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まずシンプルな感想ですが、面白かったです!!
術者や妖魔、穢れというものが存在する80年代な日本っぽいところが舞台。
帝都大学防災研究所特異災害研究室技術職員の國我政宗のもとへある日、来訪者があり、とある大事件の助力を秘密裏に求めてきたが…。
シンプルな感想とは裏腹に、重厚で詰まった世界観や設定で魅せてくれました。
正直こういうタイプの漫画が好きな人は、何か画面内でことが起きていなくても会話の内容でワクワクするはず。
読切でしたが、「この設定でこの先もっと読ませてくれよ!」と思ってしまいます。
才能や家系、力を持つ者はその力を行使しなければいけないような種類の哲学が受け付けず実家から離れる系主人公で冷めてる感じめちゃくちゃ好きです。
そして嫌々ながらも仕方なく力を貸す幼馴染みたいな腐れ縁的な存在。
ド派手な見開きもあるし、満足感高いです。
あえて言えば、読切のサイズ感じゃないかな、というところでしょうか。
料理番組でいうところの、冒頭で揃えた材料で料理作って番組終わるけど、材料余りまくってる感じ。
なんとなく、良い意味で『亜人』に影響受けてるのかな?と思いました。
帝都大学 防災研究所 特異災害研究室 技術職員の國我政宗のもとへある日、来訪者があり…。