エッセイ漫画と言っていいのか...
貸本屋時代から超有名な平田弘史のエッセイ漫画。 最初は作者自身の日常の話なんだが、途中からいつもの「人間とは如何に生きるべきか」が入ってきて安心。 時代劇画の神と言われるだけあって絵も迫力は無茶苦茶すごい あと欄外の奥さんの一言も良い
憤激!!感泣!!ひたすら思索…。 不世出の劇画家のもう一つの顔はモーレツオヤジ!凄絶な武士道と対をなす意外なお茶目ぶりに女性読者の人気も急騰か!? 真性怪作「おれたちは生き苦しいのだ」「平田弘史のギャグマンガ」を併録!! 『日本凄絶史』『血だるま剣法』の衝撃を凌ぐ問題作!「人生如何生きるべきか?」を追求した異色私マンガを核に、希代の天才の“もう一つの顔"にスポットを当てたいわば「裏代表作選」!表と裏、両者を読み込んではじめてわかる平田劇画グルーヴに酔いしれろ!
平田弘史って家庭ではどんな感じなんだろう…?という好奇心で読んでみました。私が想像していた以上にとても家族仲が良くていいお父さんでした。家族もお父さんのキャラクターを楽しんでるって感じがします。後半からは平田弘史節が炸裂していくのですが、毎回ひとことコメントを寄せている奥様はどんな話題にもしっかり自分の意見を返していてすごいと思いました!いいご夫婦ですね。
しかしこれがヤングマガジンで連載されてたなんて驚きです。解説に『古くからのファンには賛否両論を呼び、著者を知らないヤングマガジンの大多数の読者からは困惑された』とあって笑いました!そりゃそうだ。でも連載を決めたのが由利さんだったと書いてあったので大納得(由利さんについては「20世紀のアフタヌーン ~由利編集長のはなし~」で知りました)。色んな意味で面白かったです。