クズだけどどこか憎めないダメ男と、のほほんとしたおおらかな女性の夫婦生活を描いた作品。全体的にほのぼのとしてて好きです。荘介殿の女癖の悪さや道のふところの広さに呆れつつ、いっぽうでなんだかこんな生活いいなぁと思ってしまう。さいしょは道のことを快くおもっていなかった荘介殿がだんだん道に惹かれていく様子がかわいい。道のほうは基本的におっとりしてて、クズな夫にも優しいのだけれど、その裏で元カレへの執着があることを匂わせたり、父との関係にすこし不穏な気配を孕んでいたり、芯のつよいところを見せたりと、ときどき闇が垣間見えるようでぞっとする。ふたりの微妙な距離感はたがいの無関心の裏返しなのでは?とも思ってしまうような描写もちらほら……
ほのぼのしつつもどこか怖い、でもやっぱり癒やされる、素敵な作品。
小ネタなどもたくさんあるので、何周でもたのしめるのもグッドポイント♡
六多先生は、BAから漫画家になったのですね。
いつかちゃんも、蜜郎君との出会いで綺麗になって、恋していくのかなあ。
メイクが自分に自信をつけてくれるって、やはり女性の特権で、良いのものだなと思う。
今はこのご時世、メイクすることも正直減ったし、手をかけることもほぼないのだけど、、女性が輝いていく姿って本当素敵だなって思います。
#1巻応援