブライド』どっちがマシに思っているのでしょうか?
次号から連載再開なんですね〜終わりません。
主人公の奮闘、二組の友情、そしてまだまだ解けない謎。テンポもよく脇道にそれない。連載がしばらくお休みになっても、待っている人たちでいっぱいでしょう。
絵もきれい。本当に再開楽しみです!