これのどこがマウンティングなんだ?にコメントする

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ポコニャン
ポコニャン
1年以上前
読んでてずっと「夫のマウンティング、いつ始まるんだろう」と思っていた。そしてそのまま終盤に差し掛かった頃、妻のお友達が「モラハラ体質だ」と指摘していたので、そうそう!それそれ〜!となった。なぜならこの漫画に出てくる夫が妻にずっとやっていたのは、無視・暴言・差別等の行為だったので…。だけどそこからもとくに妻はモラハラされているという意識で夫を見るでもなく、酷いことされて言われて辛いけど、我慢…の繰り返し。そしたら夫の気まぐれで妊娠してしまい、子供ができてやっと離れる決意をするという始末。 これ系の漫画は多いけど、ちゃんと面白い漫画は似たような境遇の人の背中を押したり、勇気を持たせてくれたり、自己肯定感を高めてくれるものもある中、この漫画はマウンティングとモラハラの違いもわかってないしパート勤務で子供が生まれたばかりの主婦が離婚するのにどれだけのハードルがあって準備が必要かという部分も全く描かれてないし浮気や物理的な暴力の事実もないから慰謝料だって期待できないし(そういういちばん大変な部分を2ページで済ますんじゃないよ)、一体何のために描いた漫画なんだろうかと疑問です。 あと気になったのが主人公と作者の名前が一緒なんですけど、これまさかノンフィクションのエッセイじゃないですよね?

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ポコニャン
ポコニャン
1年以上前
読んでてずっと「夫のマウンティング、いつ始まるんだろう」と思っていた。そしてそのまま終盤に差し掛かった頃、妻のお友達が「モラハラ体質だ」と指摘していたので、そうそう!それそれ〜!となった。なぜならこの漫画に出てくる夫が妻にずっとやっていたのは、無視・暴言・差別等の行為だったので…。だけどそこからもとくに妻はモラハラされているという意識で夫を見るでもなく、酷いことされて言われて辛いけど、我慢…の繰り返し。そしたら夫の気まぐれで妊娠してしまい、子供ができてやっと離れる決意をするという始末。 これ系の漫画は多いけど、ちゃんと面白い漫画は似たような境遇の人の背中を押したり、勇気を持たせてくれたり、自己肯定感を高めてくれるものもある中、この漫画はマウンティングとモラハラの違いもわかってないしパート勤務で子供が生まれたばかりの主婦が離婚するのにどれだけのハードルがあって準備が必要かという部分も全く描かれてないし浮気や物理的な暴力の事実もないから慰謝料だって期待できないし(そういういちばん大変な部分を2ページで済ますんじゃないよ)、一体何のために描いた漫画なんだろうかと疑問です。 あと気になったのが主人公と作者の名前が一緒なんですけど、これまさかノンフィクションのエッセイじゃないですよね?
マウンティング夫が地獄です
ホントに地獄だな
マウンティング夫が地獄です ふゆ
六文銭
六文銭
コレ系のエッセイ大好物なのですが、誤解していただきたくないのは、決して 人の不幸は蜜の味 と、その蜜の味をねぶり尽くしたいわけではなくて 反面教師 として、あつかっているんです。 自分も気づくと、知らない間にやっているんじゃないか?という恐怖感から、学ぶものがあれば知りたいという欲求なんです。 意外と同じようなことをやってたりして冷や汗かくケースもあるので。 本作は、他のレビュワーの方も書かれていましたが、マウンティングというかモラハラですね。 恐ろしいです。 定常的に無視したり、奥さんに暴言はいたり、子供ができてもDNA鑑定させようとしたり・・・ 毎度思うのですが、こういう人ってどうして結婚できるんだろ?って思いますね。 もっと優しくて思いやりがある男性なのに、(したくても)結婚できていない人いるのに・・・。 優しすぎてもつまらない、ちょっと悪いくらいがちょうど良いので、 結局、モラハラ気質に引っかかるのかな?とか考えちゃいます。 業が深いです。 大人になると性格も変えるのは難しいですが、それでも妥協点というか歩み寄りは大事ですよね。一緒に暮らすならなおのこと。 自分の気持ちばかり優先しちゃいかんですね。 子供ができて、自分よりも大事なものができて、夫よりも自分が変わろうと歩き出した主人公に、やはり母強いなと痛感しました。
どちらかの家庭が崩壊する漫画
主婦・ユイのほうの義母がリアル
どちらかの家庭が崩壊する漫画
ゆゆゆ
ゆゆゆ
