絶妙におバカ
表紙もパッと見ちゃんとしてそうだけどおかしい。 絵のタッチとギャグのバランスが絶妙でめっちゃ笑える。
宇宙暦0156年、地球連邦政府と宇宙移民との抗争は激化していた。戦局を打開する為、地球連邦は新鋭宇宙軍用艦「ティラミス」を出航させる――。ティラミスの若きエース、スバル・イチノセは、眉目秀麗、成績優秀な天才パイロット。……だが彼の真の姿は、ティラミス艦内の集団生活に馴染めず、いつも専用機・汎用人型機動兵器デュランダルのコックピットにひきこもってばかりいる奴で……。孤独のコックピットギャグ、出撃!!
ギャグ漫画にはもったいないほど作画力があり、ストーリーの真面目っぽい時はSFロボットの王道と錯覚しそうになるのですが、それを必ずブチ壊してくるギャグ、とりわけ近年の現実社会への風刺っぽいのがツボに入って笑える作品でした。
完全にマンネリ化する前にほどよく完結させているのも好感が持てます。