圧倒的情報量、ついてこれなきゃ置いてくぜ!
平穏な日常が過ぎていっているように見える地球、しかしこの星には地球人の気づかない所で宇宙人が紛れ込んでいて、地球人と同じように過ごしている。良い宇宙人もいれば当然悪い宇宙人もいるわけで、そんな悪徳宇宙人を人知れず取り締まる存在、それが「東京入星管理局」なのだ! とにかく画面の情報量が多く、付いて来られない奴は全員置いてくぐらいの勢いで最初から密度の濃い絵を大量投下していく。でもアクションだけでなくSFとしてもかなり練り込まれてるハイブリッドな作品。振り落とされないよう意地でも追っかけてかなければ。 1巻まで読了。
割とゴチャゴチャしている。
ひとつひとつの表現が立体的で画角が面白いのもあるけど、当時進行感の表現も相まって1コマ1コマが狭すぎると言わんばかり。
この情報がパンパンに詰まったバトルシーンもまた魅力。
全部を理解しようとすると難解なのだけど、1巻読了後に読み返すと少し理解度が高まってちょっとおもしろい。
時間かけてゆっくりではなくザッと読んでからもう一度読み返す方がいいかもしれない。