孫に会いたい気持ちと、良いことをしている自分に酔うのを並立させちゃうかんじがリアル。 突然理由をつけて行くよ連絡に始まり、好みでない服を渡されるとか、子どもの面倒をみるといって古い知識で対応されるとか。 さらに、ユイの夫はダメ男過ぎて、読んでいて心がしんでしまう。なんでこいつと結婚した。 とはいえ、対照となる毒山家がイクメンお父さんとなっているのは、働いてないからだろうなと思った。 二人でみているから余裕がある。 お金はないけど。 赤ちゃんは大人二人で1から10まで面倒をみないと、とても大変。 そして毒山家義母は、嫁に好みでない、サイズも不確かな服じゃなく現金を手渡してくれる。 よくわかっている。 現金。 商品券じゃなく、現金。 取っておけば、子どもが成長したときの資金になり、使えば今助かる。 封筒にすら入ってないのが生々しいけど、そんなのは些末に感じるほど、いらない服や夫婦で決めたかったアレヤコレヤの押し付け(知人談)と比べると、現金は嬉しい。 作中の義母ふたりは、自分が当時必要だったものを与えているだけかもしれない。 それなのに差が生まれるのは、結婚相手の親は選ばなくても身内になってしまう他人、という距離感を忘れているからと思える。 夫婦の関係も危ういのに、義母が更に危うくしてくる。 どちらも崩壊しそうな、危ういところに立っている御夫婦のお話。
そしてヒロインはいなくなった
50歳差の奇妙な縁 #1巻応援
そしてヒロインはいなくなった
兎来栄寿
兎来栄寿
『けむたい姉とずるい妹』、『かけおちガール』など今をときめくばったんさんの新作です。 よく「男はフォルダ保存、女は上書き保存」などと言われますが、それも当たり前の話ですが人によって千差万別。 この物語は、上書き保存できない女たちが主人公です。 共に男に逃げられたことを共通点として居酒屋で知り合った、半世紀分の年齢差があるトラさんと妙子。奇妙な縁で結ばれたふたりは、お互いに新たな相手を見つけようと頑張ってみるものの、どうしても心の中に忘れられない相手がいる。そんな様子が、ばったんさんらしい豊かな情緒で綴られていきます。 普段はクールで押しに弱い性格であるものの、トラさんに対してはそのときの状況もあって強い口調で忌憚なしに言いたいことを言い、それも功を奏して不思議と気の置けない関係となった妙子。 トラさんも、自宅に呼んでコーディネートをお願いするくらい妙子のことを気に入っているのが良いです。普段、家では猫くらいしかいない孤独な暮らしをしているであろうトラさんにとって、妙子と憎まれ口を叩き合う時間がどれだけ眩いものであるか。 人生の先達としてのトラさんの言葉も、含蓄に富んでいます。 ″いいか悪いかなんて自分で決めな″ ″自分で決めたことけなすんじゃないよ″ という節などは、特に好きなところです。自分の選択に自信を持ち美学を大事にして生きるトラさん、本当にカッコいい。飲み屋で管を巻くのはともかくとして、老いてもこういう風でありたいと思える人物像です。 そんな彼女たちのそれぞれの道は、関係性はどうなっていくのか。見逃せない物語です。
変声
誠実に向き合うことの大切さを物語る短編集 #1巻応援
変声
兎来栄寿
兎来栄寿
『銀のくに』と、この『変声』はやしわかさんの初単行本が2冊同時発売となりました。 こちらは、表題作の「変声」と、それに連なる「変声~それから~」「変声~蕾(つぼみ)」、そして「モダンにめしませ」の4編を収録した短編集です。 表題作の「変声」については、以前に↓で書きましたのでご参照ください。 https://manba.co.jp/topics/43263 「変声~それから~」を読むと、サブキャラクターたちの掘り下げによって「変声」の魅力がさらに立体的になります。 「変声~蕾(つぼみ)」は、「変声」本編を読んだ人へのご褒美のように感じます。 「モダンにめしませ」は、恋する隼人くんがバイトをする古着屋で買ったコートに宿ったモダンガールの幻霊に戸惑う、20歳の女の子・陽奈の物語。 自分に自信のない陽奈でしたが、可愛くない女の子なんていないと鼓舞してくれるモダンガールの影響で、陽奈は少しずつ変化を遂げていきます。 モダンガールが語る ″己を知らずに合わないことや興味のないことを 無理にやってもダメよ 彼の好みの中で自分の好きを見つけなさい それはこの恋に限らず今後のアンタの武器にもなるわ″ というのは、すごく良いアティテュードだなと思いました。たとえ恋が実らなかったとしても、確実に自分は成長できる。10代初期かその前に知っておきたい言葉です。 恋をすることでより自分に向き合い、今まで知らなかった自分も知っていくところは「変声」の終盤に最後にラジオで語られた誠実な言葉とも重なりました。 『銀のくに』もそうですが、蟠るものもありながらそれを真っ当に乗り越えていく姿を見て心に風が通ります。 総じて「誠実に向き合う」ということの大切さ・尊さを語ってくれる短編集です。はやしわかさんは今後もますます活躍していくであろう方なので、今からぜひ注目してみてください。
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